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パソコンが故障したり必要なくなったりして破棄しようと考えたとき「データって残ってても大丈夫なのかな?」と気になる方もいるでしょう。
パソコンに記録されているデータは消去しておかないと、後々思わぬトラブルに巻き込まれてしまう可能性があります。
今回の記事ではそういったことを防ぐために、データ消去の方法や消去が必要な理由などについて詳しく解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。
パソコンは職場や自宅など、色々な場所で仕事や趣味などで使うことが多くなってきました。
このパソコンの中には「ハードディスク(HDD)」といった記憶装置があり、ハードディスクに重要な個人情報などのデータが記録されます。
そのため、パソコンを破棄する際は、パソコンに記録されている個人情報などのデータを消去しておくことが大切です。
データを消去しておかないと大切な個人情報が抜き取られてしまい、後々予期しないトラブルに巻き込まれてしまう可能性があります。
ここからは、パソコンのデータの消去について詳しく解説していきます。
まずは、一般的なデータ消去の手順について紹介します。
実は、①のごみ箱にデータを捨てた場合はOSによって復元ができ、②から⑤も復元が可能となります。
では、なぜ復元が可能なのかを次で詳しく解説していきます。
先ほど紹介した消去の手順内にある②から⑤については、ハードディスク内にある記録データのファイル管理情報が変更されただけなんです。
これらの操作は、データが見えなくなっているだけの状態である場合があり、復元が可能となります。
要は、一見データが消去されたように見えて実はWindowsなどのOSのもとで、データを呼び戻す処理ができなくなっただけであり、元々記録されていたデータは残っている、という状態なんです。
これにより、特殊なソフトウェアを使って消去したデータを復元し、重要データを不正利用しようとする悪意を持った人の手にデータが渡ってしまうリスクが伴います。
特殊なデータを回復させるために特殊なソフトウェアを利用することで、消去したデータを読み取ることが可能となる場合があります。
そのため、悪意を持った人によってパソコンのハードディスクに記録された大切なデータが読み取られてしまい、不正利用される恐れがあるのです。
ハードディスクやUSBメモリを処分するときは、専用のデータ消去ソフトを使わないと、他人にデータを読まれてしまう可能性があります。
個人情報を扱うFPさんは、気をつけてくださいね。https://t.co/AZ4NfxgGsa— FPの学びと実務の情報配信(運営:FP勉強会) ファイナンシャルプランナー向け (@money_study) January 23, 2024
ハードディスク内の大切な重要なデータが流出するといったトラブルを防ぐために、使用済みのパソコンを破棄する際は、記録されている全てのデータをしっかりと責任を持って消去しましょう。
しっかりと消去するためには、専用ソフトウェアもしくはサービスを利用したり、ハードディスク上にあるデータを物理的・磁気的に破壊したりして、データを読めないようにするのがおすすめです。
ここまでは、ハードディスク内のデータを消去する必要性について紹介しました。
では、実際にどのような消去方法があるのか気になりますよね?
ハードディスク内のデータを消去するには、専用ソフトを使用したり専用装置を使用したりとさまざまな方法があります。
ここからは、ハードディスク内のデータを消去する3つの方法を詳しく紹介していきます。
ハードディスクに意味のないデータを上書きする方法で、上書きするデータや書き込みする回数によって色々な方式があります。
パソコン破棄(リサイクル引取りに行く)に備え、HDDのデータ消去。
上書きによる全データ消去の処理中。
あと何時間かしら。。。— よぐ yogueYoko (@yogueYoko) January 15, 2022
このような専用ソフトを利用することで、復元不可能なレベルまでデータをしっかりと消去することが可能です。
こちらの方法は、家庭でも会社でも簡単に使用することができる製品があり、専門的な企業もおすすめする方法になります。
消磁装置を使った消去方法は、ハードディスクの記録媒体に強磁気で消磁するといった方法になります。
消磁とは交流電流や熱により、磁性体の磁化を消し去るという意味で、この方法によって消去されたハードディスクは、再度ハードディスクとして利用することができなくなるため、復元も不可能となります。
ずっと放置してたWindowsのパソコンを業者に送って3千円くらい払ってHDDを消去してもらったんだけど、具体的な方法を調べたら直流強磁場を瞬間照射(パルス状態)し磁性体に記録されているデータを一瞬で完全破壊しますって書いてた。意味わからんけどスッキリしました。
— 浅葱🦒 (@north_giraffe) August 14, 2023
消磁装置は高価な機械のため、一般的にはデータ消去サービスを提供している会社より、サービスを受ける流れになります。
専用機器を使ってハードディスクを物理的に破壊し、機能を全く使えない状態にします。
データの消去とは若干意味が変わりますが、ハードディスクを破壊することで、最終的にデータの読み込みができなくなります。
最近では、販売店でもこの方法を取り入れているようなので、一番身近な方法になりつつあるのでしょう。
各種メディアのデータを安心消去!
HDD破壊サービスお客様の目の前で破壊いたしますので、安心してご利用いただけます。HDD破壊サービスは、お近くの店舗へお気軽にご相談ください🧑🔧
※本体からHDDを取り出す場合、別途 1,500円(税込) の費用が掛かります。 pic.twitter.com/zRU9TkC993
— ビックカメラパソコンStyle (@biccameraP) December 20, 2023
ただし、自分でパソコンからハードディスクを取り出し、ハンマーなどで叩き潰すのはケガをする危険性があるので控えましょう。
最近のハードディスクはガラスでコーティングされているものが多く、簡単に粉砕してしまうのでとても危険なんです。
データを消去するときの方法として、消去したいパソコンやハードディスクの状態によって変わります。
パソコンとハードディスクの状態別におすすめの消去方法はこちらです。
パソコンとハードディスクの状態 | データ消去の方法 |
---|---|
パソコンとハードディスクがどちらも動く場合 |
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パソコン本体は動かない・ハードディスクは動く場合 |
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ハードディスクが動かない場合 |
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ここからは、データ消去についてのよくある質問を10個紹介していくので、気になっていることがありましたらチェックしてみてください。
データ自体は、使用しているユーザーのものであるので、ユーザーの自己責任において消去するものと考えられています。
そのため、パソコンのデータを消去する際は、自己責任での消去となることを念頭に行いましょう。
データ消去の方法の種類は、以下3つの方法があります。
パソコンメーカーや、パソコン販売店のホームぺージをチェックすると消去ソフトを提供している場合があるため、確認してみましょう。
軍関連は特殊な環境にあるため、各種軍関連の消去規格にとらわれる必要はありません。
基本的にパターンは固定で、一回塗りつぶし消去を行うのがベター。
データ消去には時間がかかってしまいますが、2回実施することで一般的には完全といえるでしょう。
ただし、作業を終えたら正常に作業が終了したか、エラーが発生したかのログを取ることができるソフトが推奨されています。
作業依頼については、パソコンメーカーやパソコン販売店、サポート業者のサービスやサポート窓口に相談するか、ホームぺージを調べてみることで依頼可能か確認することができます。
サーバの場合はさまざまな接続状態があるので、制限がある場合やそもそも対応していない場合があります。
そのため、事前にホームページなどで確認しておくのがおすすめです。
パソコンサーバメーカー、もしくは販売店が提供するデータ消去サービスの利用をおすすめします。
その場合、プログラムが入っていた領域は購入時の状態になりますが、データを記録していた領域のデータ消去はできていない状態になっているため、特殊なソフトで読み取ることができる可能性があります。
本体が故障している場合でも、ハードディスクはまだ生きている可能性があるため、データ流出の恐れがあります。
そのため、データ消去はハードディスクを物理的もしくは電磁的に破壊するか、使用できるパソコンがあれば廃棄するパソコンのハードディスクを使用できるパソコンに接続し、データ消去プログラムでデータ消去することも可能です。
ただし、ハードディスクを物理的もしくは電磁的に破壊する場合は、専門技術や専用の装置が必要となるので、専門業者へ依頼しましょう。
ハードディスクの物理的な破壊は、専用の装置を使って行います。
そのため、一般の方が自分でハードディスクをハンマーなどで叩いて破壊するのは、怪我をする可能性があり危険なので控えましょう。
今回の記事では、パソコンのデータを消去する方法や、破棄する際にデータ消去が必要な理由などについて紹介しました。
パソコンには大切な個人情報が詰まっているので、破棄するときにデータをしっかり消去しておかないと、思わぬトラブルに巻き込まれてしまう危険性があります。
パソコンを破棄するときは、データが消去された状態であるかしっかりと確認しましょう。