
「どんなスマホでも買取」という案内は、状態を問わないという意味であって、必ず値がつくという意味ではありません。画面が割れていても電源が入らなくても、査定の土俵には乗ります。実際に止まる主な原因は状態ではなく、ロックの解除 […]
お役立ち情報

iPhoneを下取りや買取に出すときのSIMカードは、抜いて自分で保管し、トレイは本体に戻すのが正解です。カードだけを取り出して空のトレイを差し戻す形になります。抜いたカードも捨ててはいけません。ドコモもソフトバンクも、SIMカードの所有権は自社にあると明記しています。
取得日:2026年10月23日時点・参考価格
リンクサスの公開価格:iPhone15 docomo版SIMフリー 128GBの買取価格を見る
| 新品(未開封) | 76,500円 |
| 中古品 | 51,500~68,500円 |
上の価格は、リンクサス買取(LINXAS株式会社)が公開している、記載の機種・容量・状態の買取価格です(取得日時点)。運営会社(LINXAS株式会社)の会社概要
見落とされがちなのが、SIMトレイを失くすと査定そのものが下がる、または買取不可になることです。ドコモはSIMトレイの不足・損傷を機能不良品の例に挙げ、ソフトバンクは「SIMカードが取り出せない」端末を下取り申込みできない条件としています。ヤマダデンキはSIMカードトレイがない端末を買取不可品としています。この記事では、物理SIMとeSIMで分かれる手順、抜けないときの対処、不要になったカードの扱い、トレイの中にある水没マークの見方を、公式情報をもとに確認していきます。
目次

SIMまわりの作業は3分で終わります。ただし、やり方を間違えると査定額が変わるか、受付そのものが止まります。まず全体像を押さえてください。
| 項目 | 扱い |
|---|---|
| SIMカード(物理) | 抜いて自分で保管する。売却先へ同梱しない |
| SIMトレイ | カードを外したあと、空のまま本体に戻す。紛失・破損は減額または買取不可の理由になる |
| SIMピン | 購入時の付属品。買取では付属品として加点材料になる。手元にない場合はペーパークリップで代用できる |
| eSIM | 消去の途中で表示される確認画面で、消去する選択肢を選ぶ |
| SIMカードの売却 | メルカリはすべてのSIMカードの出品を禁止。買取店でもカード単体は査定の対象外 |
| 不要になったSIMカード | 家庭ごみに捨てず、契約している通信事業者に扱いを確認する。ソフトバンクは解約などの際に返却するよう案内している |
| 回線の解約 | 端末の売却と回線の契約は別。カードを抜いても契約は続く |
ここで押さえておきたいのは、SIMカードとSIMトレイはまったく別物だという点です。カードは自分の契約情報が入った持ち物、トレイは端末の部品。抜くのはカードだけで、トレイは端末の一部として返す、と覚えてください。売る前の作業全体はiPhoneを売る前の初期化と7つの手順にまとめています。
iPhone 17のようなeSIM専用モデルへ買い替えると、前の端末から抜いたカードの使い道がなくなります。それでも自分の判断で捨てるのは避けてください。ドコモは「ドコモUIMカード/ドコモeSIMカードの所有権は、当社に帰属します」としています〔ドコモ公式〕。ソフトバンクも「USIMカードの所有権は当社に帰属します」「解約などの際は、USIMカードを当社にご返却ください」と明記し、返却されたカードはリサイクルに回されます〔ソフトバンク公式〕。
つまり、カードは自分の持ち物というより通信事業者からの貸与品です。返却の要否や方法は事業者・契約の状態で変わるため、不要になったら契約先のショップかサポート窓口で扱いを確かめるのが確実です。売却先に同梱して処分を任せる、という使い方はできません。

SIMまわりで損をする人には共通点があります。カードとトレイと契約の3つを、ひとまとめに考えていることです。よくある4つを外しておきます。
4つに共通するのは、SIMまわりは「手続き」ではなく「部品と契約の切り分け」の話だという点です。ここを分けて考えれば、迷う場面はほとんどなくなります。
リンクサス買取のiPhoneの買取上限価格を、下の一覧にまとめています。一覧にない機種は、下のリンクから価格表で確かめられます。

SIMトレイの位置は、機種の世代によって左右が入れ替わります。探す前に、自分のモデルがどちら側かを確認してください。
| SIMトレイの位置 | 該当するモデル |
|---|---|
| 本体の左側面 | iPhone 12シリーズ、iPhone 13シリーズ、iPhone 14〜16シリーズ、iPhone 16e(米国で購入したiPhone 14以降のモデルはeSIM専用でトレイなし) |
| 本体の右側面 | iPhone 7・8とそのPlus、iPhone X・XR・XS・XS Max、iPhone 11・11 Pro・11 Pro Max、iPhone SE(第1・第2・第3世代) |
| トレイなし | iPhone 17e・iPhone 17・iPhone Air・iPhone 17 Pro・iPhone 17 Pro Max・iPhone 18 Pro・iPhone 18 Pro Max。eSIMのみに対応 |
位置が分かったら、次の順に進めます。
ピンを押してもトレイが出てこない、途中で引っかかって抜けない、という場合も自力で解決しようとしないでください。Apple公式は「SIMトレイをうまく取り出せない場合は、通信事業者またはApple Store直営店にデバイスをお持ちになった上でご相談ください」としています〔Apple公式〕。無理にこじ開けてトレイを歪めると、そのまま減額の理由になります。下取りの期限が迫っていても、先に相談するほうが結果的に損をしません。
なお、各iPhoneにもともと付いているSIMトレイのみを使うようApple公式は求めています。たとえばiPhone 6sのSIMトレイはiPhone 7には収まりません。別の機種のトレイで代用することはできないという意味です。

eSIMは本体に組み込まれた仕組みのため、物理的に抜き取ることはできません。消去の途中に出てくる確認画面で、消去する選択肢を選ぶのが正しい手順です。
eSIM専用モデルには、もうひとつ知っておきたい特徴があります。SIMトレイがないため、トレイの中にある水没マークも外側からは見えません。Apple公式は「このiPhoneモデルが特定の国または地域で販売される場合、eSIM専用となり、SIMトレイや外側から視認できるLCIはありません」と明記しています。次の章で詳しく扱います。

SIMトレイの扱いは、事業者ごとに書き方が違います。減額で済むところと、受付そのものが止まるところに分かれるため、出す先を決める前に確認してください。
| 事業者 | SIMまわりの条件 | 結果 |
|---|---|---|
| ドコモ 下取り | SIMトレイが不足、または損傷している | 機能不良品として扱われ、価格が下がる |
| au 下取り・返却 | メモリーカード、ストラップなどのアクセサリー・付属品はすべて自分で外す | 受付後、アクセサリー・付属品はすべて廃棄される。スマホトクするプログラムの端末返却でも同じ案内 |
| ソフトバンク 下取り | SIMカードが取り出せない。製造番号(IMEIなど)が確認できない | 下取りの申込みができない。なお製造番号はSIMトレーでの確認は認められない |
| ヤマダデンキ 買取 | SIMカードトレイやバッテリー、バッテリーカバーがない | 買取不可品として扱われる |
| ブックオフ 買取 | SIMカード、外部メモリ、アクセサリーを取り外して持ち込む | 準備項目として案内されている |
| メルカリ 出品 | eSIMエントリーパッケージを含むすべてのSIMカードの出品が禁止 | カード単体は出品できない。端末は工場出荷状態に初期化してから出品するよう求められる |
端末の返却プログラムも考え方は同じです。auはスマホトクするプログラムの返却について、データの初期化と「メモリーカード、ストラップなどのアクセサリー・付属品などはすべてお客さまご自身で外してください」と案内しています〔au公式〕。返却でも下取りでも、カードは抜き、トレイは戻してから送ると考えてください。
6つの窓口のなかで目を引くのが、ソフトバンクの「製造番号(IMEIなど)が確認できない。SIMトレーでの確認はできません」という注記です。iPhone 6sから13までのモデルはSIMトレイにIMEIが刻印されていますが、ソフトバンクはその刻印を確認手段として認めていません。加えてApple公式は「iPhone 14モデル以降には、IMEI/MEIDが刻印されていません」としています〔Apple公式〕。本体からIMEIを読み取る方法は、世代によって成立しなくなっているということです。
だからこそ、初期化する前に「設定」から「一般」「情報」の順に進んでIMEIを控えておいてください。消去してしまうと、画面からは確認できなくなります。ネットワーク利用制限の照会にもこの番号が要ります。制限の確認方法はSIMロックは解除せずに売れる?で扱っています。

SIMトレイを抜いたときが、水没の有無を自分で確かめる唯一のタイミングです。iPhone 6以降のモデルは、側面のSIMカード挿入口の内部に液体浸入インジケータがあります。ヤマダデンキも査定基準のなかで、SIMカードトレイを外して確認するよう案内しています。
反応が出ていた場合の扱いは事業者で分かれます。auは水濡れシールに水濡れ反応がある端末を下取りできない例に挙げ、ヤマダデンキは水没マークが出ている端末を買取できないとしています。一方でリンクサス買取のように、水濡れの反応がある端末も査定の対象としている店もあります。水没端末の売り方はiPhone水没の対処法で詳しく扱っています。
なお、液体による損傷の修理はApple製品1年限定保証の対象になりません。反応が出ている端末は、修理してから売るという選択肢が実質的に狭まります。そのままの状態で査定に出すほうが早く済みます。

SIMトレイの紛失や水没の反応は、事業者によって「減額」で済むか「受付不可」になるかが分かれます。リンクサス買取は、iPhone・Android・iPad・タブレットに加えて、画面が割れた端末や動作しない端末も査定の対象としています。査定は無料で、店頭買取と宅配買取のどちらにも対応しています。
SIMトレイをなくして持ってこられる方は、本当に多いです。カードを抜いたあと、トレイを机の上に置いたまま忘れてしまう。あるいはピンがなくてクリップで開けて、そのままどこかへやってしまう。動作にはまったく関係ありませんから、ご本人は問題だと思っておられません。ただ、下取りだと機能不良品の扱いになりますし、買取不可としている店もあります。ですので、抜いたらすぐ戻す。これだけ覚えておいていただければ大丈夫です。それともうひとつ、トレイを開けたときに奥を見ていただきたい。赤くなっていたら水没の反応です。ご自身で知っておかれると、あとで査定額を聞いたときに納得がいきます。うちは反応が出ていても査定はいたしますので、隠さずにそのままお持ちください。
SIMカード自体には買取価値がありません。抜いたカードは、回線の解約や他の端末への差し替えに使うものと考えてください。買い替えを中古で考えている場合は、中古iPhoneの在庫もあわせて見ておくと選択肢が広がります。
iPhoneを下取りや買取に出すときのSIMカードは、抜いて自分で保管し、空のトレイは本体に戻す。これが結論です。カード自体に買取価値はなく、メルカリではすべてのSIMカードの出品が禁止されています。不要になったカードも家庭ごみには出さず、所有権を持つ通信事業者に扱いを確かめてください。端末の返却プログラムでも、カードを抜いてから送る点は変わりません。
気をつけたいのはトレイのほうです。ドコモは不足・損傷を機能不良品の例に、ソフトバンクは「SIMカードが取り出せない」を申込み不可の条件に、ヤマダデンキはトレイがない端末を買取不可品にしています。eSIMの場合は、消去の途中で表示される確認画面で消去する選択肢を選び、回線の扱いは通信事業者に確認してください。トレイを開けたときは、奥にある液体浸入インジケータの色も見ておくと、査定額の理由が読めます。スマホ買取の流れとあわせて準備を進めてください。
抜いて自分で保管してください。SIMカードには自分の契約情報が入っており、買取価値もありません。メルカリはeSIMエントリーパッケージを含むすべてのSIMカードの出品を禁止しています。ソフトバンクは、回収対象の機種以外の物品が送付された場合、その物品の所有権は放棄されたものとみなし、当社の判断により処分等を行うとしています。下取りでも買取でも、カードは同梱しないでください。
いけません。カードだけを取り外し、空のトレイは本体に戻してください。ドコモはSIMトレイが不足または損傷している端末を機能不良品の例に挙げています。ソフトバンクは「SIMカードが取り出せない」端末を下取りの申込みができない条件としています。ヤマダデンキの査定基準では、SIMカードトレイがない端末は買取不可品です。動作に問題がなくても結論が変わります。
自分の判断で捨てるのは避けてください。ドコモは「ドコモUIMカード/ドコモeSIMカードの所有権は、当社に帰属します」としています。ソフトバンクも「USIMカードの所有権は当社に帰属します」「解約などの際は、USIMカードを当社にご返却ください」と案内しています。返却の要否や方法は事業者と契約の状態で変わるため、契約先のショップかサポート窓口で確かめてください。
モデルの世代によって左右が変わります。Apple公式によると、iPhone 12シリーズから16シリーズとiPhone 16eは本体の左側面、iPhone 7・8とそのPlus、iPhone X・XR・XS・XS Max、iPhone 11シリーズ、iPhone SEの第1から第3世代は本体の右側面です。日本で販売されているiPhone 17e、iPhone 17、iPhone Air、iPhone 17 Pro、iPhone 17 Pro Max、iPhone 18 Pro、iPhone 18 Pro Maxは物理的なSIMカードに非対応で、eSIMのみに対応しています。
ペーパークリップで代用できます。Apple公式は「SIMトレイを取り出すには、ペーパークリップまたはSIM取り出しツールをトレイの横の穴に差し込みます。奥に押し込むとトレイが出てきますが、このとき、強く押しすぎないように注意してください」としています。SIMピンは購入時の付属品なので、見つかれば箱と一緒に査定に出すと付属品として評価の材料になります。
無理にこじ開けず、通信事業者かApple Store直営店に相談してください。Apple公式は「SIMトレイをうまく取り出せない場合は、通信事業者またはApple Store直営店にデバイスをお持ちになった上でご相談ください」としています。トレイを歪めたり破損させたりすると、ドコモの下取りでは機能不良品の扱いになり、ソフトバンクでは「SIMカードが取り出せない」として申込みができない条件に当たります。
消去の途中で表示される確認画面で、消去する選択肢を選んでください。Apple公式は「eSIMを搭載したデバイスを売却する場合は、デバイスとeSIMプロファイルを消去するかどうかを確認する画面で、消去する選択肢を選んでください」としています。あわせて、新しい持ち主へのサービスの転送について通信事業者に相談するよう求められています。プロファイルの消去と契約の停止は別の手続きです。
液体浸入インジケータ(LCI)です。Apple公式は「インジケータの色は通常の状態では白またはシルバーですが、水または水を含む液体に触れると、全体が赤くなります」としています。iPhone 6以降のモデルでは側面のSIMカード挿入口の内部にあり、SIMトレイを外すと確認できます。製品動作環境内の温度や湿度の変化では反応しません。なお特定の国や地域で販売されるeSIM専用モデルには、外側から視認できるLCIがありません。
出す先によります。ドコモの下取りでは機能不良品として扱われ、ヤマダデンキの買取では買取不可品とされています。一方で、リンクサス買取ではiPhone・Android・iPad・タブレットに加えて、画面が割れた端末や動作しない端末も査定の対象としています。査定は無料で、店頭買取と宅配買取のどちらにも対応していますので、値がつくかどうかは査定額を見てから判断してください。
最終更新:(リンクサスモバイル事業部長 浜野哲也 監修・2026年10月時点)。iOSの画面名称・手順は、OSのバージョンや機種により表記が変わる場合があります。対応モデルや下取り・買取の条件は変更されることがあるため、手続き前に各社の公式ページでご確認ください。

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