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iPhoneにはたくさんの機種があります。買取・下取の査定に出す際はどの機種であるかが非常に重要なポイントになりますが、実はiPhone本体の外観には機種名がはっきりと記載されていません。
しかしモデル番号が分かれば、お使いのiPhoneがどの機種なのかがわかります。そこで今回は、iPhoneのモデル番号の調べ方について解説していきます。
iPhoneのモデル番号は、「設定画面からの確認」や「デバイス本体での確認」で調べることができます。まずはそれぞれの方法について解説していきます。
端末内の「設定」アプリから「一般」→「情報」とタップしていけば、iPhone端末のモデル番号を確認できます。
情報ページの「モデル番号」の欄に記載されたアルファベットの“A”+4桁の数字がモデル番号になります。なおモデル番号の欄には違う文字列(部品番号)が表示されている場合がありますが、タップするとAから始まるモデル番号に切り替わります。
ちなみにこちらの「情報」の一覧からは、同時に機種名や容量なども確認が可能です。
※iPhone端末のほか、iPadやiPod touchの場合も同様に設定アプリからモデル番号を確認することができます。
電源を入れていない状態でも、端末から直接モデル番号の確認ができます。
iPhone7以前のモデルは背面に小さな文字で表記がされているので、そこをよく読むとAから始まるモデル番号がわかります。iPadやiPod touchの場合も同様になります。
iPhone8以降になると背面の英語表記はなくなりますが、SIMトレイを取り出しスロットの中をよくみるとモデル番号の記載が確認できます。
eSIM対応モデルなどでSIMトレイがなくスロットの中で確認できない端末の場合は、LightningコネクタまたはUSB-Cコネクタの内部を確認しましょう。ややわかりにくい記載なので、明るい光がある場所でチェックするようにしましょう。
iPhoneのモデル番号は、機種別に異なります。また機種によっては、地域ごとに異なる場合があります。
ここからは機種別のiPhoneモデル番号について解説していきます。機種からモデル番号が知りたい、モデル番号から機種名を知りたいという際に参照してください。
iPhone15 Pro Maxは2023年秋に発売した機種です。同年発売のシリーズの中でも最もハイスペックなProシリーズで、6.7 インチの大きなディスプレイと光学5倍の望遠カメラが特徴です。
ブラックチタニウム、ホワイトチタニウム、ブルーチタニウム、ナチュラルチタニウムの4カラー展開があります。
iPhone15Proのモデル番号は上記の通りです。Proシリーズの特徴である3つのカメラ、そして6.1インチの画面で操作性に優れています。
背面はテクスチャードマットガラス、そしてフレームはチタニウム製となっており高級感があります。なお15Proからは128GBがなくなり、最低容量が256GBに変わっています。
iPhone15シリーズの大画面モデルがこちらです。ブラック、ブルー、グリーン、イエロー、ピンクの5カラー展開で、パステル調の色味をしています。
6.7インチのディスプレイが特徴で、バッテリー性能もiPhone15より長持ちすると言われています。
2023年発売のiPhone15シリーズのうち、最もスタンダードなモデルがこちらです。iPhone15シリーズはこれまでのLightningコネクタが廃止され、USB-Cコネクタが採用されたことで話題になりました。
iPhone14シリーズに比べ5,000円の値上げとなっており、128GBで124,800円(税込)の価格となっています。
iPhone14シリーズの発売は2022年秋でした。4つのシリーズが登場していて、もっともハイエンドモデルが6.7インチのPro Maxとなります。
2022年秋発売のiPhone14Proで、MAXとの最大の違いは画面サイズが6.1インチであるところです。14Proシリーズにはシルバー、ゴールド、スペースブラック、ディープパープルの4カラーがあります。
iPhone14シリーズはミッドナイト・スターライト・(PRODUCT)RED・ブルー・パープル・イエローの6色展開です。Plusシリーズは画面サイズ6.7インチと大きいです。
iPhone14シリーズのスタンダードモデルがこちらです。iPhone13シリーズとサイズ感などは似ていますが、カメラ性能やバッテリー性能の向上、そして衝突事故検出機能などの新たな搭載が話題となりました。
なお14シリーズからは、米国モデルにSIMトレーがなくなっています。
ホームボタンのあるiPhoneを好まれる方に人気のSEシリーズで、第3世代は2022年3月にリリースされました。
ホームボタンにはTouchIDが内蔵されています。
iPhone13シリーズは2021年秋にリリースされたモデルです。Proシリーズは大幅に性能向上したカメラ・ディスプレイで人気を集めました。
iPhone13Proのモデル番号は上記の通りです。13Pro Maxと同じカラー展開で、グラファイト・ゴールド・シルバー・シエラブルー・アルパイングリーンの5カラーがあります。
2021年発売のiPhone13シリーズのうち、最もスタンダードなモデルがこちらです。なお13シリーズまでは、Plusサイズの展開はありませんでした。
カラーは(PRODUCT)RED・スターライト・ミッドナイト・ブルー・ピンク・グリーンの6種類があります。
iPhone13まではPlusシリーズがなかった代わりに、画面サイズ5.4インチのminiシリーズが展開されていました。なおiPhone13シリーズは、初めてシネマティックモードが搭載されたことでも話題となっています。
iPhone12シリーズは2020年秋に登場したモデルとなります。上位モデルである12Proシリーズは、初めてLiDARスキャナが搭載されカメラ性能が大幅に向上したことが話題となりました。
iPhone12Proのモデル番号は上記の通りです。12Proシリーズは4カラーで、シルバー・グラファイト・ゴールド・パシフィックブルーが登場していました。
iPhone12シリーズのスタンダードモデルがこちらです。iPhoneシリーズの中では初めて5Gに対応した端末となります。カラーはブラック・ホワイト・(PRODUCT)RED・グリーン・ブルー・パープルの6種があります。
Proに比べると下位互換ではあるものの、11シリーズに比べ大幅に写真の質が向上しています。
iPhone12シリーズのminiサイズ(5.4インチ)モデルです。色展開などはスタンダードモデルと同様ですが、iPhone12が10月リリースであったのに対し、12miniは11月とやや遅れての発売でした。
iPhone SEの第2世代は2020年4月に発売されています。8シリーズの頃には搭載されていなかったデュアルSIMに対応したモデルとなります。
カラーはホワイト、ブラック、(PRODUCT)REDの3種類があります。iPhone Xシリーズからボタンなしの全面ディスプレイモデルが増えたため、ホームボタン付きの端末としてファンから人気を集めました。
iPhone11シリーズは2019年秋にリリースされました。シルバー、スペースグレイ、ゴールド、ミッドナイトグリーンの4カラーが登場しています。
12Pro Maxからはサイズが6.7インチであるのに対し、11Pro Maxは6.5インチのディスプレイサイズとなっています。
iPhone11Proは5.8インチのディスプレイサイズです。Proシリーズの特徴である3つのカメラレンズは、当時ブームとなったタピオカに見た目が似ていたことから“タピオカレンズ”の愛称で親しまれていました。
Proと名のつく上位シリーズは、このiPhone11Proからスタートしています。
こちらはiPhone11シリーズの最もスタンダードなモデルです。なおiPhone11シリーズはPro Max、Proおよびスタンダードモデルの11のみで、miniやPlusはありません。
パープル・グリーン・イエロー・ブラック・ホワイト・(PRODUCT)REDの6色があります。
iPhone XSは2018年9月発売のモデルです。2017年に発売されたiPhone Xを踏襲した「ベゼルレスモデル」となっています。
カラーはシルバー・スペースグレイ・ゴールドの3種類があります。
iPhone XSシリーズのうち、6.5インチのディスプレイを持つMAXタイプです。従来よりも大きな端末サイズとしてリリースされたことが話題になりました。
2018年10月発売のiPhoneです。XSと同じように2017年発売のXを踏襲したモデルですが、こちらはXSよりも廉価版となっています。
色展開が従来端末から一新されていて、ブラック・ホワイト・ブルー・イエロー・コーラル・(PRODUCT)REDという6色があります。
2017年11月にリリースされたモデルで、iPhone発売から10周年であることを記念し作られました。ホームボタンなしの全面ディスプレイとなったのはこの端末が初めてです。ホームボタンによる指紋認証がなくなった代わりに、顔認証が採用されています。
2017年9月にリリースされたiPhoneです。同年にiPhone Xもリリースされていますが、こちらはホームボタン付きのモデルであるところが大きな違いになります。
ワイヤレス充電に対応した初の端末となりました。
iPhone8シリーズのPlusサイズモデルです。ただし現行のような6.7インチではなく、こちらは5.5インチのディスプレイサイズになります。
ゴールド・シルバー・スペースグレイ・(PRODUCT)REDの4色がリリースされていました。
2016年発売のiPhoneで、4.7インチのディスプレイサイズです。こちらの機種までは、モデル番号が背面に記載されているのを確認できます。
従来端末に比べイヤホンジャックが廃止になっています。
iPhone7シリーズのPlusモデルで、5.5インチサイズのディスプレイが採用されています。
モデル番号は複数ありますが、日本で発売されていたのはA1785であり、FeliCaに対応しているのが特徴です。
2016年3月にリリースされた、いわゆる第1世代のiPhone SEとなります。大型化が進んでいたiPhone商品の中で、小型化した端末としてリリースされました。スペースグレイ・シルバー・ゴールド・ローズゴールドの4種類があります。
2015年秋にリリースされたiPhoneで、3D Touch機能が初搭載された端末として話題になりました。スペースグレイ・シルバー・ゴールド・ローズゴールドの4種類があります。
5.5インチディスプレイのPlusサイズのiPhoneです。6sとの大きな違いは画面および端末のサイズです。
2014年秋にリリースされたiPhoneです。これまでのiPhoneに比べサイズが一気に大きくなっており、スタンダードタイプで4.7インチ、Plusサイズで5.5インチとなったことが話題になりました。
大きめディスプレイのiPhone6Plusです。色はスペースグレイ・シルバー・ゴールドの3種が発売されていました。
Plusサイズは初登場したのがこの端末からとなっています。
2013年秋リリースのiPhoneで、6つのモデル番号があります。
日本国内でドコモが加わった初の端末で、国内のiPhoneユーザーが増えるきっかけにもなっています。
カラフルなポリカーボネート素材を背面に使ったiPhoneで、ホワイト・ブルー・ピンク・グリーン・イエローといった遊び心のあるカラーが揃っていると人気を集めました。
2012年秋にリリースされた端末です。この端末より、アップル製品の特徴であるLightningケーブルが採用されるようになりました。
カラーはブラック・ホワイトの2色となっています。
2011年秋にリリースされたモデルで、今は亡きスティーブ・ジョブズ氏が最後に携わったiPhoneでもあります。ブラックおよびホワイトのカラーがあります。auでの取り扱いが開始したのはこのiPhone4sからです。
2010年6月にリリースされた端末で、インカメラ付きであることが当時の特徴でした。また4までは、8Gという低容量の端末が存在していました。
現在のiPhoneの見た目とはかなり異なる丸みを帯びた端末で、iPhone3Gの新バージョンとして2009年夏にリリースされました。
見た目は3Gに似ていますが処理スピードが大幅に上昇しています。
2008年夏に発売されたiPhoneで、iPhoneとしては第2世代機種となります。3Gデータ通信規格に対応し待望の日本上陸、発売前から長蛇の列ができるほどの人気品となりました。
いわゆる初代のiPhoneで、2007年6月に発売されています。日本では未発売であり、アメリカ・イギリス・フランス・ドイツ・アイルランド共和国・オーストリアでのみ販売されていました。
2007年の夏に初めて登場したiPhoneは、2023年までの16年間で40種類を超える端末がリリースされてきました。それぞれ機種名やスペックが異なっていますが、モデル番号が割り振られているため番号を確認することでどの端末であるのかがわかるようになっています。
端末の種類ごとに価値や下取り価格も変わってくるので、手元にあるiPhoneの種類が気になるという方はぜひモデル番号からどの機種であるのかをチェックしてみてください。