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自宅のiPhone Wi-Fi繋がらない!電波はあるのに・一台だけオンにできない等対処法

自宅のiPhone Wi-Fi繋がらない!電波はあるのに・一台だけオンにできない等対処法
2024.10.19

iPhoneがWi-Fiに繋がらないと困ったことはありませんか?

Wi-Fiの繋がらない環境でiPhoneを使い続けると、データ通信量を大きく消費することとなります。お使いのプランや環境によっては月々のスマホ料金が高くなってしまう原因ともなりますので、注意しておきましょう。

今回はiPhoneがWi-Fiに繋がらない時の理由や対処法について解説していきます。Wi-Fi関連でお困りのことがあれば、ぜひ参考にしてみてください。

 

iPhoneでWi-Fiに繋がらない理由・原因

iPhoneでWi-Fiに繋がらない理由・原因
iPhoneがWi-Fiに繋がらないときには、大きく分けて2つの要因が考えられます。

一つ目は「iPhone側の不具合」です。Wi-Fiネットワーク接続の設定がうまくできていないと、iPhoneをWi-Fiに繋げることができません。

この場合はiPhoneの設定をし直すことで、ネットワークに繋げられます。

もう一つの要因は「ルーター側の不具合」です。ルーター側に不具合があるときは、どれだけiPhoneの設定を直してもネットワークに繋がらない場合があります。

このような場合は、ルーター側の設定を見直す必要があるでしょう。

このように、ひとことでWi-Fiに繋がらないと言っても、さまざまな原因が考えられます。

Wi-Fiに繋がらない時は、一つずつ確認してどこに問題があるのかを探してみましょう。

 

Wi-Fi接続がオンになっていない

Wi-Fi接続がオンになっていない
iPhoneでWi-Fiに繋げるためには、まずはWi-Fi接続をオンにする必要があります。

「設定」→「Wi-Fi」とタップしていき、Wi-Fiがオンになっているかを確認しましょう。

なおWi-Fiのオン/オフの切り替えは、「コントロールセンター」からでも設定ができます。
「コントロールセンター」から設定
iPhoneの画面右上から下にスワイプすることで、コントロールセンターを開くことができます。

 

Wi-Fiのパスワードが正しく入力されていない

Wi-Fiのパスワードが正しく入力されていない
Wi-Fiをオンにすると、iPhoneがいままで接続したことのあるネットワークに自動で接続されます。

また新しいネットワークに繋ぎたい場合は、検出されたネットワーク名をタップし、パスワードを入力することでネットワークへの接続ができます。

非公開のネットワークなど一覧に名前がでてこないWi-Fiの場合は、「その他」をタップしてからネットワーク名、パスワードを入力します。

なお入力したパスワードが間違っている場合、Wi-Fiが検出されても接続ができません。電波はあるように見えるのに繋がらないという場合は、パスワードを再度確認してみましょう。

ちなみにWi-Fiのパスワードは大文字と小文字が区別されています。入力間違いによって接続ができないこともあるので、いま一度確認してみてください。

 

Wi-Fiのパスワードがわからないときには

Wi-Fiのパスワードがわからないときには
家庭用のWi-Fiのパスワードは、ルーターのラベルや裏面などに記載されていることがほとんどです。特にパスワードを変更していなければ、こちらで確認ができます。

公共施設でWi-Fiを繋ぎたい時には、パスワードの書かれた掲示物を確認したり、スタッフに確認したりしてみましょう。なお公共のWi-Fiの中には、パスワードを入力した後、別途ログインをする必要があるものも存在します。

また別のアップル製デバイス(別のiPhone端末やiPad、Macなど)でWi-Fiに接続したことがある場合は、パスワードを共有してもらうことも可能です。

 

<iPhoneまたはiPadから共有する>

iPhoneまたはiPadから共有する

  1. 共有元のデバイスがWi-Fiにつながっているか確認する
  2. Wi-Fiに繋げたいiPhoneで1と同じWi-Fiネットワークを選択
  3. 共有元のデバイスで「パスワードを共有」をタップする

 

<Macから共有する>

Macから共有する

  1. アップルメニュー→「システム設定」を開く
  2. 「ネットワーク」→「Wi-Fi」をクリック
  3. 共有したいWi-Fiの「…」のボタンをクリックし「パスワードをコピー」を選択
  4. 別の場所にペーストして確認する

 

電波の弱い場所・ルーターから離れた場所にいる

電波の弱い場所・ルーターから離れた場所にいる
Wi-Fiの設定が正しくできたとしても、電波の弱い場所やルーターから離れた場所にいると、Wi-Fi接続が切れてしまうことがあります。

できるだけ電波が届きやすい位置で接続をするようにしましょう。

特にルーターまわりに障害物が多いと、接続が不安定になりやすいので気をつけてみてください

自宅でWi-Fiがなかなか繋がらないという場合は、ルーターの位置や種類を変えることも検討してみましょう。

Wi-Fiの電波が家の中全体に届いていないという場合は、Wi-Fiの中継機を導入するのも一つの方法です。

 

iPhoneが別のWi-Fiに繋がっている

iPhoneがすでに別のWi-Fiに接続されている場合、本来繋げたいWi-Fiに繋がらないことがあります。特に近くにフリーWi-Fiスポットなどがあるときには注意しましょう。

自動接続がオンになっていると、意図していないWi-Fiに繋がることがあります
自動接続がオンになっていると、意図していないWi-Fiに繋がることも
「設定」→「Wi-Fi」→接続しているWi-Fiの「i」マークをタップすると、ネットワーク設定の画面が開きます。

勝手に繋ぎたくないネットワークがある場合は、自動接続をオフにしておくと安心です。

 

ルーターの電源が入っていない

ルーターの電源が入っていない
ルーター側にトラブルがある場合も、Wi-Fiはつながりません。iPhoneからは他の電波が拾えるのに自宅のWi-Fiだけ繋がらないという場合は、ルーターの設定についても見直してみましょう。

意外と見落としがちですが、Wi-Fiが繋がらなくなったと思ったら、実はルーターの電源が入っていない・コードが抜けてしまっているという場合もあります

掃除や模様替えの後は特に注意しておきましょう。また停電などが原因で、ルーターそのものの電源が入らないこともあります。

 

ルーターの同時接続台数を超えてしまっている

ルーターの同時接続台数を超えてしまっている
ルーターには製品ごとに接続台数の上限が決められています。家庭用のWi-Fiルーターの場合は特に台数の上限を超えてしまうことが多いので気をつけましょう。

接続台数の上限を超えてしまうと、iPhoneがWi-Fiに繋がりづらくなったり、つながったとしても通信速度が低下したりといった症状が見られる場合があります。Wi-Fiルーターの説明書などを確認し、台数の上限を超えていないかどうかを確認してみましょう。

近年はスマート家電(IoT家電)と呼ばれるものも増えてきています。スマホやタブレットは数台しか繋いでいないつもりでも、実は家電製品が複数Wi-Fiルーターにつながっていて、上限台数を超えてしまっているというケースも見受けられます。

このような場合は、不要なデバイスや家電の接続を切ることで通信が安定しやすくなります。

どうしても繋げたいデバイスや家電が多い場合は、ルーターの買い替えも検討してみましょう。

 

ルーターがアクセスできるデバイスを制限している


Wi-Fiルーターには、「MACアドレス制限」という、登録機器しか接続できないようにする機能も備わっています。

MACアドレス制限されている場合、未登録の端末はWi-Fiの名前やパスワードを入力しても接続ができません。この場合にはルーター側のMACアドレス制限を解除する、もしくはiPhoneのMACアドレスをWi-Fiルーターに登録する必要があります。

MACアドレス制限の設定方法はルーターによって異なるので、取扱説明書などを確認しておきましょう。なおiPhoneのMACアドレスは、「設定」→「一般」→「情報」→「Wi-Fiアドレス」から調べることができます。

 

困った時には再起動・リセットを試してみよう

iPhone・ルーターの再起動

iPhone・ルーターの再起動
Wi-Fiがうまく繋がらなくて困った時は、iPhone端末やルーターの再起動を試してみましょう。

iPhone、ルーターはそれぞれ再起動を行い、その都度問題が解決したか試してみましょう。

なお再起動の際は一度電源をオフにしてから、30秒ほど待って電源をつけるのがコツです

 

ネットワーク設定のリセット

問題が解決されない場合は、一度ネットワークの設定をリセットしてみましょう。

ネットワーク設定のリセットは「設定」→「一般」→「転送またはデバイスをリセット」→「リセット」→「ネットワーク設定をリセット」の順にタップしていけばできます。
ネットワーク設定をリセット
ネットワーク設定をリセットすると、これまで使っていたWi-Fiネットワークの種類やパスワード、モバイル通信設定などが一旦リセットされます。一度リセットできたら、再設定し繋がるかどうかを試してみましょう。

 

どうしても繋がらないなら故障かも?

どうしても繋がらないなら故障かも?

別のデバイスで繋がるか試してみよう

Wi-Fiが繋がらない原因は複数あります。理由がよくわからないという方は、一旦別のデバイスからネットワークに繋がるかどうかを試してみましょう

例えばiPhoneでは繋がらないのにPCやタブレットからはWi-Fiに繋がるという場合は、iPhone側の設定ミスや不具合が考えられます。

反対にどの端末からもネットワークに繋がらない場合は、ルーターの不具合や故障などが考えられます。

またWi-FiではなくルーターにPCを直接ケーブルで接続(有線接続)しても通信できないという場合は、通信自体のトラブルが考えられます。

特に自然災害や工事の後などは、通信障害が起きやすく、Wi-Fiが繋がらなくなることがあります。

 

時間を置いて再度確認してみよう

一時的な不具合の場合は、時間を置いて再度試すことでWi-Fiに繋がる場合があります。「落雷の後にWi-Fiが止まってしまった」「ルーターを再起動してもオンラインにならない」というような場合は、時間を少し置いてから試してみましょう

大規模な回線トラブルが起こった場合などは、通信業者のホームページなどで情報が発信されていることもあります。iPhoneにもルーターにも異常が見られない場合は、通信トラブルの可能性も確認してみましょう。

 

iPhone側の不具合なら修理・買い替えも検討

回線やルーターに異常がなく、iPhoneの設定もきちんとしているのにWi-Fiが繋がらない、このような場合には、iPhoneの故障も考えられます。

iPhoneにはWi-Fiアンテナが内蔵されています。水没や落下など何らかの原因でこのアンテナが故障してしまうと、Wi-Fi接続にトラブルが発生することがあります

何を試してもWi-Fiが繋がらない、原因が他に思いつかないという場合は、本体修理に出してみましょう。また古い端末の場合は、新しい端末への買い替えもぜひ検討してみましょう。
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まとめ

iPhoneがWi-Fiに繋がらないという時は、ネットワークの設定をきちんと確認してみましょう。Wi-Fi接続がそもそもオンになっているか、パスワードがあっているかといったポイントを確認し、うまく繋がらない場合は再起動やリセットも試してみましょう。

なおiPhone側ではなく、ルーター側や通信そのものにトラブルがある場合もあります。iPhone以外の端末からWi-Fiにつながるかを確認し、原因がどこにあるかを探してみましょう。

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