ドコモ下取りプログラムの条件|対象機種と受付不可になる例

ドコモ下取りプログラムの条件|対象機種と受付不可になる例
2026.8.24

ドコモの下取りプログラムは、ドコモで機種を購入する人だけが使える仕組みです。還元は機種購入代金の割引かdポイントで、現金では受け取れません。ポイントを受け取るには、dポイントクラブまたはドコモビジネスメンバーズへの加入が必要です〔ドコモ公式〕。

つまずきやすいのは、対象機種の条件が機種変更と新規契約でまるごと入れ替わる点です。機種変更・契約変更ではドコモが販売した機種しか出せず、しかも自回線の機種購入履歴に登録されている必要があります。他社が販売したiPhoneやAndroidを出せるのは、新規契約やMNPと同時に申し込む場合だけです。この記事では、申込み方法の違い、受付不可になる条件、ポイントが届くまでの日数、そして機種を買わずに手放したい場合の選択肢までを、ドコモの公式情報だけで整理しました。

ドコモ下取りプログラムの早見表

ドコモ下取りプログラムの早見表
還元の形と申込み方法を先に決める

下取りプログラムは、機種の購入とセットで進む仕組みです。単体で「端末だけ買い取ってもらう」使い方はできません。まず全体像を押さえてください。

項目 内容
使える人 ドコモで機種を購入するお客さま。機種変更・契約変更・新規契約・MNPが対象
還元の形 機種購入代金の割引、またはdポイント。ポイント受け取りにはdポイントクラブかドコモビジネスメンバーズへの加入が必要
申込み方法 店頭またはドコモオンラインショップ。オンラインではApple Watch・スマートウォッチは受付対象外
台数 1度の申込みにつき1台まで。複数台の同時受付はできない
査定 ドコモ側で「良品」「画面割れ品」「機能不良品」の3段階に区分。状態によっては受付不可
ポイント進呈まで 下取り機種の到着から2〜3週間
返却 下取り申込み受付後の機種やアクセサリーの返却は受けられない

表のなかでいちばん見落とされやすいのが最後の行です。受付が済んだあとに「やっぱり返してほしい」は通りません。機種送付後はデータの復元や閲覧もできないとドコモは明記しています。査定額を見てから決めたい場合は、下取りとは別の手段を検討することになります。検査後に額が変わる仕組みはApple下取りの流れで扱っています。

下取りでつまずく4つの誤解

ドコモ下取りでつまずく4つの誤解
条件を満たしていないと申込みの前で止まる

ドコモショップやオンラインショップで手が止まる原因は、査定の厳しさではありません。下取りプログラムを「どんな端末でも引き取ってくれる窓口」だと思っていることにあります。よく見かける4つを先に外しておきます。

  • 手元にある機種なら、何でも下取りに出せる
    出せません。機種変更・契約変更では、ドコモが販売した機種で、かつ自回線の機種購入履歴に登録されていることが条件です。その購入において不備・不正・未払いがないことも求められます。au・ソフトバンク・楽天が販売したiPhoneや他社のAndroidを出せるのは、新規契約やMNPと同時に申し込む場合だけです
  • 下取りに出せば残っている分割払いは消える
    消えません。ドコモは「下取り申込機種などに分割払いの未払い残高がある場合は、継続してお支払いいただきます」としています。端末が手元を離れても、支払い義務はそのまま残ります。残債の扱いはSIMロックは解除せずに売れる?でも触れています
  • データ消去やロック解除はショップでやってくれる
    ドコモは「下取り申込機種に残っているデータの消去・移行、およびアクティベーションロックなど各種ロック解除は、お客さまご自身の責任で実施してください」としています。機種送付後はデータの復元・閲覧ができません。バックアップも含めて、来店前・発送前に自分で終わらせておく作業です
  • 量販店のドコモ窓口でも同じように預けられる
    預けられない場合があります。ドコモは「一部の家電量販店では、進呈ポイントが10,000pt以上の場合店頭お預かりが不可となります」とし、その場合は「NTTドコモ下取り窓口」への郵送手続きが必要になるとしています。詳細は各ドコモ取扱店へ問い合わせる形です

4つに共通するのは、下取りがドコモとの契約に紐づいた特典だという点です。端末の価値だけで成立する取引ではありません。この前提を踏まえたうえで、自分が条件に当てはまるかを確認していきます。

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対象になる機種と申込みの条件

ドコモ下取りの対象になる機種と申込みの条件
契約の種類で対象がまるごと入れ替わる

下取りに出せる機種は、契約の種類によって範囲が変わります。同じ端末でも、機種変更なら対象外、MNPなら対象という逆転が起きます。ここを取り違えたまま来店すると、その場で手続きが止まります。

契約の種類 下取りに出せる機種
機種変更・契約変更 ドコモが販売したiPhone・iPad・Apple Watch・Androidスマートフォン・タブレット・スマートウォッチ・ドコモ ケータイのうち、価格表に記載があり、かつ自回線の機種購入履歴に含まれているもの
新規契約(MNP含む) au・ソフトバンク・楽天が販売したiPhone(SIMフリーおよび海外キャリア含む)、iPad、他社が販売したApple Watch、他社のAndroidスマートフォン・スマートウォッチのうち、価格表に記載のあるもの

加えて、申込みそのものにも条件があります。ドコモ発売機種なら「自回線の機種購入履歴に登録されていること、その購入において不備・不正・未払いがないこと」。他社発売機種なら「新規契約(MNP含む)と同時に下取りを申込むこと」。そして下取りは1度の申込みにつき1台までで、複数台の同時受付はできません。家族の分をまとめて持ち込む使い方はできない、ということです。

ドコモオンラインショップで申し込む場合は、もうひとつ制限があります。Apple Watchとスマートウォッチは受付対象外です。腕時計型のデバイスを下取りに出したいなら店頭を選んでください。Apple Watchを手放す前の手順はAppleWatchを売る前の初期化にまとめています。

店頭とオンラインで違う申込みの流れ

ドコモ下取りの店頭とオンラインで違う申込みの流れ
オンラインは価格の基準日が動く

申込み方法は店頭とオンラインショップの2つです。手間の差だけでなく、適用される価格の基準日そのものが変わります

店頭で申し込む場合

  1. スマートフォンなどの購入と同時に下取りを申し込む
  2. 下取り価格が機種購入代金から割引される

店頭は即時に割引が反映される形です。ただし来店前の準備は必須で、ドコモはデータのバックアップと補償サービスの解約手続きを求めています。法人契約の場合は、来店する申込み担当者への委任状と、その担当者の本人確認書類も必要です。

オンラインショップで申し込む場合

  1. ドコモオンラインショップの「購入手続き」内で下取りを申し込む
  2. 本人確認は、ドコモオンラインショップでの本人確認と本人限定受取郵便での本人確認から選ぶ
  3. 申込み後に届く送付キットを受け取る
  4. 必要事項を記入してキットを返送する
  5. 送付内容などに不備がなければ、ポイントが一括で進呈される

ここで気をつけたいのが基準日です。オンライン受付では、機種変更なら注文完了日時点の価格、新規(追加)契約やMNPならドコモ側の本登録が完了した日の価格で進呈額が判定されます。申込みから本登録までは3日から1週間程度かかると案内されているため、その間に価格表が変われば額も変わります。

送付キットは購入商品とは別に契約者住所へ発送されます。受け取らなかった場合は自動的にキャンセルとなり、不達または3か月以内に受け取りがない返送品はドコモ側で処分されます。下取り機種の到着からポイント進呈までは2〜3週間かかります。申込みから入金までの一般的な流れはスマホ買取の流れと読み比べると違いが分かります。

査定の3段階と受付不可になる条件

ドコモ下取りの査定の3段階と受付不可になる条件
減額で済む症状と、受付が止まる症状は別物

ドコモは届いた端末を「良品」「画面割れ品」「機能不良品」の3段階に分けて査定します。加えて、そもそも受け付けてもらえない「受付不可品」があります。この2つは意味がまったく違うため、分けて確認してください。

区分 該当する状態 結果
良品 画面割れや機能の不良がない状態 3段階のうち最も高い価格が適用される
画面割れ品 画面が割れている状態 画面割れ品の価格が適用される
機能不良品 筐体の破損、電源が入らない、液晶の液漏れ・焼き付き・縦線横線、タッチパネルが動作しない、カメラ・音声・各種ボタンが正常に作動しない、SIMトレイが不足または損傷している 機能不良品の価格が適用される。電源が入らず初期化を確認できない場合は受付不可
受付不可品 初期化されていない、各種ロックが解除されていない、メーカー保証が対象外(改造など)、ネットワーク利用制限がかかっている、基板が断裂している 下取りそのものを受け付けてもらえない

見落とされがちなのが機能不良品の最後の項目、SIMトレイの不足・損傷です。SIMカードを抜くときにトレイを壊した、あるいはトレイを紛失したというだけで、動作に問題がなくても機能不良品の価格になります。抜いたトレイは必ず本体に戻してください。動作に問題がなくても評価が変わる例は壊れたiPhoneの買取でも扱っています。

ネットワーク利用制限がかかっている端末も受付不可品です。ドコモの回線を使っていた端末なら、ネットワーク利用制限の照会で製造番号を入力すれば状態を確認できます。他社が販売した端末を新規契約と同時に出す場合は、auソフトバンクの照会ページで調べてください。

送る前に済ませておく5つ

ドコモ下取りで送る前に済ませておく5つ
端末を渡したあとには操作できない

下取りの準備は難しくありませんが、順番を間違えると取り返しがつかない作業が混じっています。端末が手元を離れたあとでは、どれも実行できません。

  • バックアップを取る
    ドコモは当日の手続きをスムーズに進めるため、事前のバックアップを勧めています。機種送付後にデータの復元・閲覧はできないと明記されているため、ここを飛ばすと写真もメッセージも戻りません
  • 補償サービスを解約する
    ケータイ補償サービスやsmartあんしん補償を契約している場合は、My docomoから解約してください。ドコモは補償対象機種を下取りに出した時点で補償サービスの提供が終了するとしており、機種変更手続きの際に新しい機種へ補償対象の登録を切り替える必要があります
  • 初期化とロック解除を自分で行う
    データの消去・移行とアクティベーションロックなど各種ロックの解除は、利用者の責任で実施するようドコモは求めています。初期化されていない端末、ロックが解除されていない端末は受付不可品です。iPhoneの手順はiPhoneを売る前にやること7つにまとめました
  • アクセサリー類を外す
    ドコモは「下取り申込機種を送付する際、ストラップなどのアクセサリー類は送付しないようご注意ください」とし、同梱された分は処分するとしています。ただし例外があり、購入時に正規品として同梱されていて装着しないと操作できない付属品は、本体とあわせて返却しないと機能不良品扱いになります
  • SIMカードを抜き、トレイは戻す
    SIMカードは自分で抜いて手元に残します。ただしSIMトレイが不足・損傷していると機能不良品の価格が適用されるため、カードだけを取り出してトレイは本体に戻してください

なお、ドコモは下取り申込機種の破砕処理には対応していません。物理的に壊して処分してほしい、という依頼は受けられないという意味です。回収された機種は、適切に処分されるか、内部データをリセットしたうえで第三者への売却や再利用に回されます。

機種を買わずに手放す場合【リンクサス買取】

機種を買わずに手放すならリンクサス買取
購入とセットにしなくても手放せる

下取りプログラムは機種の購入が前提です。機種変更の予定がない、ドコモ回線を解約した、条件に当てはまらなかったという場合は、買取のほうが話が早くなります。ドコモ自身も、機種の購入やドコモ回線がなくても使える「買取プログラム」を案内しており、こちらは株式会社Belongが提供する別サービスで、還元は現金振り込みです。運転免許証・マイナンバーカード・在留カードのいずれかを準備して申し込む形になります。

リンクサス買取も同じく、契約や購入を条件にしていません。iPhone・Android・iPad・タブレットに加えて、画面が割れた端末や動作しない端末も査定の対象としています。査定は無料で、店頭買取と宅配買取のどちらにも対応しています。

監修:リンクサスモバイル事業部長 浜野哲也

ドコモの下取りをご検討されていて、うちに来られる方には二通りあります。ひとつは、機種変更の予定がなくて下取りが使えなかった方。もうひとつは、条件を調べていくうちに「これは自分の端末は対象外だ」と気づかれた方です。特に多いのが、以前お使いだった他社の端末を機種変更のときに一緒に出そうとされたケースですね。あれはドコモさんのルール上、新規かMNPでないと受けられません。それと、SIMトレイを紛失されている方が本当に多い。カードだけ抜いてトレイをどこかにやってしまう。あれは動作に関係ないように思えて、査定では扱いが変わってしまいます。うちは査定額をご覧いただいてからお断りいただけますので、まずは状態のまま、そのままお持ちください。

下取りの条件から外れた端末も、買取なら値がつくことがあります。電源が入らない端末は部品としての評価に切り替わりますので、処分費用をかける前に一度お出しください。買い替えを中古で考えている場合は、中古Androidの在庫もあわせて見ておくと選択肢が広がります。

まとめ|条件を満たせるかを先に確かめる

ドコモの下取りプログラムは、ドコモで機種を購入する人向けの特典です。還元は機種購入代金の割引かdポイントで、機種変更ならドコモが販売した機種、他社の端末なら新規契約やMNPと同時という条件が付きます。1度の申込みにつき1台まで、オンラインではApple Watchとスマートウォッチは受付対象外です。

査定は「良品」「画面割れ品」「機能不良品」の3段階で、初期化されていない端末やロックが解除されていない端末、ネットワーク利用制限がかかっている端末は受付不可になります。分割払いの残高は下取りに出しても消えません。そして受付が済んだあとは、機種もアクセサリーも返却されません。額を見てから決めたいなら、古いスマホの買取もあわせて検討してください。

ドコモ下取りのよくある質問

ドコモの下取りは機種を買わなくても使えますか?

使えません。下取りプログラムはドコモで機種を購入するお客さま向けの特典で、機種変更・契約変更・新規契約・MNPと同時に申し込む形になります。機種を購入せずに手放したい場合、ドコモは株式会社Belongが提供する「買取プログラム」を案内しています。こちらは機種の購入やドコモ回線がなくても利用でき、還元は現金振り込みです。申込みには運転免許証、マイナンバーカード、在留カードのいずれかが必要です。

他社で買ったiPhoneもドコモの下取りに出せますか?

契約の種類によります。新規契約(MNP含む)と同時であれば、au・ソフトバンク・楽天が販売したiPhone(SIMフリーおよび海外キャリア含む)も下取りプログラムに申し込めます。一方、機種変更や契約変更の場合は、ドコモが販売した機種で、かつ自回線の機種購入履歴に登録されているものだけが対象です。同じ端末でも契約の種類で対象かどうかが入れ替わります。

ドコモの下取り価格はいつの時点のものが適用されますか?

オンライン受付では申込み内容によって判定基準日が異なります。機種変更の場合は注文完了日時点の価格、新規(追加)契約やのりかえ(MNP)の場合はドコモ側の本登録が完了した日の価格にもとづいて進呈されます。申込みから本登録までは3日から1週間程度かかると案内されています。店頭で申し込む場合は、購入と同時に下取り価格が機種購入代金から割引されます。

下取りに出した端末が受付不可になるのはどんな場合ですか?

ドコモは受付不可品の例として、初期化されていない、各種ロックが解除されていない、メーカー保証が対象外(改造など)、ネットワーク利用制限がかかっている、基板が断裂している、の5つを挙げています。また電源が入らない端末は機能不良品に区分されますが、初期化できていることが確認できない場合は受付不可品となります。データの消去とロック解除は利用者の責任で実施するよう求められています。

SIMカードやアクセサリーは一緒に送っていいですか?

送らないでください。ドコモはストラップなどのアクセサリー類を送付しないよう求めており、同梱された分はドコモ側で処分されます。SIMカードも自分で抜いて手元に残します。ただしSIMトレイが不足または損傷していると機能不良品の価格が適用されるため、カードだけを取り出してトレイは本体に戻してください。装着しないと操作できない正規の付属品だけは、本体とあわせて返却が必要です。

ポイントはいつもらえますか?付与されない場合は?

下取り機種の到着からポイント進呈までに2〜3週間かかります。ポイントの受け取りには、dポイントクラブまたはドコモビジネスメンバーズへの加入が必要です。送付キットを受け取らなかった場合は自動的にキャンセルとなります。また利用申込書や同梱物に不備がある場合、下取り条件を満たさない場合は契約者住所へ返送され、不達または3か月以内に受け取りがないと処分されます。

下取りに出したあとで返してもらえますか?

返してもらえません。ドコモは下取り申込み受付後の機種やアクセサリーの返却は受けられないとしています。機種送付後はデータの復元・閲覧もできません。査定額を確認してから手放すかどうかを決めたい場合は、買取を検討してください。リンクサス買取では、iPhone・Android・iPad・タブレットに加えて画面が割れた端末や動作しない端末も査定の対象としており、査定は無料で店頭買取と宅配買取のどちらにも対応しています。

最終更新:(リンクサスモバイル事業部長 浜野哲也 監修・2026年8月時点)。画面名称・手順は、OSのバージョンや機種により表記が変わる場合があります。下取りプログラムの対象機種・価格・条件は変更されることがあるため、申込み前にドコモの公式ページでご確認ください。

監修者
監修者情報
浜野哲也
リンクサスモバイル事業部長
通信業界での法人営業や、スマートフォン部品の専門商社で副社長を務めた経験を持ち、現在はスマートフォンの買取・販売を中心としたリユース事業を統括。現場での査定や価格設計に関わる一方、中国をはじめとする国内外のリユース・IT市場の動向にも注目し、信頼性のある情報提供を心がけている。

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