

iPhone SE2の噂

2020年に『iPhone SE2』が発表されるとの噂が広まってきている。だが、iPhone SE 2とは一体どのような物になりそうなのか、今回の記事ではその噂について記事にしてみた。
『iPhone SE2』を語る前に『iPhone SE』が存在している
今からおよそ3年程前に遡る。2016年3月に発売された『iPhone SE』は旧型モデル『iPhone 5s』の実施的にな後継機種に当たるモデルだ。そして、人気の高さ故に2019年1月21日にアメリカで再販された。数世代前のモデルでありながらも即座に完売するという事態が起きたのだ。
絶妙なサイズ感と近年のスマートフォンの様な過剰なスペックを持たないiPhone SEは、その使いやすさから多くの支持を集めており、 世界中からもiPhone SE2の販売を望む声が大きいのである。
新品状態でも3万円台から購入できる
iPhone SEの特徴として第一に挙がるのが“価格”だ。
最新の機種『iPhone 11』から一つ前のモデル『iPhone XS』などの高スペックモデルは容量次第では10万円を超えるものも存在しているが、iPhone SEは最小構成の32GBが39,800円という価格で購入する事ができる。高値が付きやすい人気のSIMフリーモデルiPhoneだが、3~4万円代でSIMフリーなiPhoneを購入できるのは大きな強みだ。
絶妙なサイズ感
現在多く流通しているiPhoneシリーズ・Androidスマートフォンは業界やメーカーのトレンドでもあるのか、6インチのディスプレイを採用している物が多く、とても片手で操作するのは難しい。正直、”スマート”な”フォン”ではないのでは?と感じているのは筆者だけではないはず。そんな大型化が進む中、iPhone SEは4インチクラスの絶妙なサイズ感なのである。
iPhone SEと同じサイズ感のiPhoneは旧型モデルの『iPhone 5s』しかない。最近の携帯電話は大きすぎて使いにくい。確かに高い性能が起因して出来る事は増えたかもしれない。しかし、”ミニマリズム”という価値観が浸透しつつある今の世の中ではiPhone SEの様な最低限のサイズ感と性能を持つiPhoneのニーズが高まっているのだ。
iPhone SE2の特徴

iPhone SEは”SE(Special Editionの略)”の名前を冠している通り、iPhoneシリーズでも特殊な位置付けだ。その実態は廉価版iPhoneでありApple製品の欠点である”高価格”という部分を解消しているモデルの為、誰もが手を伸ばしやすい。また、「最近のiPhoneは大型化が進み過ぎて重く使い難い」という古参のファンでも満足できるサイズ感は大きな特徴。
兼ねてより噂されているiPhone SE2ではこのデザインやサイズ感を踏襲しつつ、カメラ性能からプロセッサーのパフォーマンスといったスペックそのものを向上させた製品を期待されており、それが製品の特徴になるのではないかと噂されている。
また、iPhone SEの発売から3年が経過したにも関わらず、何故2019年のに今になって再販されたのか?という観点から推測するに、iPhone SEの後継機種が本当に望まれているのかAppleの実験的なマーケティング調査ではないかとする声が多かった。
iPhone SE2の発売日・発表日
当初は2018年第1四半期に発表と報じられ、その後の開発者向けのイベント「WWDC18」で2018年5月に発表すると報じられていたが、結局実現する事はなかった。
Apple製品について特に信憑性の高いリーカーである「Ming-Chi Kuo」氏の話では2020年第1四半期、2020年の3月頃には発表されるとしていた。
Appleは過去に2016年3月開催のスペシャルイベントにて「iPhone SE」を発表していた為、丁度4年後の2020年3月に「iPhone SE 2」を発表するという可能性があるようだ。
噂画像・リーク画像
iPhone SE 2には様々な噂が入り混じり、ジョークやフェイクとする画像が多く混在しており大変混沌としている。今回はその幾つかを紹介していきたい。
iPhone SE2のデザイン、サイズ・カラーバリエーション予想

iPhone SEのユーザーが期待しているのは、そのままのサイズ感で性能が向上している事。しかし出回っている”噂”によると『iPhone 8』と同じサイズになるようだ。
噂を基に予想するとiPhone SEのデザインはそのまま引き継がれ、フロントはぶ厚いベゼルを備えた4.7インチのディスプレイ。指紋認証付きのホームボタン搭載し背面はアルミからガラスに変更。カメラ部分はiPhone 8と同様の本体から突起した形状になるようだ。
また、イヤホン端子が廃止されBluetooth接続が標準になるそうだ。残念ながらここまで詳細な情報があるにも関わらず、カラーバリエーションに関しての噂は未だ出回っていない。
iPhone SE2の価格帯予想

iPhone SEは32GBが39,800円、128GBは50,800円というプライスだった。予想されているiPhone SE2の価格帯は”399ドル(約4万5000円)”。初代iPhone SEと比較しても、現行モデルよりは手頃な値段帯に感じる。
ストレージ・容量

iPhone SEと同様に”32GB”と”128GB”の2種類のみと予想されている。
Touch ID・Face IDについて、ワイヤレス充電はどうなるのか?

リーカーの情報ではFaceIDは搭載されていない。しかし指紋認証によるTouch IDはあるようだ。これは旧型モデルで採用している物を流用して製造コストを下げているのかもしれない。
また、端末の背面がガラス素材に変更されている事を考えるとワイヤレス充電には対応していそうだ。リーカーの情報では実際にQi規格に対応したワイヤレス充電が可能との事。
バッテリー容量は1700mAhに上昇しており、以前のiPhone SEで採用しているバッテリーは1624mAhだ。もし、プロセッサにiPhone 11で使用している『Apple A13 Bionic』が同じ様に採用されれば大きな電力効率を期待できるのでバッテリー持ちは良いのかもしれない。

もし、噂が本当であれば高水準なパフォーマンスも期待できるかもしれない。
カメラ&ディスプレイ

カメラやディスプレイについての情報は少ないのが現状だ。Ming-Chi Kuo氏の情報ではハードウェアはiPhone 8とほぼ同様のもの。つまり、リーカー通りであればiPhone 8と同じスペックになりそうだ。
2020年は『iPhone SE2』&『iPhone 12』に?
2020年に発売されるiPhoneでは『iPhone 12』も予想できる。iPhone SE2の噂は長らく出回っているものでもあるので可能性としては十分だ。2020年の秋頃に発表されそうな”12”とは時期をずらすのかもしれない。どちらにせよ、iPhone SEと新型のナンバリングiPhoneでは購入層も大きく異なるので、楽しみに待っているSEファンも多いようだ。
まとめ
iPhone SE2の現在判明している情報は、発売までに変更される場合もある。現状のスペックは下記のようになっている。まだまだ発表までに時間があるので、情報が入り次第随時更新していきたい。
構造 | ガラス、アルミフレーム |
ディスプレイ | 4.7インチ 1,334*750ピクセル |
アウトカメラ | 12メガピクセル f/1.8 |
インカメラ | 7メガピクセル f/2.2 |
容量 | 32GB/128GB |
バッテリー | 1,700mAh |
ワイヤレス充電 | 対応 |
メモリ | 3GB |