古いスマホの買取|10年前でも売れる条件と値がつかない時の処分

古いスマホの買取|10年前でも売れる条件と値がつかない時の処分
2026.9.22

古いスマホは、10年前の端末でも買取の対象になります。値段がつくのは端末としての価値だけではなく、部品と素材にも需要があるためです。引き出しで眠っている端末を、いま売れるかどうかで迷う必要はありません。

とはいえ、何年前でも同じ金額になるわけではありません。この記事では、年代と状態で扱いがどう分かれるか、10年前の端末にも値がつく仕組み、古い端末ならではの落とし穴、値がつかなかったときの処分先までを整理しました。Android端末はGoogleアカウントを削除する順番を間違えると、次に使う人が端末を一切使えなくなります。この点はGoogle公式の記述にそって説明します。

年代別・古いスマホが売れるかの早見表

年代別・古いスマホが売れるかどうかの早見表
年代よりも状態のほうが効く

何年前までなら売れるのか。この問いへの答えは「年数より状態のほうが効く」になります。同じ10年前の端末でも、動作するかどうかで扱いが変わります。おおまかな目安を並べます。

年代の目安 動作する場合 動作しない場合 向いている手放し方
1〜3年前 中古品として評価される 部品の需要が高く、ジャンクでも値がつきやすい 買取または下取り
4〜6年前 中古品として評価される。相場は下がる ジャンク品として査定 買取
7〜10年前 機種により評価が分かれる 部品・素材として扱われる 買取。値がつかなければ回収へ
10年以上前 機種により評価が分かれる 素材として扱われることが多い まとめて査定に出す
ガラケー 需要のある機種がある 素材として扱われる まとめて査定に出す

この表で伝えたいのは、どの行にも「買取に出す」が残っているという点です。値がつかないと分かってから処分に回しても遅くはありません。先に捨ててしまうと、そこで終わります。ガラケーの扱いはガラケーは売れる?買取で値がつく4つの需要と売り先の選び方で個別に扱っています。

「古いから値がつかない」4つの誤解

古いスマホは値がつかないという4つの誤解
寝かせている端末ほど早く動くほうがいい

古い端末を捨ててしまう人の多くは、査定に出す前に結論を出しています。その結論のもとになっている思い込みが4つあります。

  • 通信に使えない端末は売れない
    回線が使えるかどうかと、買取に出せるかどうかは別です。カメラ、音楽プレーヤー、家庭内のWi-Fi端末としての需要があり、部品と素材としての価値も残ります。売れるかどうかを自分で判断せず、査定に出してから決めてください
  • 傷や汚れがあるから出すだけ無駄
    外装の状態は減額の材料ですが、買取の可否を分ける条件ではありません。磨いたり分解したりする必要もありません。むしろ手を加えるほど評価が下がることがあります。糸くずの出ない布で拭くところまでにとどめてください
  • 初期化すればSDカードの中身も消える
    消えません。AndroidのSDカードは別途抜いて手元に残す必要があります。SIMカードも同じです。本体をリセットしても、差したままのカードは次の持ち主の手に渡ります
  • Androidも初期化すれば売れる状態になる
    Googleアカウントを削除せずにリセットすると、端末保護機能が残ります。Google公式は「出荷時の設定にリセットした後でセットアップの際にこの情報を入力できないと、デバイスをまったく使用できなくなります」とし、保護を無効にするにはデバイスからGoogleアカウントを削除するよう案内しています〔Google公式〕

もうひとつ、時間の話をしておきます。スマホの相場は新しい世代が出るたびに下がります。引き出しで寝かせている期間は、そのまま値下がりの期間です。今日いくらかを知るところから始めるのが、いちばん損の少ない動き方になります。長く放置した端末で起きることは使わなくなったスマホを売る|放置で失う3つと売却の順番にまとめました。

スマホ 買取価格の目安

状態により変動します。表示は上限の目安です

価格を取得しています…

最新額はスマホ買取価格一覧で確認できます

10年前の端末にも値がつく仕組み

10年前の古いスマホにも値がつく仕組み
端末・部品・素材の3つの出口がある

古い端末に値がつくのは、出口が複数あるからです。端末として売る、部品として使う。このどちらかに当てはまれば値がつく可能性があります。どちらにも当てはまらない端末でも、素材として資源に戻すことはできます。ただしその場合は、値がつかず無料の引き取りになることもあります。

  • 端末として再び使われる
    動作する端末は中古品として流通します。通信契約なしでも使い道があるため、古い世代にも一定の需要が残ります。人気のあった機種ほど、年数が経っても引き合いがあります
  • 部品として取り出される
    画面、カメラ、基板、フレーム、背面ガラスは、それぞれ別に評価されます。修理用の部品は新品が手に入りにくくなるため、世代が古くなるほど部品の希少性が上がる場合もあります
  • 素材として資源に戻る
    小型家電には金属資源が含まれており、国は小型家電リサイクル法にもとづく回収の仕組みを整えています〔環境省〕。端末としても部品としても値がつかない個体は、この経路に回ります

査定額を決める4つの要素

では実際の金額は何で決まるのか。年数そのものではなく、次の4つの組み合わせで決まります。

要素 査定への効き方
機種と世代 いちばん大きい。同じ年代でも人気機種かどうかで幅が出る
動作するかどうか 中古品として扱えるかジャンク扱いかの分かれ目になる
外装とバッテリー 傷・割れ・膨張は減額の材料。買取の可否は分けない
付属品と箱 揃っているほど加点。無くても査定そのものは受けられる

ここで釘を刺しておくと、年数が新しくても動作しなければ中古品の枠には入りません。逆に10年前の端末でも、起動して画面が映れば中古品として見られます。手元の端末がどちらなのかは、電源を入れれば分かります。減額される項目の具体例はAndroid減額査定に関する注意点で扱っています。

古い端末ならではの落とし穴4つ

古いスマホを売るときの落とし穴4つ
新しい端末では起きない詰まり方がある

長く放置した端末には、新しい端末では起きない詰まり方があります。どれも査定の前に気づけるものです。順に見てください。

  • Googleアカウントを削除する前にリセットしてしまう
    Android端末の落とし穴はここです。Google公式は、デバイスの保護を無効にするにはデバイスからGoogleアカウントを削除するよう案内しています。削除せずにリセットすると保護が残り、セットアップで情報を入力できない相手は端末をまったく使えなくなります。削除してからリセット、という順番です
  • リセットの条件を満たしていない
    Google公式によれば、出荷時の設定へのリセットは最長で1時間ほどかかることがあり、70%以上の充電とネットワーク接続が必要です〔Google公式〕。加えてGoogleアカウントのパスワードを再設定したばかりの場合は、24時間経ってからリセットするよう案内されています
  • SDカードとSIMカードを入れたまま出す
    本体をリセットしても、差したままのカードの中身は消えません。どちらも抜いて手元に残してください。写真や連絡先がSDカードに入ったままになっている端末は珍しくありません
  • アカウントのパスワードを思い出せない
    数年ぶりに電源を入れた端末では、ここで止まる例がいちばん多い。Googleアカウントでも、iPhoneのApple Accountでも同じです。端末より先に、パスワードのほうを確保しておくと考えてください

バッテリーが膨らんで画面が浮いている端末は、発送の前に店舗へ連絡してください。膨張したリチウムイオン電池は、配送での扱いが運送会社ごとに異なります。iPhoneの場合の準備はiPhoneを売る前の初期化|これだけで大丈夫?7手順とサインアウト、Android全般の注意点はAndroidスマホ売る前に確認注意点!アンドロイド円滑に買取売却方法にまとめています。

値がつかないときの手放し方4つ

古いスマホに値がつかないときの手放し方

査定に出して値がつかなかった場合でも、行き先は残っています。ただし燃えないごみに出すのは最後の選択肢にしてください。リチウムイオン電池は、ごみ収集車や処理施設での発火の原因になります。

  • 買取に出す
    まずここから。複数台をまとめて出すと、1台ずつでは値がつかない端末も合算で評価される場合があります。結果を見てから次を決めれば損はありません
  • 下取りに出す
    買い替えと同時なら手間は最少です。ただし対象機種と状態の条件があり、古い世代は対象外になることがあります。買取のほうが受け入れの幅は広いのが一般的です
  • 自治体の回収ボックスに出す
    国は小型家電リサイクル法にもとづく回収の仕組みを整えており、自治体や認定事業者が回収の窓口になっています〔環境省〕。投入する前にデータの消去を済ませてください。回収箱に入れた端末は戻ってきません
  • キャリアショップの回収に出す
    契約中かどうかにかかわらず受け付けている店舗があります。その場で端末に穴を開けるなどの物理的な処置をしてもらえる場合もあります。確実に使えなくしたい場合の選択肢になります

どの経路を選ぶにしても、先にやることは同じです。データを消し、SDカードとSIMカードを抜く。iPhoneの処分先の比較はiPhoneの捨て方4つ|自治体・Apple回収と膨張電池の扱い、ジャンク品として扱われる端末の行き先はジャンク品とは?なぜ売れる|使い道と壊れたスマホの買取・処分で詳しく扱っています。

売る準備と当日の流れ

古いスマホを売る準備と当日の流れ

準備そのものは30分ほどで終わります。古い端末ほど、充電に時間がかかる前提で動くのがコツです。前日に充電器へつないでおくと、当日あわてずに済みます。

  1. 端末を充電し、電源が入るかを確かめる
  2. 残しておきたい写真や連絡先をパソコンやクラウドへ移す
  3. Android端末はGoogleアカウントを削除する(iPhoneはサインアウトする)
  4. 本体を初期化する
  5. SDカードとSIMカードを抜き、トレイは本体に戻す
  6. 本人確認書類を用意して申し込む
当日に持っていくもの 補足
本人確認書類 古物営業法は、買い受けの際に相手方の住所・氏名・職業・年齢を確認するよう定めている〔古物営業法 第15条〕
端末本体 複数台あるならまとめて。動かない端末も一緒に
充電ケーブル・箱 古い機種は専用の端子であることが多く、あると確認が早い
振込先の情報 宅配買取の場合。書類の要件は買取店ごとに異なる

本人確認書類の選択肢は住民票の取り方|コンビニ・窓口・郵送の手順と買取での使い方、申込みから入金までの全体像はスマホ買取の流れ|申込みから入金までの5工程と必要なもので確認できます。消去の手順そのものはスマホを売る前にすること|初期化の前に移す・止める・外すもの一覧が詳しいです。

古いスマホ・古い携帯の買取査定【リンクサス買取】

古いスマホと古い携帯の買取査定を行うリンクサス買取
まとめて出すほど手間が減る

リンクサス買取では、iPhone・Androidに加えてガラケーや動作しない端末も査定の対象としています。査定は無料で、店頭買取と宅配買取のどちらにも対応しています。引き出しにまとめて眠っている端末は、まとめて出すほうが手間も少なく済みます。

監修:リンクサスモバイル事業部長 浜野哲也

「こんな古いものでも見てもらえますか」と、袋に何台も入れてお持ちになる方がいらっしゃいます。見ます。というより、そういう出し方がいちばん効率がいいんです。1台ずつですと値がつきにくい機種も、まとめてお預かりすると全体で評価できますので。お願いしたいのは2つだけで、まずAndroidをお持ちの方は、リセットの前にGoogleアカウントを削除しておいてください。順番が逆ですと保護機能が残って、次にお使いになる方が起動できません。Googleさんの案内にも、保護を無効にするにはアカウントを削除するようにと書かれています。もうひとつはSDカードです。本体を初期化してもカードの中身は消えませんから、抜いてお手元に残してください。ご自宅で撮られた写真がそのまま入っていた、ということが実際にあります。値がつかなかった端末も、こちらで適正にお引き取りできます。まずは電源が入るかどうかだけ確かめてお持ちください。

どの売り先が自分に合うかを比べたい場合は、スマホ売るならどこがいい?5つの売り先と状況別の選び方が参考になります。買い替えを中古で考えているなら、中古Androidスマホの在庫もあわせて見ておくと選択肢が広がります。

まとめ|寝かせている間に下がる

古いスマホは、10年前の端末でも買取の対象になります。端末として再び使われる、部品として取り出される、素材として資源に戻る。前の2つに当てはまれば値がつく可能性があり、値がつかない端末でも素材として回収できます。年数そのものより、動作するかどうかのほうが査定に効きます。手元の端末がどちらなのかは、電源を入れれば分かります。

ただし古い端末には、古い端末なりの詰まり方があります。Android端末はGoogleアカウントを削除してからリセットする。順番が逆だと端末保護機能が残り、Google公式が書いているとおり次に使う人は端末をまったく使えなくなります。SDカードとSIMカードは初期化では消えないため、抜いて手元に残す。そして相場は、新しい世代が出るたびに下がります。引き出しで寝かせている期間は、そのまま値下がりの期間です。捨てるかどうかを決める前に、一度査定に出してみてください。

古いスマホの買取でよくある質問

10年前のスマホでも買い取ってもらえますか?

買取の対象になります。古い端末には、端末として再び使われる道と、部品として取り出される道が残っているためです。ただし金額は年数だけでは決まりません。機種と世代、動作するかどうか、外装とバッテリーの状態、付属品の有無の組み合わせで決まります。動作する端末は中古品として、しない端末はジャンク品として扱われ、値がつかない場合は素材としての回収に回ります。

通信に使えない古い端末は売れませんか?

回線が使えるかどうかと、買取に出せるかどうかは別の話です。カメラや音楽プレーヤー、家庭内のWi-Fi端末としての需要があり、部品と素材としての価値も残ります。契約が切れている端末、SIMを抜いた端末でも査定は受けられます。売れるかどうかを自分で判断せず、まず査定に出してから決めてください。

Androidスマホは初期化するだけで売れる状態になりますか?

順番があります。Googleアカウントを削除せずにリセットすると端末保護機能が残ります。Google公式は「出荷時の設定にリセットした後でセットアップの際にこの情報を入力できないと、デバイスをまったく使用できなくなります」とし、保護を無効にするにはデバイスからGoogleアカウントを削除するよう案内しています。削除してからリセット、という順番で進めてください。

初期化にはどのくらい時間がかかりますか?

Google公式によれば、Android端末を出荷時の設定にリセットする場合は最長で1時間ほどかかることがあります。準備として70%以上の充電と、Wi-Fiまたはモバイルネットワークへの接続が求められています。リセットが完了した後もインターネットに接続してGoogleアカウントにログインする必要があります。なおGoogleアカウントのパスワードを再設定したばかりの場合は、24時間経ってからリセットするよう案内されています。

SDカードは本体を初期化すれば中身も消えますか?

消えません。AndroidのSDカードは、本体のリセットとは別に抜いて手元に残す必要があります。SIMカードも同じです。写真や連絡先がSDカードに入ったまま手放してしまう例は珍しくありません。査定に出す前に、カードスロットを開けて中を確認してください。SIMトレイは本体に戻しておくと、欠品扱いになりません。

複数台まとめて売ることはできますか?

できます。むしろまとめて出すほうが効率がよくなります。1台ずつでは値がつきにくい古い機種も、まとめて預けると全体で評価できる場合があるためです。引き出しに眠っている端末は、世代がばらばらでもかまいません。動かない端末やガラケーが混じっていても、一緒に見てもらえます。

値がつかなかった端末はどうすればいいですか?

自治体の回収ボックスやキャリアショップの回収に出す方法があります。国は小型家電リサイクル法にもとづく回収の仕組みを整えており、自治体や認定事業者が窓口になっています。燃えないごみに出すのは避けてください。リチウムイオン電池は、ごみ収集車や処理施設での発火の原因になります。回収に出す前に、データの消去とカード類の取り出しを済ませておいてください。

古いスマホの買取はどこに出せばいいですか?

古い機種や動作しない端末を日常的に扱っているかどうかが、そのまま金額の差になります。総合リユース店では、動作確認ができない端末を一律の最低額で扱う場合があります。リンクサス買取では、iPhone・Androidに加えてガラケーや動作しない端末も査定の対象で、査定は無料、店頭買取と宅配買取のどちらにも対応しています。複数台をまとめてお持ちいただくこともできます。

最終更新:(リンクサスモバイル事業部長 浜野哲也 監修・2026年9月時点)。AndroidやiOSの画面名称・手順は、OSのバージョンや機種により表記が変わる場合があります。自治体の回収方法や買取の条件は変更されることもあるため、お申込み前に各社・各自治体の公式ページでご確認ください。

監修者
監修者情報
浜野哲也
リンクサスモバイル事業部長
通信業界での法人営業や、スマートフォン部品の専門商社で副社長を務めた経験を持ち、現在はスマートフォンの買取・販売を中心としたリユース事業を統括。現場での査定や価格設計に関わる一方、中国をはじめとする国内外のリユース・IT市場の動向にも注目し、信頼性のある情報提供を心がけている。

新着記事

おすすめ記事

«
買取商品を探す
買取方法・店舗を確認する
利用案内・お役立ち情報
買取査定・相談