
電源が入らないiPhoneは売れます。ただし下取りは事業者によって受付が分かれ、買取でも店によって扱いが割れます。auは下取りできない例に「電源が入らない」を挙げており、買取でも「端子不良で充電できないもの、電源が入らな […]

電源が入らないiPhoneは売れます。ただし下取りは事業者によって受付が分かれ、買取でも店によって扱いが割れます。auは下取りできない例に「電源が入らない」を挙げており、買取でも「端子不良で充電できないもの、電源が入らないもの」を対象外に置いている店があります。それでも部品として評価する買取店はあります。
持ち込む前にやることが1つあります。強制再起動と1時間の充電です。Appleは「iPhoneの電源が入らない場合は、iPhoneを1時間充電してから、やり直してください」と案内しています〔Apple公式・2026年5月更新〕。この記事では、切り分けの手順、データを消せないまま売る場合の考え方、査定でどう扱われるかを整理しました。
目次

まず、出す先ごとの扱いを並べておきます。下取りも買取も、事業者ごとに結論が分かれます。auとソフトバンクは受付条件から外していますが、ドコモは機能不良品として下取り価格を設定しており、初期化済みであることを確認できるかどうかで扱いが変わります〔ドコモ公式〕。この差を知らずに1社だけ当たると、処分するしかないと思い込むことになります。
| 出す先 | 電源が入らない端末の扱い | 公式の記載 | 次の一手 |
|---|---|---|---|
| ドコモ 下取りプログラム | 機能不良品として下取り価格を設定 | 機能不良品の例に「電源が入らない」。ただし初期化できていることが確認できない場合は受付不可品となる | 初期化できるなら下取りも比較対象に入れる |
| au 下取りプログラム | 受付不可 | 下取りできない例に「電源が入らない」「充電を行っても充電ランプが点灯しない、充電ができない」 | 買取を当たる |
| ソフトバンク 下取りプログラム | 申込み不可 | 申込みできない条件に「電源が入らない」「スリープボタンが正常に機能しない」「初期化されていない」 | 買取を当たる |
| Apple Trade In | 下取り額がつかない場合も回収は可能 | 「デバイスに下取り額がつかない場合でも、Appleで無料でリサイクルできます」 | 金額を求めるなら買取 |
| 買取(店により方針が異なる) | 対象外とする店と、部品として評価する店に分かれる | 「端子不良で充電できないもの、電源が入らないもの」を買取できないものに挙げている店がある | 動作しない端末を扱う店に出す |
この表で見落としてほしくないのがApple の行です。Appleは「デバイスに下取り額がつかない場合でも、Appleで無料でリサイクルできます」としています〔Apple Trade In〕。引き取ってはもらえるが、金額は期待できないという位置づけです。手放すこと自体が目的ならこれで足りますし、金額が欲しいなら買取に回すことになります。
買取の側は方針が割れます。電源が入らない端末を対象外と明記する店がある一方、動作しない端末を部品として評価する店もあります。1社で断られたことを「どこでも無理」と読み替えないでください。破損した端末全般の売り方は壊れたiPhoneの買取で扱っています。

電源が入らないと分かった瞬間、多くの人が最悪の想定に飛びます。とはいえ画面が真っ黒なことと、本体が壊れていることはイコールではありません。
4つのうち、いちばん実害が大きいのは4つめです。動かない端末に修理費をかけたうえで、それでも下取りが通らないという二重の損失が起こりえます。修理を挟む前に、現状のまま査定額を1つ取っておくのが確実です。

売ると決める前に、Appleが案内している手順を試してください。強制再起動と充電の順番を守るだけで、結論が変わる場合があります。ここで復帰すれば、通常の査定に戻れます。
Face ID搭載のiPhoneの場合、Appleは次の手順を示しています。
Appleは「ロゴが表示されるまでに10秒以上かかることがあります」と補足しています。数秒で諦めると、成功する操作も失敗します。ホームボタンのある機種は組み合わせが変わり、iPhone 7とiPhone 7 Plusはサイドボタンと音量を下げるボタンの同時長押し、iPhone 6s以前はホームボタンとサイドボタンまたはトップボタンの同時長押しです。
Appleは「iPhoneの電源が入らない場合は、iPhoneを1時間充電してから、やり直してください」とし、充電残量低下のアイコンが表示されている場合はハードウェアを確認したうえで30分間、または起動するまで充電するよう案内しています。充電が進まないときの確認手順も公開されています〔Apple公式〕。
ここまで試して起動しない場合、Appleは「iPhoneの電源が依然として入らない場合は、修理サービスが必要な場合があります」としています。修理に出すか、そのまま売るかの分岐点はここです。修理費用は診断後に確定するため、見積もりを取ってから査定額と比べてください。

電源が入らない端末でいちばん気になるのが、中のデータです。本体を操作できなくても、アカウント側からできることがあります。Appleが案内している手順を順に見ていきます。
1番目について、Appleは「デバイスを紛失した場合や盗難にあった場合は、iCloud.comの『デバイスを探す』でデバイスを消去できます」としています〔Apple公式・2026年6月更新〕。消去の指示は予約として残り、端末が次にネットワークにつながったときに実行されます。動かない端末でも、先に指示を出しておく意味があります。
3番目には注意書きが添えられています。Appleは「パスワードを変更して2ファクタ認証をオンにしても、手放したデバイスに保存されている個人情報は削除されませんが、パスワードを変更することによって、新しい持ち主が元の持ち主(あなた)の情報をiCloudから削除することはできなくなります」としています。本体の中身が消えるわけではないという点は、正確に理解しておいてください。
買取店側の工程も確認しておくと安心材料になります。買い取った端末を自社の拠点に集め、専用の機器やソフトウェアでデータを消去する体制を公開している店があり、消去の作業記録を証明書として発行するサービスを用意している店もあります。店を選ぶときは、消去の体制を公開しているかどうかを見るのが実務的です。初期化そのものの手順はiPhoneを売る前にやること7つにまとめました。

動く端末の査定は、外観、バッテリー、動作、付属品を積み上げて金額を出します。動かない端末は、その積み上げが最初から成立しません。評価の軸が、本体そのものから部品へ移ります。
| 評価される要素 | 動かない端末での見られ方 |
|---|---|
| 機種と世代 | 部品としての需要に直結する。新しい世代ほど部品の価値が残りやすい |
| 画面の割れ・欠け | 画面が無傷なら、その部分の評価が残る。auは基盤が見えている状態や液晶面全体が蜘蛛の巣状に割れている状態を下取り不可としており、破損の程度が線引きになる |
| 水濡れ反応 | auは「水濡れシールに水濡れ反応がある(メーカー指定箇所を確認します)」を下取りできない例に挙げている。買取でも評価が下がる要因になる |
| 筐体の歪み・欠け | フレームが歪んでいる、背面や側面に明確な溝・割れ・欠けがあると、部品の取り出しにも影響する |
| ネットワーク利用制限 | 判定が「×」なら買取自体が難しくなる。動く動かないとは別の軸で効いてくる |
| 付属品と箱 | 本体が動かなくても、揃っていれば評価に含まれる場合がある |
ここで押さえておきたいのが、電源が入らない理由までは査定の場で確定しないという点です。バッテリーの寿命なのか、基板の故障なのか、充電ポートの不良なのかは、分解しないと分かりません。そのため査定は「動作未確認」という前提で行われます。動く端末と同じ土俵で金額を比べても意味がない、というのはそういう理由です。
破損の程度で結論が変わることも覚えておいてください。auの基準では、基盤が見えている状態や液晶面全体が蜘蛛の巣状に割れている状態が受付不可の線です。画面が割れているだけなら、まだ評価の対象に残ります。画面割れの減額幅についてはスマホ画面割れの買取で扱っています。水没が疑われる場合はiPhone水没の対処法を確認してください。
値がつかない端末をどう扱うかも決めておく必要があります。ジャンク品として扱われる端末にも需要があるという話はジャンク品とは?にまとめています。

持ち込む前に済ませておくと、当日がスムーズになります。動かない端末でも、確かめられる情報は意外に残っています。
清掃はしてかまいませんが、やりすぎないでください。Appleのお手入れ案内は研磨剤・石けん・洗剤の使用を避けるよう求めています〔Apple公式〕。動かない端末は外観の評価が相対的に効いてくるぶん、磨いて仕上げを変えてしまうと損をします。糸くずの出ない布で拭くところまでにとどめてください。

下取りで断られ、量販店の買取でも対象外だと言われると、処分するしかないと思えてきます。とはいえ動作しない端末を扱う買取店はあります。リンクサス買取は、iPhone・Android・iPad・タブレットに加えて、画面が割れた端末や動作しない端末も査定の対象としています。査定は無料で、店頭買取と宅配買取のどちらにも対応しています。
電源が入らない端末では、評価の軸が本体から部品へ移ります。機種と世代、画面の状態、水濡れ反応の有無、筐体の歪みが見られる項目です。捨てるという判断の前に、金額を1つ取っておくだけで結論が変わることがあります。
電源が入らないというご相談で、まずお尋ねするのが「どのくらい充電されましたか」です。数分つないで駄目だったので諦めた、という方が本当に多いのですが、Appleさんの案内では1時間充電してからもう一度、となっています。それで戻った端末を何台も見てきました。戻れば通常の査定になりますので、まず試してみてください。それと、修理してから持ってこようとお考えの方には、いったん止まっていただいています。非正規の修理は査定で不利に働くことがありますし、修理費が査定の上がり幅を超えてしまうこともありますので。まず現状のまま金額をお出しします。データのことをご心配される方も多いのですが、iCloudから消去の指示だけ先に出しておいていただくと安心かと思います。
電源が入らない端末は、下取りでは受付が止まる場合があります。auは下取りできない例に「電源が入らない」を挙げ、ソフトバンクも申込みできない条件としています。一方でドコモは機能不良品としての区分を設けています。下取りの窓口で断られたことと、値がつかないことは別の話です。処分費用をかける前に一度お出しください。買い替えを中古で考えている場合は、中古iPhoneの在庫もあわせて見ておくと選択肢が広がります。
電源が入らないiPhoneの下取りは、事業者によって扱いが分かれます。auは「電源が入らない」「充電を行っても充電ランプが点灯しない、充電ができない」を下取りできない例に挙げ、ソフトバンクも申込みできない条件としています。ドコモは機能不良品としての区分を設けており、初期化済みであることを確認できるかどうかで結論が変わります。Appleは下取り額がつかない場合でも無料でリサイクルできるとしていますが、金額を求めるなら買取に回すことになります。
売ると決める前に、Appleが案内する切り分けを試してください。音量を上げるボタン、音量を下げるボタン、サイドボタンの順で強制再起動を行い、起動しなければ1時間充電してからやり直す。数分で諦めるのが、いちばんもったいない失敗です。それでも起動しない場合は、iCloud.comの「デバイスを探す」から消去を指示し、IMEIで判定を確認し、SIMカードを抜いてから査定に出してください。壊れたiPhoneの買取とあわせて読むと、破損の程度ごとの扱いが見えてきます。
買取店によって扱いが分かれます。「端子不良で充電できないもの、電源が入らないもの」を買取できないものに挙げている店がある一方、動作しない端末を部品として評価する買取店もあります。下取りも事業者によって分かれ、auは下取りできない例に「電源が入らない」を、ソフトバンクは申込みできない条件に「電源が入らない」を挙げていますが、ドコモは機能不良品としての区分を設けています。1社で断られたことを、どこでも無理だと読み替えないでください。
強制再起動と充電を試してください。Face ID搭載のiPhoneでは、音量を上げるボタンを押してすぐ放し、音量を下げるボタンを押してすぐ放し、サイドボタンをAppleロゴが表示されるまで長押しします。Appleはロゴの表示に10秒以上かかることがあるとしています。それでも起動しない場合、Appleは「iPhoneの電源が入らない場合は、iPhoneを1時間充電してから、やり直してください」と案内しています。
アカウント側から手を打てます。Appleは「デバイスを紛失した場合や盗難にあった場合は、iCloud.comの『デバイスを探す』でデバイスを消去できます」としており、消去の指示は端末が次にネットワークにつながったときに実行されます。あわせて信頼できるデバイスのリストから削除し、Apple Accountのパスワードを変更して2ファクタ認証をオンにしてください。ただしパスワードの変更だけでは端末内の個人情報は削除されないとAppleは明記しています。
高くなるとはかぎりません。auは「バッテリーが純正品ではない」「リアカバーが純正では無い」端末に破損品価格を適用するとしており、非正規の修理は査定で不利に働くことがあります。Appleも「部品と修理の履歴」に「修理を完了」と表示される端末について、修理を完了しないと下取りに出せないとしています。修理費用が査定の上がり幅を上回ることもあるため、まず現状のまま査定額を取ってから判断してください。
本体や箱から読み取れます。機種によってはSIMトレイにIMEIが刻印されており、購入時の箱の側面にあるシールにも記載されています。番号が分かれば、ドコモ・au・ソフトバンクの各照会ページでネットワーク利用制限の判定を確認できます。判定が「×」の場合は買取自体が難しくなるため、出す前に確かめておくと当日の手戻りを減らせます。
宅配ではなく店頭への持ち込みが確実です。Appleはリサイクルのために発送する場合の基準として「膨張や損傷、欠陥のあるバッテリーを含む電子機器を発送しない」ことを挙げています。また「バッテリーが劣化または膨張しているもの」を買取できないものに挙げている店もあり、扱いは店ごとに違います。持ち込み先の受付条件を先に確認してください。
値がつく場合があります。下取りは新しい端末の購入とセットの特典で、受付条件が厳しく設定されています。買取は評価の軸が本体から部品へ移るため、機種と世代、画面の状態、水濡れ反応の有無、筐体の歪みで判断されます。リンクサス買取では、iPhone・Android・iPad・タブレットに加えて、画面が割れた端末や動作しない端末も査定の対象としています。査定は無料で、店頭買取と宅配買取のどちらにも対応しています。
最終更新:(リンクサスモバイル事業部長 浜野哲也 監修・2026年8月時点)。本文で引用したApple・各通信事業者の記載は、いずれも2026年8月時点の公式掲載内容です。買取店の受付条件として書いた内容は、特定の1社の規約ではなく複数の事業者に共通する扱いをまとめたもので、店ごとに差があります。iOSの画面名称・手順は、OSのバージョンや機種により表記が変わる場合があります。修理費用は診断後に確定し、買取・下取りの受付条件は変更されることがあるため、依頼前に各社の公式ページでご確認ください。

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