
電源が入らないiPhoneは売れます。ただし下取りは事業者によって受付が分かれ、買取でも店によって扱いが割れます。auは下取りできない例に「電源が入らない」を挙げており、買取でも「端子不良で充電できないもの、電源が入らな […]

iPhoneの下取りのやり方は、店頭で即日終わらせるか、郵送で2〜3週間かけるかの二択です。Apple Storeとキャリアショップは持ち込んだその場で査定が済み、割引やポイントがすぐ反映されます。オンラインで申し込むと送付キットが届き、返送して検品を待つ流れになります。
やり方を選ぶときに効いてくるのが、額が確定するのが端末を渡したあとだという点です。Appleは「下取りの見積もり額は概算であり、実際の下取り額は見積もり額を下回る場合があります」と明記しています〔Apple公式〕。この記事では、Apple・ドコモ・au・ソフトバンクの申込み方法、送り方、引き返せる場面を、各社の公式情報だけで整理しました。
目次

下取りのやり方は、突き詰めると3つの経路に分かれます。選び方の軸は速さと、あとから引き返せるかどうかです。金額の大小だけで決めると、渡したあとで動けなくなります。
| やり方 | 申込みから完了まで | 還元されるタイミング | 引き返せるか |
|---|---|---|---|
| Apple Storeに持ち込む | その場。担当者がデバイスを評価する | 購入価格から割引、またはApple Gift Card | 評価額を見てから判断できる |
| Apple Trade Inをオンラインで申し込む | 通常約2〜3週間。クレジットの処理に3〜5営業日 | 検査後に割引またはApple Gift Card | 発送前ならそのまま出さないだけで自動キャンセル。発送後は不可 |
| キャリアの店頭で申し込む | その場。auは即時還元 | 機種代金の割引、またはポイント | ドコモは受付後の返却不可。auは特典利用申込書での申し出が要る |
| キャリアのオンラインで申し込む | 送付キットが届いてから返送。ドコモは到着からポイント進呈まで2〜3週間 | dポイント、Pontaポイント、PayPayポイントなど | ソフトバンクは良品でないと査定された場合もキャンセル・返却不可 |
表を見ると、店頭とオンラインで引き返せる幅がまったく違うことが分かります。Appleは「デバイスを持ち込む前や発送する前なら、そのまま下取りに出さずにいるだけで自動的にキャンセルされます」「デバイスを発送済みの場合は、下取りのキャンセルはできません」としています。渡す前と渡したあとの間に、はっきりした線が引かれているわけです。
やり方を選ぶ前に、ソフトバンクの直近の変更も押さえておいてください。同社は「2026年8月18日をもって、下取りプログラムの『機種代金値引き』特典の新規お申し込みの受付終了します」「2026年8月19日以降は、店頭での回収及び査定は行いません」と告知しています〔ソフトバンク公式〕。店頭に持ち込むという選択肢自体が、事業者によっては閉じています。還元方法の違いはiPhone下取り価格の決まり方で扱いました。

やり方の説明に入る前に、前提の食い違いを片づけておきます。手順どおり進めたのに止まったという話の多くは、この4つのどれかが原因です。
4つに共通するのは、下取りが新しい端末の購入に紐づいた特典だという点です。端末の価値だけで成立する取引ではないため、条件は購入手続きの側から決まります。この前提を持ったまま、実際の手順を見ていきます。

店頭のやり方は単純です。新しい端末の購入と同時に申し込むのが基本で、下取り額はその場で購入代金に反映されます。ただし持ち物が足りないと、そこで止まります。
Appleは来店前の準備について「Apple Storeで下取りに出す場合、デバイスを持ち込む前にやっておくことはiCloudにデータをバックアップすることだけです」としています。2番目のパスワードは軽視されがちですが、Appleは「盗難デバイスの保護」が有効なiPhoneについて、店舗でパスワードを変更しようとするとセキュリティ遅延のため1時間かかる可能性があると書いています〔Apple公式〕。店頭で思い出そうとするのが一番まずい手だ、ということです。当日の流れはApple Store下取りの持ち込み条件で詳しく扱っています。
ドコモは来店前の事前準備としてデータのバックアップと補償サービスの解約手続きを挙げ、法人契約の場合は来店する申込み担当者への委任状とその担当者の本人確認書類も必要だとしています〔ドコモ公式〕。auは店頭での同時下取りについて「特典は即時還元です」とし、機種変更ならPontaポイント、番号移行や他社からの乗りかえなら機種代金から還元するとしています。
auにはもうひとつ、店頭ならではの経路があります。機種変更だけ先に済ませ、下取りを後日にする形です。期限は機種変更翌月末までで、「下取りする対象の機種」「機種変更(端末増設)申込書(お客様控え)」「本人確認書類」の3点を機種変更した店舗へ持参します〔au公式〕。控えを捨ててしまうと、この経路は使えません。
店頭でも受け付けてもらえない場合があります。ドコモは「一部の家電量販店では、進呈ポイントが10,000pt以上の場合店頭お預かりが不可となります」とし、その場合は「NTTドコモ下取り窓口」への郵送手続きが必要になるとしています。量販店のキャリア窓口を当てにしているなら、事前に問い合わせておいてください。

オンラインのやり方は、申込み、キットの受け取り、返送、検品という4段構えです。時間がかかるのは検品ではなく、返送までの自分の動きだと考えておくと期限を落としません。
期限の数え方に注意してください。Appleは「下取り額は、新しいデバイスを受け取ってから14日間有効です」とし、その期間内にパートナー会社へ到着するよう送ることが重要だとしています。発送日ではなく到着日で判定されるため、期限ぎりぎりの投函は危険です。全体で通常約2〜3週間、クレジットの処理にはさらに3〜5営業日かかる場合があります。
キャリアは各社とも送付キット方式です。ドコモはオンラインショップの「購入手続き」内で下取りを申し込み、届いた送付キットに必要事項を記入して返送する流れで、送付キットは購入商品とは別に契約者住所へ発送されます。オンラインではApple Watchとスマートウォッチが受付対象外である点も押さえておいてください。詳しい条件はドコモ下取りプログラムの条件にまとめました。
auはau Online Shopで申し込んだ場合、下取りは郵送でのみ受け付けます。回収キットが届いたら到着後8日以内に返送する決まりで、下取り完了後にPontaポイントが還元されます。ソフトバンクは送付キットが申込みから1週間前後で届き、受け取り時に顔写真つきの本人確認書類が要ります。持っていない場合は店頭回収サービスの受付店舗で申し込む形です。
返送するとき、キットに入れるのは下取り対象機種と添え状の2点です。ドコモは「下取り申込機種を送付する際、ストラップなどのアクセサリー類は送付しないようご注意ください」とし、同梱されたアクセサリー類はドコモ側で処分すると書いています。一方で、装着しないと操作できない正規の付属品は本体と合わせて返却が必要で、返却がない場合は機能不良品扱いになります。SIMカードやトレイの扱いはiPhoneを売る時のSIMカードで整理しました。

やり方を最終的に決める材料は、金額よりもこちらだと考えています。納得できなかったときに何ができるかは、事業者ごとにはっきり違います。
| 事業者 | 渡したあとにできること |
|---|---|
| Apple | 発送後のキャンセルはできない。ただし検査後に当初より低い額を通知された場合は拒否でき、承諾しなければ下取りをキャンセルしてデバイスを返す。新しいデバイスを下取り完了前に返品した場合も、下取りは自動キャンセルとなり端末が返却される |
| ドコモ | 下取り申込み受付後の機種やアクセサリーの返却は受けられない。ただし利用申込書や同梱物に不備がある、または下取り条件を満たさない場合は契約者住所へ返送される |
| au | 端末回収後の返却は原則不可。検品結果に納得できず返却を希望する場合に限り、回収キットに同封の特典利用申込書で申し出れば返却される。ただし返却時もデータの復元はできない |
| ソフトバンク | 下取り申し込み後のキャンセルおよび対象機種の返還を請求することはできない。良品でないと査定された場合もキャンセル・返却はできない。下取りできない場合は対象機種が返却される |
4社を並べると、Appleとauには「額に納得できなければ戻せる」道が残っている一方、ソフトバンクは査定が下振れしても引き返せません。ドコモも受付後の返却は受けないとしています。郵送で出すなら、キットに入れる前が最後の判断ポイントになります。
返送されるケースがあることも覚えておいてください。ドコモの郵送回収では、不備があれば返送されるものの、「不達、または3か月以内に受け取りがない場合は下取り申込機種を処分させていただきます」としています。返送された荷物を放置すると、端末そのものが失われます。

やり方を間違えていなくても、端末の状態で受付が止まることがあります。ここに当てはまると、準備の出来は関係ありません。auが公表している「下取りできない例」が、もっとも具体的です。
刻印については、出す先で結論が分かれます。Appleは「刻印入りのApple製品も下取りの対象となります」「デバイスの刻印をAppleが行った場合は、下取り額に影響はありません」としています。一方でソフトバンクは刻印を申込みできない条件に含めています。同じ端末が、片方では対象で片方では対象外になるわけです。持ち込む先を決めてから判断してください。

ここまで3つの経路を見てきましたが、下取り以外にもう1つやり方があります。買取です。下取りは新しい端末の購入とセットで進むのに対し、買取は購入と切り離して成立します。還元も割引やポイントではなく現金です。新しい端末を別の店で買う予定なら、そもそも下取りの土俵に乗る必要がありません。
受付が止まる条件も違います。下取りでは電源が入らない端末や水濡れ反応のある端末は受付そのものが止まります。画面割れは事業者によって扱いが分かれ、減額のうえで下取りできる場合と、受付できない場合があります。リンクサス買取は、iPhone・Android・iPad・タブレットに加えて、画面が割れた端末や動作しない端末も査定の対象としています。査定は無料で、店頭買取と宅配買取のどちらにも対応しています。
やり方のご相談で多いのが、「郵送で出したけれど、思っていた額と違った」というお話です。伺ってみると、送る前に比べる時間を取っておられないことがほとんどでして。下取りは渡してから額が決まる仕組みですから、比べるなら渡す前しかありません。それと、店頭に来ていただくときは本人確認書類をお忘れなく。これは私どもの都合ではなく、古物営業法で決まっている手続きです。あとは、画面が割れているからと処分を決めてしまわないでください。下取りでは受付が止まる状態でも、部品としての評価に切り替われば値がつくことがあります。まず金額をご覧いただいて、それからお決めいただければ十分です。
買取に出すときも本人確認は必須です。古物商には取引の相手方を確認する義務があり、これは警察庁が所管する古物営業法に基づく手続きになります。Apple Trade Inについても、Appleは「有効な身分証明書の提示が必要です(現地の法律により、この情報の保存が義務付けられる場合があります)」と注記しています。どのやり方を選んでも、身分証は避けて通れません。当日の持ち物はスマホ買取の流れで確認できます。
買い替えを中古で考えている場合は、中古iPhoneの在庫もあわせて見ておくと選択肢が広がります。
iPhoneの下取りのやり方は、店頭に持ち込む、Apple Trade Inをオンラインで申し込む、キャリアのオンラインショップで申し込むの3経路です。店頭はその場で額が出て割引やポイントが即時に反映され、オンラインは送付キット方式で通常2〜3週間かかります。速さと引き返せる幅は、だいたい反比例します。
渡したあとにできることは事業者ごとに違います。Appleは低い額を通知されたら拒否して返してもらえ、auは特典利用申込書での申し出に限り返却されます。ドコモは受付後の返却を受けず、ソフトバンクは良品でないと査定された場合もキャンセルできません。加えて、電源が入らない端末、初期化が済んでいない端末、水濡れ反応のある端末、修理を完了できない端末は受付そのものが止まります。iPhone下取り前にすること7つと読み合わせて、渡す前に判断を終わらせてください。
速さを取るなら店頭、比べる時間を取るならオンラインです。店頭は購入と同時に申し込み、下取り額がその場で機種代金から割引されるかポイントで還元されます。Apple Trade Inのオンライン申込みは通常約2〜3週間かかり、クレジットの処理にさらに3〜5営業日かかる場合があります。ただしAppleは発送後のキャンセルはできないとしているため、比べるなら渡す前に済ませてください。
受け取れるとはかぎりません。Apple公式は「下取りの見積もり額は概算であり、実際の下取り額は見積もり額を下回る場合があります」としています。店頭についても「スペシャリストがその場でお客様のデバイスを評価するため、状態が提供された情報と一致しない場合、ストアでお知らせする下取り額がオンラインでお知らせした下取り額と異なる場合があります」と明記しています。オンラインの見積もりは自己申告に基づく数字です。
事業者から届く案内に従ってください。Appleは下取りの確認用Eメールで返送方法を案内し、宅配業者による集荷か対象ストアへの持ち込みを選べるとしています。キャリアは送付キット方式で、キットに下取り対象機種と添え状を入れて返送します。ドコモはストラップなどのアクセサリー類を同梱しないよう求めており、同梱されたアクセサリー類は処分されます。
事業者によって違います。Appleは持ち込む前や発送する前ならそのまま出さないだけで自動的にキャンセルされ、発送済みの場合はキャンセルできません。ただし検査後に当初より低い額を通知された場合は拒否でき、承諾しなければデバイスが返却されます。auは回収キットに同封の特典利用申込書で申し出た場合に限り返却します。ドコモは受付後の返却を受けず、ソフトバンクは良品でないと査定された場合もキャンセル・返却はできません。
出せません。ドコモは「下取りは1度のお申込みにつき1台まで」とし、複数台の同時受付はできないと明記しています。auも「au携帯電話購入1台につき、下取りする対象機種は1台に限ります」としています。複数台をまとめて手放したい場合は、下取りではなく買取を検討してください。
auは下取りできない例として、電源が入らない、充電を行っても充電ランプが点灯しない、暗証番号ロック解除とオールリセットが実施されていない、水濡れシールに水濡れ反応がある、製造番号が確認できない、基盤が見えている状態を挙げています。ソフトバンクは初期化されていない、各種ロックが解除されていない、SIMカードが取り出せない、改造されているなどを条件としています。Appleは修理を完了できない端末は下取りに出せないとしています。
新しい端末の購入と切り離せる点と、受け取るものが変わります。下取りは購入とセットで進み、還元は割引かポイントです。買取は査定額を提示されてから受けるかどうかを判断でき、受け取るのは現金です。リンクサス買取では、iPhone・Android・iPad・タブレットに加えて、画面が割れた端末や動作しない端末も査定の対象としています。査定は無料で、店頭買取と宅配買取のどちらにも対応しています。なお買取には古物営業法に基づく本人確認が必要です。
最終更新:(リンクサスモバイル事業部長 浜野哲也 監修・2026年8月時点)。iOSの画面名称・手順は、OSのバージョンや機種により表記が変わる場合があります。下取りの受付方法・期限・条件は変更されることがあるため、申込み前に各社の公式ページでご確認ください。

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