最新のiPadの中で、あなたにおすすめの機種は何だと思いますか?今やiPadはただのエンタメコンテンツとしてだけでなく、ビジネスにも大きな影響を与える事が出来る媒体となっています。動画コンテンツを楽しんだり、サブPCとしての働きをするマルチタスク媒体がiPadです。
そこでこの記事では、iPhone各モデルの最新機種を紹介していきます。それぞれの基本情報と各スペックの比較を進めていき、あなたがどのモデルを買うべきかどうかの参考になれば良いと思います。
タブレットを買う事を検討しているならiPadで決まりです。ぜひこの記事を読んで、自分に合うiPadを探してみましょう。
引用:Apple
一口にiPadと言っても、意外と種類がある事をご存知ですか?まず初めに4種類あるiPadのモデルをそれぞれ紹介していきます。
基本モデルであるiPad。現在は、2019年の9月に発表された第7世代モデルが最新のものになっています。所謂ノーマルなiPadと呼ぶにふさわしい、手軽に利用出来る価格設定と使いやすさが魅力です。
純正品であるiPadpencilやSmartkeyboardには対応しており、利便性の高い性能を持つ一方で、液晶画面素材は少しクオリティを落として安価を実現しています。アプリの複数起動も可能となっており、作業効率の最大化が出来ます。
名前の通り、基本モデルと比較して薄型で重量な端末は正にiPad「Air」です。現行の最新モデルは2019年3月18日発表の第3世代。ランク付けとしては、iPad基本モデルより少し高性能、といった所です。
薄型軽量以外にも、処理性能を初めとする基礎性能の高さは全て基本モデルを上回っています。もちろんアプリの複数起動も出来るので、Applepencilと組み合わせるとタッチパネルを利用出来るPCとして非常に便利です。
3Dゲームなどの対象アプリでは、ARを自在に楽しめます。リアルな映像美やエフェクト迫力など、今までに体験した事の無いコンテンツを堪能する事が出来ますよ。ゲームだけでなく買物等の実用的な部分にもARは活用出来て、正に日常生活をハックしてくれる画期的なモデルと言えるでしょう。
iPadシリーズの中で最強モデルなのがこのiPadProです。各モデルで利用出来る機能のほぼ全てを最高レベルで兼ね備えており、ビジネスを初めとする高い需要に対し、期待以上の成果を挙げてくれるモデルです。
現在、最新モデルとされているのは今年の3月に発表されたばかりの第4世代です。iPadシリーズ唯一のFaceID対応や1TBの大容量モデル展開、最新最高の処理チップ搭載など、その性能の高さは挙げ尽くせません。
特にビジネスにおける貢献度は群を抜いており、サブコンピューターの域を超えて、これ1台で全てが出来る、と言っても良い程です。4Kビデオ編集、3Dデザイン、AR体験など、グラフィック面での性能向上も著しく、これらの機能を収益に繋げるビジネスマンやエンターテイナーも数多くいます。
ストレージは、音楽・動画・アプリのインストールやダウンロード、写真の保存等で容量を使います。後からストレージ容量を拡張することはできないので、長くiPadを使い続けたい方にもおすすめです。
最後は、iPhoneの延長と言えるモデルのiPadmini。現行最新の第5世代(2020年3月発表)は、7.9インチで、iPhone11と比べてもわずか二回り程度の大きさです。
利用の目的におすすめなのが動画視聴や電子書籍など、iPhoneの延長と言える事が多いモデルです非常に持ち運びが手軽で、コンパクトやデザインのiPadminiは、子供向けにもおすすめで、iPhoneと抱き合わせで購入し、子供用として活用している人もいます。
その小型な見た目から機能面は弱いと思われがちですが、実は基本モデルと比較しても性能は引けを取りません。特にグラフィック面は画面が小さい分、解像度には非常に注力しており、細かいピクセルを詰め込んで鮮明なデザイニングを実現しています。
第5世代に採用された「True Tone」というホワイトバランスを自然調整する機能は、ディスプレイの見やすさを更に向上されており、小さなモデルでも使いにくさを全く感じさせません。
Applepencilにも対応しているので、iPadProとまではいきませんが、ビジネスの際のセサブ媒体として大いに活躍してくれるモデルと言えますね。
iPad各種モデルについての基本情報を紹介したところで、実際にそれぞれのモデルのどこが優れていてどこが劣っているか、各種モデルのスペックを比較していこうと思います。この部分を注視して検討する事で、あなたにおすすめのiPadモデルがよりはっきり分かるので、ぜひチェックしてみて下さい。
iPad各種モデルの端末本体のサイズと重さを比較していきます。大きさ・重さ=使いやすさに直結する重要なファクターなので、しっかり確認していきましょう。
各種モデル | iPad | iPad Air | iPad Pro | iPad mini |
画面サイズ | 10.2インチ | 10.5インチ | 12.9インチ | 7.9インチ |
高さ | 250.6 mm | 250.6 mm | 280.6 mm | 203.2 mm |
幅 | 174.1 mm | 174.1 mm | 214.9 mm | 134.8 mm |
厚さ | 7.5 mm | 6.1 mm | 5.9 mm | 6.1 mm |
重さ | 483 g | 456 g | 641 g | 300.5 g |
一番重いiPadProと一番軽いiPadminiでは300g以上の重量差が生じています。もちろんそれぞれの性能には差があるので、一概に軽い方が良いとは言えませんが、もし使いやすさや持ち運びやすさを重視するなら、小さく軽いiPadminiがおすすめかもしれません。
大切なのはそのiPad各種モデルを使用する目的です。その目的に最も適したモデルをしっかりと吟味し、一番合う物を検討していきましょう。
iPadの各種モデルで展開されているデータ容量をまとめてみましょう。動画や音楽、アプリなど多くのデータを保存出来る事は魅力です。
各種モデル | iPad | iPad Air | iPad Pro | iPad mini |
32GB | ◯ | – | – | – |
64GB | – | ◯ | – | ◯ |
128GB | ◯ | – | ◯ | – |
256GB | – | ◯ | ◯ | ◯ |
512GB | – | – | ◯ | – |
1TB | – | – | ◯ | – |
多くのデータ容量が展開されている各種モデルの中でも、最小容量はiPadの32GBモデル、また最大容量はiPad Proで展開されている1TBモデルです。
尚、このデータ容量以外にもiCloudやGoogleドライブなどのクラウドサービスを活用する事が出来るので、大きい方が必ずしも良いとは限りません。容量の大きいモデルはそれだけ販売価格の高さなどがネックになってくる為、自身の目的とのバランスを鑑みましょう。
参考までに、保存が出来る写真枚数で簡易的に容量の大きさを表してみると、
となります。あくまで参考程度ですが、目安として使ってみて下さい。
iPadの利用目的の一つである、カメラを使った撮影性能を比較してみましょう。
各種モデル | iPad | iPad Air | iPad Pro | iPad mini |
バックカメラ | 800万画素ƒ/2.4絞り値 | 800万画素ƒ/2.4絞り値 | 広角カメラ:12万画素、ƒ/1.8絞り値超広角カメラ:10万画素、ƒ/2.4絞り値、125°視野角 | 800万画素ƒ/2.4絞り値 |
フロントカメラ | 120万画素 | 700万画素 | 700万画素Face ID対応 | 700万画素 |
ポートレートモード(フロントカメラ) | – | – | ◯ | – |
アニ文字 | – | – | ◯ | – |
この中で特筆すべきモデルはやはりiPadproでしょう。ずば抜けて高いカメラ性能に加え、超広角カメラやポートレートモード、アニ文字などの最新機能も搭載しています。画素数自体は各種モデルで大きな差は無いものの、iPadのフロントカメラ(=インカメラ)が少し画素数が低くなっているので、注意しましょう。
4Kビデオ撮影もiPadproだけの機能なので、商用にiPadカメラを使う方については、間違い無くiPadProがおすすめ出来ますね。
各種モデルの解像度を比較していきます。詳細データもAppleから明示されていますが、詳しい人でないと読み切れないデータなので、分かりやすく噛み砕いて説明していきます。
解像度の高さとのリンク率が大きい画面サイズについては、iPadProが最も大きいディスプレイ画面を実現しています。これはFaceID導入によりホームボタン撤廃を可能にし、その分をフルディスプレイに回す事が出来たからです。
そして実際の解像度もiPadproが最も高く、鮮明なグラフィックを実現していますが、大まかに見るとiPadAirも引けを取らず高い解像度を誇ります。どちらにも搭載されている広色域ディスプレイやTrueToneディスプレイによって、美しく見やすい解像度が生まれているのです。
敢えてiPadproとiPadAirで差をつける部分を紹介するのであれば、iPadproにのみ、動きのあるグラフィックをより綺麗に表示するProMotion機能がついており、この部分を踏まえてやはりiPadproが最も優れていると言えるでしょう。
iPad各種モデルの処理性能の違いはいかがでしょうか。娯楽だけでなくビジネスにも多用されるiPadにおいて、処理速度の速さは非常に重要なファクターの一つと言えます。それぞれのモデルに採用されている処理チップを比較し、高速化性能・省電力性能を吟味してみましょう。
各種モデル | iPad | iPad Air | iPad Pro | iPad mini |
処理チップ | A10 Fusion | A12 Bionic | A12Z Bionic | A12 Bionic |
それぞれよく分からない名前ばかりが並んでいますが、処理性能の高さで並べると、
iPadPro>iPadAir・iPadmini>iPadとなります。
処理チップの性能の高さは上述の通り、処理の高速化や、処理時の省電力性能に直結していますが、これはiPhoneの各モデルにも同じチップが搭載されています。
例えば、iPadに採用されているA10Fusionという処理チップは、同様の物がiPhone7に採用されており、iPadAir・iPadminiに採用されているA12Bionicは、iPhoneXS採用されています。iPad同士で比較しても分かりづらいですが、iPhoneシリーズに言い換えて比べるとその性能差は一目瞭然です。
尚、iPadProに搭載されているチップは、現行のiPhoneモデルには採用されていません。これはつまりiPadpro専用の処理チップであり、その性能の高さを照明しています。くと安
iPad各種モデルのバッテリー稼働時間を見比べてみましょう。
モデル | iPad | iPad Air | iPad Pro | iPad mini |
バッテリー(Wi-Fi利用) | 最大10時間 | 最大10時間 | 最大10時間 | 最大10時間 |
実は各種モデルのバッテリー稼働時間は最大10時間で同一です。ほとんど差は無いので、この点については大きく特徴が分かれるといった事はありません。WiFiを利用しない場合(Cellular利用)の場合でも最大9時間でほぼ同じですので、比較検討はしずらい観点と言えます。
iPadを利用する際に付いて回る大切な機能がスピーカー機能です。音楽や動画はもちろん、ゲームやオーディオ書籍など、たくさんの場面でスピーカーを使用する場面があります。簡単にではありますが、スピーカー性能を比較してみましょう。
各種モデル | iPad | iPad Air | iPad Pro | iPad mini |
スピーカーモデル | 2スピーカー | 2スピーカー | 4スピーカー | 2スピーカー |
iPad各種モデルのは、2スピーカーと4スピーカーが採用されており、iPadproのみ4スピーカーモデルとなっています。
2スピーカーモデルについては、ステレオでしっかりバランスの取れた音が再生されるのは縦向きの向きで使った時だけですが、iPadproの4スピーカーは向きに関わらずステレオスピーカーでバランスの良い音を再生する事が出来ます。この4スピーカーでは、低音高音を分けて再生しているので、音の迫力も段違いです。
ちなみにイヤホンなどを利用する場合は、スピーカーのモデルは関係しないので御安心下さい。
各種モデル | iPad | iPad Air | iPad Pro | iPad mini |
Apple Pencil (第1世代) | ◯ | ◯ | – | ◯ |
Apple Pencil (第2世代) | – | – | ◯ | – |
以前は利用出来ないモデルもありましたが、今は全てのモデルでApplepencilが利用出来ます。しかし、第2世代の新型Applepencilを使えるモデルについては、現状iPadproだけとなっています。
第2世代の大きな特徴は、iPadpro本体端末の側面に付けているとそれだけで充電が出来たり、ペンシルの種類が簡単操作で変更出来たり、多くの最新機能が搭載されている優れ物です。
近年では、iPadをクリエイティブな仕事に活用する人も増えており、その様な場面での利用頻度が多い方は、第2世代Applepencilが使える、iPadproがおすすめです。
最後に、iPadを選ぶ際に重視するべきポイントを紹介していきます。これらのポイントをしっかりと比較・検討する事で、あなたに合ったおすすめのiPadを選ぶ事が出来ますよ。
あなたがiPadを使用する目的は何ですか?コンテンツを中心にした娯楽である場合もあれば、ガッツリとビジネスに活用をする場合もあるかと思います。大切なのは、その目的に対してどのiPadのモデルが一番使いやすいか、分かりやすく言えば、その目的にはどのモデルが最も適しているか、を吟味する必要があります。
例えば、一番多機能高性能のiPadProを買ったとしても、iPadの使用用途がお子さんの動画視聴やゲームなどであれば、それらの機能性能は宝の持ち腐れとなります。せっかく高いお金を払っているのにもったいないですよね。それだけの目的の場合は、基本モデルのiPadでも充分でしょう。
この様にどういう場面でiPadを使うか、それに最も適したモデルはどれか、という観点を、一つの選定基準にしてみてはいかがですか?
iPad各種モデルは基本的にサイズ感は絶大に変わりはしていませんが、それでもiPadminiとiPadproでは目視でも分かるくらいサイズが異なっています。そして、そのiPadを使う場面によってはそのサイズ感の違いが、意外と気になってしまう事もあるのです。
また、あなたが普段使うカバンなどのサイズとの互換性も意識してみましょう。持ち歩きをしたいのに、カバンやポーチに入らなければ本末転倒です。iPadを使用するシチュエーションを想像した上で、各種モデルのサイズを一度確認してみましょう。
機能面もやはり重要視するべき項目の一つです。特に、娯楽以外にビジネスや商用に利用する場合は、iPad各種モデルの機能の上下で結果が大きく変わってくる事もありますよね。
考えるべきは、自身がiPadを使用する事柄に対して、どれくらいの価値を付けるか。高額なiPadproを購入してでも効率化を図るべき内容かどうかを鑑みてみましょう。その上で、もし買うべきと判断したら、それは未来の時間への投資とポジティブに捉える事が出来ますよね。
最後に意識するべきは販売価格です。今までの情報を精査し、あなたに合ったiPadのモデルは買うに値する販売価格かどうかを、最後にもう一度検討してみましょう。
実はもう一段回ランクの高いモデルの方が費用対効果が高いかもしれない、もしくはもっと低いランクのモデルでも充分かもしれない、そんな問いを自分にかけてみましょう。その上で納得出来たのであれば、それがあなたにとって最高のiPadと言う事になりますよね。
2020年5月現在、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大によって、国民の多くの仕事はリモートワークに移行されています。そんなリモートワーク推進の今の状況で仕事を効率化されるのにおすすめなのがiPadです。
iPadはただの動画視聴媒体やゲーム媒体だけでなく、ビジネスに大きな影響をもたらしてくれます。PCよりも手軽に使えて、持ち運びも非常にしやすいiPadは、利便性はもはやPC以上と言って良いクオリティです。
別途キーボードを活用する事で、更に仕事の効率化を加速させる事が出来ます。iPadを使ったリモートワークの可能性は今でも広がっており、感染拡大が落ち着いた後もワークモデルの基礎になる可能性が大きくあります。今の内から積極的に活用をしていく事をおすすめします。