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水辺や水回りでスマートフォンを使いたいと考える方は多いのではないでしょうか。
しかし、精密機械であるスマートフォンは水に弱く、故障の原因となることもあります。そんなときに役立つのが「スマホ防水ケース」です。
防水ケースを使用すれば、水によるトラブルを回避しながら、安心してスマホを使うことができます。
なおスマホ防水ケースには、さまざまな種類があります。中には100均で買えるものもあるので、ぜひチェックしてみましょう。
ここではスマホ防水ケースの選び方や特徴などを紹介していきます。
「スマホの防水ケースの選び方は?」
「100均のスマホ防水ケースは実際どう?」
「防水ケース使用上の注意点は?」
このような疑問にもお答えしていきます。
Contents
スマホの防水ケースは、雨や水からスマートフォンを守るために設計されたケースです。多くの防水ケースは、防水性能だけでなく防塵性能も備えており、砂や埃からもスマホを守ることができます。
製品にもよりますが素材は塩化ビニールやプラスチックなどが採用されていて、スマートフォンを密封するように包み込むことができます。
製品の中にはスマホを入れた状態でもタッチ操作ができるようになっているものもあり、水の近くで動画をみたり、カメラを起動したりと役に立ちます。
最近ではバリエーションが増え、ストラップ付きで持ち運びやすいもの、キッチンやお風呂の壁に取り付けられるタイプなど、さまざまなデザインが登場しています。
防水ケースを選ぶ際、最も注目すべきポイントは防塵性能と防水性能です。防塵および防水のレベルはIP(International Protection)という規格で表示されています。
この頃のスマホ防水ケースには「IP68」といった表記が書かれていることがほとんどです。IPに続く前の数字は防塵性能の等級、後ろの数字は防水性能の等級を表します。
つまりIP68と書かれたスマホ防水ケースは、6級の防塵性能と8級の防水性能を備えていることを示しています。
防塵性能の等級 | IPコード | 内容 |
0(低) | IP0X | 保護されていない |
1 | IP1X | 直径50mm以上の大きさ(手など)の固形物が中に入らない |
2 | IP2X | 直径12.5mm以上の大きさ(指など)の固形物が中に入らない |
3 | IP3X | 直径2.5mm以上の大きさ(工具の先端など)の固形物が中に入らない |
4 | IP4X | 直径1.0mm以上の大きさ(ワイヤーなど)の固形物が中に入らない |
5 | IP5X | 有害な影響が発生するほどの粉塵が中に入らない |
6(高) | IP6X | 粉塵が中に入らない |
防塵性能には7段階のレベルがあります。「6」表記は最も性能が高いことを意味しています。
現在はほとんどのスマホにIP6X相当の防塵性能が備えられています。ただしスマホを裸で使っていると、機能面では問題がなくても外観が汚れてしまったり、表面に傷がついてしまったりする恐れがあります。
ケースをつけることで、そもそも中に粉塵を通さないので、汚れ対策や傷対策といった面でも役に立つでしょう。
防水性能の等級 | IPコード | 内容 |
0(低) | IPX0 | 保護されていない |
1 | IPX1 | 垂直に落ちる水滴による有害な影響がない |
2 | IPX2 | 垂直〜15度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない |
3 | IPX3 | 垂直〜60度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない |
4 | IPX4 | あらゆる方向からの飛沫による有害な影響がない |
5 | IPX5 | あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない |
6 | IPX6 | あらゆる方向からの強い噴流水による有害な影響がない |
7 | IPX7 | 一時的に一定の水圧(水深)で水没しても内部に浸水しない |
8(高) | IPX8 | 継続的に水没しても内部に浸水しない |
防塵性能の基準が7段階であるのに対し、防水性能のレベルは9段階あります。0〜8までの表記があり「8」は最も高い値となります。
なお最高等級のIPX8ですが、実は試験方法が定められていません。メーカーが製品ごとに独自のルールを設けテストを行なっているため、どのような条件でテスト合格をしているか確かめておくことも重要です。
例えばIP68と書かれた防水ケースに「水深10m防水テスト合格」といった表記があれば、水深10mの条件でIPX8相当の防水性能を持つということになります。
表記や規格は少し複雑ですが、まずは最高水準であるIP68相当の防水ケースを選ぶと安心です。最高等級のケースを探した上で、ケースに書かれている説明を参照し、ルールを守った上で環境に合わせて使うようにしましょう。
スマホ防水ケースには収納可能なサイズがあります。自分のスマホがケースにきちんと入るかどうか、サイズ表記をきちんと確認しておきましょう。
なお元々ラバーケースやシリコンケースを使っている場合、丸ごと入れようとすると防水ケースの中に入らないこともあるので注意しましょう。
日常使いしているラバーケース・シリコンケースの上からさらに防水ケースを使いたいという方は、一回り大きなサイズを選ぶのがおすすめです。
防水ケースは各ブランドからさまざまな形状のものが登場しています。用途に合わせて、留め具部分やストラップの有無などを選んでみましょう。
例えばプールや海水浴など大きく濡れることが予想される場面では、留め具部分にしっかりとロックがついたような頑丈なものがおすすめです。さらにストラップ付きなら、首からかけてそのまま遊ぶこともできます。
一方で頑丈すぎるものは、スマホの出し入れがしにくいというデメリットもあります。キッチンなどで手軽に使いたい場合は、チャックで閉まるような簡易的な防水ケースの方が使いやすいかもしれません。
お風呂で使用する場合、マグネット付きで壁に貼り付けられるようなものも人気があります。またYouTubeなど動画コンテンツを楽しみたい場合は、横向きにできるケースなどもおすすめです。
スマホ用の防水ケースはダイソーやセリアなど100均でも購入できます。110円(税込)と安価で買えるものも多いので、ぜひチェックしてみましょう。
安価で買える100均のケースは、汚れたらすぐに買い直しができるのでレジャーシーン等で人気があります。
ただし100均で取り扱われているものは、お店やブランドによって性能や形状が異なります。あくまでも簡易的で生活防水にしか対応していないものもあるので、性能をきちんと確かめてから購入しましょう。
雑貨屋でも数百円という価格で防水ケースを購入できます。特にスリーコインズは、300〜500円前後でクオリティの高いケースを見つけられるのでおすすめです。
スリコには塩化ビニールのカジュアルなケースのほか、プラスチック製で頑丈な防水スタンドタイプもあります。
無印良品やニトリなどインテリア・雑貨を扱うお店でもスマホ防水ケースの取り扱いがあります。2,000〜3,000円程度の価格で販売されていることが多いです。
価格はやや高くなりますが、見た目がスタイリッシュであったり、100均のものよりも頑丈であったりとクオリティが高めです。またスタンドの角度調整機能など、プラスアルファの機能が備わっているものがあります。
ハンズやロフトなどの生活用品店には、おしゃれで可愛いスマホ防水ケースが豊富に扱われています。こちらも1,000〜3,000円前後と価格はやや高くなりますが、見た目にこだわりたい方におすすめです。
また生活用品店に並んでいる防水ケースの中には、レジャーシーンで楽しみやすいよう、ショルダーバッグ風になるケースなどもあります。
インターネットのショッピングサイトでもスマホ防水ケースは豊富にあります。価格はピンからキリまで、性能もさまざまです。
なおオンラインで買う際は、対応サイズや留め具部分をきちんと確認してから購入するようにしましょう。またショップによっては送料が発生し、高額になるケースもあるので気をつけておきましょう。
100均のスマホ防水ケースでも問題なく使えるのか、今回はダイソーの「スマートフォン防水ケース」を購入し検証してみます。
今回購入したスマホ防水ケースは「IP68」表記のものです。水深10m防水テスト合格、写真・動画撮影ができるとの記載もあります。
なお夏のレジャーに使うイメージの強い防水ケースですが、冬シーズン(12月)でも店頭にて購入ができました。スマホ関連グッズの売り場で取り扱いされていました。
シンプルな見た目であるため、世代や性別を問わずに使いやすいという印象です。
気になる点としては塩化ビニール素材であったため、開封後は独特なニオイがついていたことが挙げられます。ニオイが気になるという方は、使用直前ではなく少し前から開封しておくと良いでしょう。
留め具部分にはロック機能がついていて、ピンをCLOSE→OPENとひねることで開閉できる仕組みになっています。2つのピンをきっちりとCLOSEにすることで、スマホを密閉できます。
ここのパーツ部分は110円とは思えないほど頑丈で、「水に濡れても大丈夫であろう」と安心できるような作りとなっています。一方で頑丈であるぶん、開け閉めが大変であり、さっとスマホを取り出すのは難しそうな印象です。
どちらかというとスマホを何回も出し入れするシーンよりも、長時間のレジャーなどずっと入れっぱなしにしておくようなシーンに向いている作りと言えるでしょう。
なお留め具部分のパーツは取れてしまうこともあるので、無くさないように注意が必要です。
iPhone15Proを実際に収納してみました。普段使いしているシリコンケースごと入れましたが、スペースには余裕があり、問題はありませんでした。
ただしPro Maxなど大きなサイズのスマホを使っている方は注意が必要です。またiPad miniなどタブレットには対応できないサイズ感となっています。
ちなみにダイソーのスマートフォン防水ケースには、付属のストラップもついていました。ストラップは留め具部分に付けられる形となっていて、これをつけることで首掛けスタイルにも対応します。
ただし付属のストラップは細めで、耐久性はあまり高くない印象でした。ストラップにこだわりたい方は、別売りのものを用意してもいいかもしれません。
防水ケースの中にスマホを収納した後も、タップやスワイプといった基本操作は十分に可能でした。ケースのない状態に比べるとややモタつきはありますが、カメラを起動したり、動画の録画ボタンを押したりといった動作も問題なく行えます。
またフロント部分が全て透明であるため、Face IDに関してもきちんと動いてくれました。ただし指紋認証には対応しないので、ここは気をつけておきたいところです。
実際にiPhoneを中に入れた状態で、水に浸してみました。10分程度このまま放置しましたが、「IP68」の性能どおり問題はなく、スマホを取り出した後も中に水滴はついていませんでした。
この結果、100均のプチプライスであっても、IP68と書いていれば防水性能は十分に期待できることがわかります。
ただし、あくまでも防水ケースは水を防ぐというものであり、完全に水を退けて故障を防ぐというものではないので気をつけましょう。今回購入したケースにも「水中で使用しないでください」「遊泳はしないでください」といった注意書きがあり、使用方法には制限があることがわかります。
またビニールやプラスチックのパーツを使っているという仕様上、長く使っていると劣化する可能性もあるので気をつけなければなりません。
防水ケースを使う場合は、あくまでも自己責任で使うようにしましょう。
ちょっとした水を防ぎたい、万が一の時のための保護として使いたいという用途なら問題はありませんが、ずっと水につけていられるというものではないので覚えておきましょう。
毎日のように使うスマートフォンだからこそ、使い方を守り、上手に付き合っていくことが大切です。今回紹介した防水ケースも、スマホを使う上で役立つアイテムの一つになります。
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スマートフォンを水辺や水回りで使用する際、「スマホ防水ケース」は非常に便利なアイテムです。精密機械であるスマホを雨や水から守ることで、故障のリスクを回避し、安心して使用することができます。
防水ケースを選ぶときには、防水性能を示すIP規格に注目しましょう。「IP68」の記載があるケースは、粉塵や浸水をしっかり防いでくれる高い性能を持つため、特におすすめです。
また使いたいスマホの種類や用途に合わせて、サイズや形状も確認してみましょう。
気軽に使えるスマホ防水ケースをお探しなら、100均のものもおすすめです。ダイソーなどの100均には110円(税込)でIP68対応の防水ケースを購入できます。
一方で、防水ケースは万能ではありません。水中での使用や激しい環境での利用には注意が必要で、ケースの劣化や破損の可能性もあるため、使用上の注意を守ることが大切です。