壊れたiPhoneの買取|画面割れ・電源が入らない端末の売り方

壊れたiPhoneの買取|画面割れ・電源が入らない端末の売り方
2026.8.06

壊れたiPhoneは、画面が割れていても電源が入らなくても買取の対象になる場合があります。部品として再利用され、修理されて再び販売されるためです。値がつかなくなるのは、原形をとどめないほど壊れた端末と、アクティベーションロックが外れていない端末に限られます。

この記事では、症状ごとの査定での扱い、修理してから売ると損になる理由、断られる4つの条件、画面が映らない端末のデータ消去の方法までを整理しました。捨てる前に確認しておきたい判断材料をまとめています。

症状別・壊れたiPhoneの査定早見表

症状別・壊れたiPhoneの査定早見表
症状で扱いが分かれる

「壊れた」と一口に言っても、査定での扱いは症状ごとに分かれます。動作するかどうかと、基板が生きているかどうかが分岐点です。手元の端末がどこに当てはまるかを確かめてください。

症状 査定での扱い 売る前にやること 注意点
画面割れ・液晶のライン 減額のうえで買取。動作すれば評価は上がる 修理せずそのまま出す タッチが効くうちに消去まで済ませる
電源が入らない ジャンク品として査定 充電して再起動を試す 消去ができないため、店舗の対応を先に確認する
水濡れ・水没 基板の状態しだい。買取できる場合がある 電源を入れず、そのまま持ち込む 通電を繰り返すと状態が悪化する
バッテリーの膨張 減額のうえで買取される場合がある 先に店舗へ連絡する 発送の可否は運送会社と店舗で扱いが異なる
カメラ・ボタンの不具合 該当箇所のぶんが減額される どこが動かないか控えておく 申告と実機の状態が違うと査定がやり直しになる

この表で見落とされがちなのが2行目です。電源が入らない端末は、本体からデータを消せません。ロックが外せない状態でどう扱うかは店舗ごとに方針が違いますので、送る前に確認しておくと往復の手間が減ります。画面割れの減額幅については買取でiPhone等スマホ画面傷ありは減額対象?減額査定事例一覧、水没した端末の扱いはiPhone水没7つの対処法。水没スマホは下取り・買取できる?で詳しく解説しています。

壊れたiPhoneをめぐる4つの誤解

壊れたiPhoneをめぐる4つの誤解
思い込みで捨てると損をする

壊れた端末は、そもそも売れないものだと思われがちです。実際には、値がつかないと決めつけて処分してしまうほうが損になります。よくある思い違いを4つ挙げます。

  • 修理してから売ったほうが高く売れる
    修理代のほうが、修理による査定額の上乗せを超えることが少なくありません。そのまま出すほうが手元に残る金額は大きくなりやすいのが実情です。しかもApple以外での修理歴は、それ自体が減額の理由になる場合があります
  • 電源が入らないiPhoneは0円にしかならない
    起動しない端末も、部品として評価できる部分が残っています。基板・カメラ・背面ガラス・フレームは、それぞれ別の価値で見られます。ジャンク品を扱う店であれば、電源が入らない状態でも査定の対象になります
  • 水没したiPhoneは絶対に買取不可
    水濡れの反応があると大幅な減額になりますが、買取できる場合があります。やってはいけないのは、乾かそうとして電源を入れ直すことです。通電のたびに基板の状態は悪くなりますので、そのまま持ち込んでください
  • 壊れているから初期化しなくてよい
    操作できる端末は、必ず消去まで済ませてから出します。画面が映らない端末でも、iCloud.comの「デバイスを探す」から遠隔で消去できる場合があります。ロックが外れていない端末は、状態がよくても買取が止まります

もうひとつ付け加えると、フリマアプリでジャンク品を売る手もありますが、動作しない端末は購入者との認識のずれが起きやすい商材です。「ジャンク品として出品」と書いても、返品や苦情の対応は出品者の仕事になります。手間と時間を含めて考えると、査定に出すほうが早く終わります。

iPhone 買取価格の目安

正常品の上限の目安です。故障の内容により減額されます

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最新額はiPhone買取価格一覧で確認できます

ジャンク品でも値がつく理由と売り先の選び方

ジャンク品のiPhoneでも値がつく理由と売り先の選び方
壊れていても行き先がある

壊れたiPhoneに値がつくのは、端末が最後まで「部品の集合体」として扱われるためです。本体が動かなくても、生きている部品は次の端末で使われます。理由は3つに整理できます。

  • 部品として再利用される
    背面ガラス、カメラ、フレーム、基板の一部は、状態がよければそれぞれ別に評価されます。全損に見える端末でも、生きている箇所は残ります
  • 修理して再び販売できる
    画面を交換すれば商品として成立する端末は、修理費を織り込んだうえで買い取られます。iPhoneは中古の需要が続いているため、この形が成り立ちます
  • 世代が新しいほど部品の需要が高い
    同じ「電源が入らない」でも、新しい世代のほうが評価は上がります。古い世代は下がりますが、ゼロになるとは限りません

売り先は、扱える故障の範囲で選びます。ジャンク品を日常的に扱っているかどうかが、そのまま金額の差になります。総合リユース店では、動作確認ができない端末を一律の最低額で扱う場合があります。ジャンク品という言葉の定義はジャンク品とは?なぜ売れる?iPhone等買取・購入もお得なお宝一覧にまとめました。

売り先のタイプ 向いているケース つまずきやすい点
スマホ専門の買取店 故障の内容ごとに評価してほしい、複数台をまとめて出したい 近くに店舗がないことがある(宅配で補える)
宅配買取に特化した業者 持ち込む時間が取れない、人と会わずに済ませたい 査定の結果が出るまで日数がかかる
総合リユース店 ほかの品物と一緒に手放したい 動作しない端末の扱いが店舗ごとに大きく異なる
キャリアの下取り 同時に機種変更をする予定がある 破損の程度により対象外となる場合がある

ゲオでの買取を検討している場合の注意点は壊れたiPhoneをGEO(ゲオ)で買い取ってもらえる?注意点も紹介、買取店ごとの比較はiPhoneスマホ売るならどこがいい?ゲオ・ブックオフ等おすすめ買取店舗で解説しています。

買取を断られる4つの条件

壊れたiPhoneの買取を断られる4つの条件
ここに当てはまると値がつかない

壊れていても売れるとはいえ、線は引かれています。断られるのは「持ち主が確定できない端末」と「商品として再生できない端末」の2種類です。

  • アクティベーションロックが外れていない
    前の持ち主のApple Accountに紐づいたままでは、次の人が使えません。パスワードが分からない端末は、手続きが進みません
  • ネットワーク利用制限が「×」
    代金の滞納や不正な契約が疑われる端末は、通信ができません。大幅な減額または買取不可になります
  • 正規品ではない
    コピー品や模造品は買取の対象外です。海外で購入した端末は、技術基準適合の表示を確認できるかどうかで扱いが変わります
  • 原形をとどめていない
    本体が真っ二つに割れている、基板まで焼けているといった状態では、部品としても使えません

このうち、自分で解消できるのは1番だけです。パスワードが分かれば、画面が映らなくても遠隔消去を予約できます(端末が次にインターネットへ接続したときに実行されます)。ネットワーク利用制限の判定は、端末を販売した会社の照会ページで確認できます。15桁のIMEIは本体の背面やSIMトレイに刻印されているほか、箱にも記載があります。

※各社の照会ページと判定の運用は変更されることがあります。利用前に公式サイトで最新の案内をご確認ください。分割払いの途中で売ること自体は珍しくなく、ドコモは2016年6月以降、分割払いの期間中を「△」表示とする運用を公式に告知しています。ただし売却後も支払い義務は元の契約者に残ります。

画面が映らない端末のデータ消去と準備

画面が映らないiPhoneのデータ消去と準備
操作できなくても消す方法はある

壊れた端末で最初に詰まるのが、データの消去です。本体が操作できなくても、Apple Accountのパスワードが分かれば遠隔消去を予約できます。消去は端末が次にインターネットへ接続したときに実行されるため、電源が入らない端末では実際に消去されない場合があります。その場合は買取店へ事前にご相談ください。順番に試してください。

  1. 充電器につないで30分ほど置き、起動するかを確かめる
  2. 起動したら、設定の一般から「転送またはiPhoneをリセット」に進み、すべてのコンテンツと設定を消去する
  3. 画面が映らない場合は、パソコンやほかの端末からiCloud.comの「デバイスを探す」にサインインする
  4. 該当のiPhoneを選び、消去してからデバイス一覧より削除する
  5. パスワードが分からない場合は、先にApple Accountのパスワードをリセットする

手元で操作できた端末については、消去を認証まで完了すれば「探す」とアクティベーションロックも解除されます。詳しい手順はApple公式のiPhoneやiPadを売却、譲渡、下取りに出す前にやっておくべきことで確認できます。画面の名称はiOSのバージョンや機種により表記が変わる場合があります。

そのうえで、当日までにできる準備が3つあります。SIMカードは必ず抜いてください。壊れた端末では忘れられやすく、契約情報が入ったまま渡ってしまいます。次に、どこがどう壊れているかを控えておくこと。申告と実機がずれると査定がやり直しになります。最後に、箱や純正ケーブルが残っていれば一緒に出すこと。壊れていても付属品は加点の材料になります。iPhone全般の売却前の準備はiPhoneを売る前にやること7つ|初期化と査定額を上げる準備にまとめました。

売却の流れと当日に必要なもの

壊れたiPhone売却の流れと当日に必要なもの
宅配は返送の条件を先に確認する

買取は申し込み → 査定 → 金額の提示 → 承諾 → 入金という流れで進みます。店頭であれば当日中に終わり、宅配買取では端末を送る日数が加わります。壊れた端末の場合、宅配では査定に時間がかかることがありますので、急いでいるなら店頭のほうが確実です。

宅配買取で確認しておきたいのが、金額に納得できなかったときの返送の扱いです。キャンセル時の送料を誰が負担するかは、店舗によって条件が異なります。壊れた端末は査定額の振れ幅が大きいため、ここを先に確認しておくと後悔しません。バッテリーが膨らんでいる端末は、発送そのものの可否も含めて事前に相談してください。

当日に必要なものは、端末本体と本人確認書類です。古物営業法にもとづき、買取時には本人確認が必要とされています。運転免許証やマイナンバーカードなど、住所・氏名・生年月日が確認できる書類を用意してください。書類の詳細は住民票の発行方法、査定の各工程はスマホ査定アップのコツとは?高価買取・評判好評のリンクサスモバイルを紹介!で解説しています。

壊れたiPhoneの買取査定【リンクサス買取】

壊れたiPhoneの買取査定ならリンクサス買取
他店で断られた端末も相談できる

リンクサス買取は、画面が割れた端末、電源が入らない端末、水濡れの反応がある端末も査定の対象としています。査定は無料で、店頭買取と宅配買取のどちらにも対応しています。ほかの店で断られた端末や、複数台をまとめて手放したい場合もご相談ください。

監修:リンクサスモバイル事業部長 浜野哲也

壊れた端末をお持ちになる方から、いちばん多くいただくのが「これでも値段がつくんですか」という言葉です。つく場合があります、というのが正直な答えです。値付けの根拠は部品と再生の見込みですので、同じ「電源が入らない」でも世代と外装の状態で金額は変わります。ご自身で修理に出してからお持ちになる方もいらっしゃいますが、修理代を回収できないことのほうが多いので、その前に一度ご相談いただければと思います。それと、水没した端末は乾かして電源を入れ直さないでください。通電のたびに基板が傷みます。濡れたら、そのままお持ちいただくのがいちばん高く残ります。

査定額は、機種・容量・故障の内容・外装の状態・ネットワーク利用制限の判定で決まります。同じ機種でも相場は毎週のように動きますので、手放すと決めた時点で確認するのが得策です。

まとめ|捨てる前に査定へ出す

壊れたiPhoneは、画面が割れていても電源が入らなくても買取の対象になる場合があります。部品として再利用され、修理されて再び販売されるためです。症状によって扱いは分かれ、動作するかどうかと基板が生きているかどうかで金額が決まります。水濡れの端末は、乾かそうとして電源を入れ直さず、そのまま持ち込んでください。

値がつかなくなるのは、アクティベーションロックが外れていない端末、ネットワーク利用制限が「×」の端末、正規品ではない端末、原形をとどめていない端末の4つです。このうち自分で解消できるのはロックだけで、パスワードが分かれば画面が映らなくても遠隔消去を予約できます(実行は端末がインターネットへ接続したときのため、電源が入らない端末では消去されない場合があります)。修理してから売ると修理代のほうが上回ることが多いため、そのまま出すほうが手元に残ります。使わないと決めた端末は、相場が下がる前に査定へ出すのが得策です。

▼壊れたiPhoneの買取査定はこちらから

▶ 機種別の買取価格:iPhone買取価格一覧
▶ 高く売るコツ:スマホ高く売るためのポイント

壊れたiPhoneの買取でよくある質問

壊れたiPhoneでも買取してもらえますか?

画面が割れていても電源が入らなくても、買取の対象になる場合があります。部品として再利用されたり、修理されて再び販売されたりするためです。値がつかなくなるのは、アクティベーションロックが外れていない端末、ネットワーク利用制限が「×」の端末、正規品ではない端末、原形をとどめていない端末に限られます。

電源が入らないiPhoneはいくらになりますか?

金額は機種・容量・外装の状態・故障の内容で決まるため、査定を受けるまで確定しません。起動しない端末でも、基板やカメラ、背面ガラス、フレームは部品として評価できます。世代が新しいほど部品の需要は高く、古い世代でも値がつかないとは限りません。ジャンク品を扱う店であれば査定の対象になります。

画面割れのiPhoneは修理してから売るべきですか?

修理代のほうが査定額の上乗せを超えることが少なくないため、そのまま出すほうが手元に残る金額は大きくなりやすいといえます。またApple以外での修理歴は、それ自体が減額の理由になる場合があります。判断に迷う場合は、修理に出す前に買取店へ相談してください。

水没したiPhoneは買取できますか?

水濡れの反応があると大幅な減額になりますが、基板の状態によっては買取できる場合があります。避けたいのは、乾かそうとして電源を入れ直すことです。通電のたびに基板の状態は悪くなるため、電源を入れずにそのまま持ち込んでください。

画面が映らないiPhoneのデータはどうやって消しますか?

パソコンやほかの端末からiCloud.comの「デバイスを探す」にサインインし、該当のiPhoneを選んで消去を予約したうえで、デバイス一覧から削除します。消去は端末が次にインターネットへ接続したときに実行されるため、電源が入らない端末では実際に消去されない場合があります。その場合は買取店へ事前にご相談ください。Apple Accountのパスワードが分からない場合は、先にパスワードをリセットしてください。手元で操作できる端末は、設定から「すべてのコンテンツと設定を消去」を認証まで完了させます。

バッテリーが膨らんだiPhoneも売れますか?

減額のうえで買取される場合がありますが、発送の可否は運送会社と買取店で扱いが異なります。宅配買取を利用する前に、店舗へ連絡して確認してください。膨張した端末は無理に押し込んだり分解したりせず、そのままの状態で相談するのが安全です。

分割払いが残っている壊れたiPhoneは売れますか?

分割払いの途中でも買取は可能ですが、店舗によって条件が異なります。ドコモは2016年6月以降、分割払いの期間中を「△」表示とする運用を告知しています。売却後も支払い義務は元の契約者に残り、滞納するとネットワーク利用制限がかかる可能性があります。

壊れたiPhoneを売るときに必要なものは何ですか?

端末本体と本人確認書類です。古物営業法にもとづき買取時には本人確認が必要とされており、運転免許証やマイナンバーカードなど住所・氏名・生年月日が確認できる書類を用意します。SIMカードは抜いて手元に残し、箱や純正ケーブルが残っていれば一緒に出すと加点の対象になります。

最終更新:(リンクサスモバイル事業部長 浜野哲也 監修・2026年8月時点)。判定の運用と各店舗の受付条件は変更される場合があります。

監修者
監修者情報
浜野哲也
リンクサスモバイル事業部長
通信業界での法人営業や、スマートフォン部品の専門商社で副社長を務めた経験を持ち、現在はスマートフォンの買取・販売を中心としたリユース事業を統括。現場での査定や価格設計に関わる一方、中国をはじめとする国内外のリユース・IT市場の動向にも注目し、信頼性のある情報提供を心がけている。

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