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iPhone 6は、2013年9月10日にApple(アップル)から発売された第7世代モデルiPhone 5s(アイフォーン ファイブエス)の後継機種モデルです。
後継機種というだけあって、世代も”第8世代”に相応しい進化を遂げています。
アップルのプレゼンテーションでは前モデルと比較して、CPUのパフォーマンスが25%、GPUが50%向上したと謳っています。
Socプロセッサーで採用されている「Apple A8」は、2019年現在では多くのエントリーモデルAndroidスマートフォンに採用されているsnapdragon 660~630の中間地点に位置付けする性能です。
あまりピンとは来ないかもしれませんが、当時の水準で見ると非常にハイスペックなベンチマークスコアだったようです。
パフォーマンスの観点から考えると、現在でも通用する性能持っているiPhone 6はまだまだ現役使用が可能です。
早速ですが、今回の記事ではiPhone 6の中古品についてフォーカスしていこうと思います。
Contents
引用:Apple
機械製品という物は、 iPhoneに限らず世代交代を行うことで、基礎スペックが格段に上昇していきます。
もし、例えるならば”テレビゲーム機の進化”を想像して頂くのが分かりやすいかもしれません。
今回のiPhone 6も今までのモデル以上に大きな変貌を遂げました。
ここで特筆すべきな点は、ディスプレイサイズの大型化です。
iPhone 6からディスプレイが大型化したことで、以降のiPhone製品は徐々に大きくなっていきました。
これが後に”業界のトレンド化”と果たして、Androidスマートフォンの大型化も牽引する要因になっていきます。
また、2016年3月31日に販売されたiPhone 5の正統進化機種『iPhone SE(アイフォーン エスイー)』は、皮肉にも大型化していくiPhoneシリーズとは一線を画す人気製品に昇りつめ、2019年の現在でも根強い人気を持つiPhoneモデルになりました。
ですが、iPhoneシリーズの大型化は悪いことだけではありません。
片手での操作が難しくなった点は否めませんが、iPhoneシリーズの弱点だったバッテリー稼働時間が大幅に伸びました。
更に前モデルと比較しても0.7㎜薄くなったことで、スリムなデザインに仕上がり、次世代iPhoneという満足感をユーザーに与える動機にもなりました。
スペック的はCPU/GPU以外に、カメラ性能・通信速度の上昇・急速充電の対応や、新型のRetina HD displaysディスプレイと呼ばれる高解像度のディスプレイを採用と、旧来のモデルにはなかった新しい試みも加わり大幅なグレードアップを遂げました。
iPhoneシリーズは元々カメラやディスプレイといった、ユーザー体験を重視する部分への拘りを持っていたので、決して否定的な評判が多かった訳ではありませんでした。
第7世代iPhone5sから第8世代iPhone6への進化は、アップルの今後を左右する上でも転機だったのかもしれません。
iPhone 6からは、更なる大型のディスプレイを搭載した上位機種モデルiPhone 6 Plusの同時発売という2モデル構成の商品展開を始めることになりました。
発表当時は「アップルらしくない」とファンから大きな批難を浴びせられ、SNSでも話題を集めていました。
iPhone 5sの4インチディスプレイ→iPhone 6の4.7インチディスプレイ→iPhone 6 Plusの5.5インチディスプレイという変化に耐えられないアップルユーザーも多くいたようです。
両モデル間の主な違いと言えば、ディスプレイの大きさ・解像度、サイズ”の違い程度で、iPhone 6ではメールの表示が5件しか表示できないものの、6 Plusでは最大で6件もの表示をすることが可能となっている程度です。
他にはバッテリーの駆動時間も通常モデルより長いという特徴がありますが、その分重量も犠牲にしているのでメリットばかりという訳ではありませんでした。
しかし、大型モデルとしてのアドバンテージを活かした上位機種という製品の完成度は高いものに仕上がっていました。
日本国内では、2020年から順次サービスの提供となる次世代高速通信「5G」ですが、我々大衆向けに広く普及するにはまだまだ大きな時間が掛かりそうです。
しかし、アップル製品に先駆けるように、Androidスマートフォンでは既に5G通信に対応したスマートフォンが市場に出回り始めています。
また大手3キャリア、docomo/au/SoftBankは5Gの普及を急ぐにあたって、2025年を目途に随時、3G通信の終了を発表しています。
4G、LTEの通信が主流になっている現在でもまだまだiPhone 6シリーズが戦える余地はありそうです。
しかしiPhone 6シリーズはアップルのOSサポートが打切られたために、iOS12.4.2で止まっているというのが現状です。
最新版のOSサポートが切られるということは、セキュリティの観点から見ても脆弱性露呈以外の何ものでもありません。
最低限の使用用途であれば、今後も現役での使用に耐え得るパフォーマンスを持っているiPhone 6シリーズですが、そろそろサブ端末としての役割を持たせてあげるのが正解なのかもしれません。
例えば動作の軽いアプリケーションやデジタルカメラ代わりとしての使用、テザリング機能をメインにしたモバイルルーターのような扱い方も可能です。
筆者の見立てとしては修理やメンテナンスを定期的に続けていくことで、5Gが当たり前になった時代でもメディアプレイヤー・カーナビゲーションといった活躍の場が考えられます。
大型ディスプレイが標準になったiPhoneの最新機種達に比べれば、やや小ぶりでもあるモデルなので、今ではちょうどよいサイズ感です。
iPhone 6シリーズ以降のモデルは、サブスマートフォンとして、十分活躍できるポテンシャルを秘めていると言えます。
iPhone 6が、サブ端末として優秀でもあることはお伝えしました。
しかし所詮は旧型モデルです。本体の動作が重い場合も当然考慮しなければなりません。
もしも動作が不安定・カクツキがある場合は「IOS」のバージョンを確認し、サポートされている最新バージョンまで引き上げてみましょう。
OSのアップデートにはセキュリティ部分の修正やバグへの対処、動作を最適化して電力消費を効率化するといった内容も含まれています。
それではiPhoneシリーズをこれから購入するという場合、中古品の金額相場はどのくらいになるのでしょうか。
今回記載のデータにはバラツキがありますが、筆者が2019年11月12日に調べた時点でのおおよその価格帯をご紹介していきます。
Yahoo オークション | ¥4,000~10,000(備考:オークションの為1円出品が多い) |
ラクマ | ¥9,000~14,000(備考:比較的状態の良い物が多く、そういった商品は¥10,000以上の値) |
mercari | ¥5,900~12,000(備考:同上) |
じゃんぱら | ¥5,500~7,800(備考:大きな傷や塗装剥げが目立つ中古品の為安価) |
Yahoo オークション | ¥9,000~15,000(備考:mercariより状態の良い物が多い ) |
ラクマ | ¥9,900~22,000(備考:比較的状態の良い物が多く、そういった商品は¥20,000以上の値) |
mercari | ¥9,800~14,800(備考:傷や塗装剥げが目立つ中古品、使用感のあるものも多い) |
じゃんぱら | ¥16,800~19,800(備考:傷や塗装剥げが目立つ中古品と状態が良好な物) |
これらのデータ結果から、
・iPhone 6の平均的な価格は¥9,750
・iPhone 6 Plusの平均価格は¥15,500程度
という価格帯になりました。
また、あらゆるフリーマーケット市場でも、ジャンク品扱いになっている起動できない製品は¥2,000~¥3,000程度でした。
水没した製品が多く出回っているため、外装ボディーの状態が良好であれば中身を移植するのといったテクニックで格安に入手できるかもしれません。
当然難易度も高いマニアックな手法なのでオススメはできません。
しかし現在であれば、iPhoneの分解動画や修理の参考になるサイトを探すことで、簡単なディスプレイ交換やバッテリー交換等は素人の腕も可能になってしまいます。
もし、挑戦する機会があればディスプレイが割れたジャンク品は非常に狙い目ではないでしょうか。
他にも状態が良好なiPhoneを購入したい場合、インターネット通販では出品者側の判断基準が信用できないことも多いので、中古品については現物を見るのが一番良い方法です。
店舗の候補としては下記の通りになります。
ソフマップは状態が比較的に良好な商品が多いのでオススメできます。
ソフマップの店員はアップル製品に詳しい人が多く、細かな動作チェックや問題の指摘が初心者にも分かりやすいでしょう。
逆にHARD OFFはアルバイト店員が非常に多くて男女比が均等な割合の事も多いために、詳しい店員に会えるかは店舗と運次第になってしまいます。
その代わりに取扱商品数が多いので、状態が良いiPhone 6シリーズの中古品にも出会いやすいというメリットもあります。
現在では当たり前になったSIMロックフリー端末ですが、古い機種に至ってはSIMロックがかかっている端末も多く存在しています。
端末のSIMロックを解除することで、大手3キャリアの高額なプランに縛られず、自分好みの”MVNO業者(格安SIMカード提供し会社)”と自由な契約プランを探すことができます。
結果的に通話・通信費用などの月額利用料が安くなったり、通信制限の緩いプランで動画やゲームといった大容量の通信多く行えるといったメリットがあります。
しかし、残念なことに、iPhone6・iPhone6 PlusのSIMロック解除については購入先のキャリア側で解除をしてもらえないことが、わかっています。
それはSIMロックに関する法令が定められた時期と微妙な時期に位置する端末だからとも言われています。
キャリア側は、3社共にSIMロック解除の作業を受け付けてくれないので、中古品の購入時には”SIMロック解除済”の中古品や”海外版のSIMフリー端末”を選ぶのがベターです。
しかしここで気になるのは、SIMロック解除済の端末です。3社が解除してくれないのに解除済というのは一体どういうことなのでしょうか?
その答えは至ってシンプルです。「SIMロック解除アダプタ」というキットを用いて自前で解除した製品です。
SIMロック解除は自前で行うことも可能です。しかし、
・作業工程で失敗した上キットそのものが無駄になってしまう
・iPhoneそのものがジャンク品になってしまう
このような危険性も多く孕んだ作業なのです。
確かに自分で解除できるのは魅力的ですが、そのようなデメリットもあることは、事前に把握しておくのがセオリーです。
他にもSIMロック解除を代行してくれる「ファクトリーアンロック」というサービスを行ってくれる業者もあります。
こういったサービスに任せるのも手ですが、国内でファクトリーアンロックを行う業者は数が少ないため、海外業者を頼ることが多くなるケースもあります。
その場合は別の不安が出てきそうなので、できればあらかじめSIMロックが解除されている端末の購入を推奨したいところです。
ここまで紹介してきた内容を簡単にまとめてみました。
今回の記事ではiPhone 6シリーズの中古品についてご紹介してきました。
「サブ端末として欲しい」
「iPhoneデビューしてみたいけど試しに中古品での購入を検討している」
という人達の参考になれば幸いです。
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iPhone 5以前のモデルは、買取価格が100円になるか値段がつかないという場合が多いようです。
恐らくリサイクルショップでもそういった価格になる可能性は十分にありますので、オークションサイトなどに出品した方が懸命かもしれません。
保存状態が良く、箱や充電器といった付属品がすべて揃っているのであれば想像以上の高値がつく場合もあります。
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