
電源が入らないiPhoneは売れます。ただし下取りは事業者によって受付が分かれ、買取でも店によって扱いが割れます。auは下取りできない例に「電源が入らない」を挙げており、買取でも「端子不良で充電できないもの、電源が入らな […]

新品のiPhoneを買取に出すとき、いちばん効くのは状態ではありません。買った証明が残っているかどうかです。未使用品や未開封品を買取に出すときは、購入時のレシートや領収書など購入を証明できるものを求められることがあります。古物商には取引の相手方と入手経路を確認する義務があるため、状態がよい端末ほどこの確認が丁寧になります。
もうひとつ、未開封のまま出したい人が知っておくべきことがあります。未開封の扱いは買取店によって分かれます。ラクウルのように査定時に開封・通電して動作確認を行う店がある一方、未開封を独立した上位ランクとして高く買う店もあります。どちらに出すかを決める前に、自分で封を切らないでください。この記事では、新品・未使用・未開封の線引き、買取が止まる条件、キャリアで買った端末に固有の落とし穴を、公式の記載だけで整理しました。
目次

まず言葉を揃えておきます。新品、未使用品、未開封品は、買取の現場では扱いが違います。ここを混ぜたまま複数の店を回ると、提示された金額の意味が読めなくなります。
| 呼び方 | 指している状態 | 査定での扱い | 要求されるもの |
|---|---|---|---|
| 未開封品 | 箱の封を切っていない | 開封・通電して動作確認を行う店と、未開封を独立した上位ランクとして扱う店に分かれる | 購入時のレシートや領収書など購入が証明できるもの |
| 未使用品 | 開封したが、実質的に使っていない | 外観・動作・付属品・バッテリー・ネットワーク利用制限の各項目で査定 | 購入時のレシートや領収書など購入が証明できるもの |
| 中古(数日〜数週間使用) | 実際に使った履歴がある | キズ、使用感、バッテリーの状態で減額の判定に入る | 本人確認書類。購入証明は状況により |
| 同じ機種を複数出す場合 | 同一商品や似た商品をまとめて出す | 通常の査定に加えて、入手経路の確認が入りうる | 購入時のレシートや領収書などが必要になる場合がある |
この表でいちばん意外に思われるのが、未開封品の行です。開封して中身と動作を確かめてから値を付ける店があり、たとえばラクウルは「未開封品は、査定時に開封・通電のうえ動作確認を行いますので、あらかじめご了承ください」としています〔ラクウル公式〕。ただしこれが業界共通の扱いというわけではありません。未開封品を独立したランクとして設け、開封済みより高い価格を出している店もあります。封を保ったまま出す価値があるかどうかは、出す先によって変わります。
複数台の行も見ておいてください。同じ機種や似た商品をまとめて出す場合、購入時のレシートや領収書などを求められることがあります。転売目的とみなされるかどうかという話ではなく、古物商としての確認手続きです。古物営業法は取引の相手方を確認する義務を課しており、どの買取店でも避けて通れません。

新品を出す人ほど、条件のところで足を取られます。状態が良いぶん、判定が状態以外の項目に集中するからです。
4つに共通するのは、新品という言葉が査定の免罪符にならないという点です。むしろ購入証明とネットワーク利用制限という、中古では表に出にくい2つの関門が前に出てきます。次の章から、その2つを順に見ていきます。

未使用品や未開封品を出すときに求められるのが、購入の証明です。これは値段を上げるための書類ではなく、受け付けてもらうための書類です。ないと査定の土俵に乗らない場合があります。
証明の話をすると、身構える人がいます。とはいえこれは疑われているという話ではなく、古物商が法令に沿って営業するために必要な手続きです。手続きの全体像はスマホ買取の流れで確認できます。

キャリアで買った新品には、中古では起きにくい問題があります。ネットワーク利用制限の判定が、まだ出ていないという状態です。
ドコモの照会サイトには、こう書かれています。「ご購入された携帯電話機代金の支払い状況に応じて、翌々日中に情報を反映しておりますので、反映までお待ちいただきますようお願いいたします」。買った当日にIMEIを入れても、判定は出ません。そして買取店の側は、この状態を対象外に置いていることがあります。通信事業者が販売したモデルで判定が「-」のままの端末を、買取できないものに挙げている店があるためです。
判定の意味も整理しておきます。丸の記号は代金が全額支払い済みであること、三角の記号は分割支払いの途中であること、バツの記号は利用制限がかかっていることを示します。買取の現場では、支払い済みなら減額の材料にならず、分割支払い中は減額の対象になり、利用制限中は多くの買取店が対象外としています。分割で買った新品は、それだけで減額の側に入ります。一括で買っていれば支払い済みの表示になりますが、そこに至るまでの反映待ちがあるわけです。
| 判定 | 意味と買取での扱い |
|---|---|
| 「●」または「○」 | 全額支払い済み。減額の対象にならない |
| 「▲」または「△」 | 分割支払い中。買取自体はできるが大幅な減額の対象になる |
| 「×」 | 利用制限中。多くの買取店が対象外としている |
| 「-」 | 判定情報が反映されていない状態。通信事業者が販売したモデルでは買取できないとする店がある |
制限がかかる理由も公開されています。ドコモは対象となる携帯電話機として、販売店での窃盗や詐欺により不正に入手されたもの、本人確認書類の偽造など不正な契約により入手されたもの、補償サービスにより補償対象になった旧電話機、そして「代金債務(分割支払金や、端末割引に伴う違約金等の債務を含む)の履行がなされていない、またその恐れが高い携帯電話機」を挙げています。auも「代金債務(立替払などに係る債務を含む)の履行がなされていない携帯電話機」を対象としています〔au公式〕。
判定は自分で確認できます。電話アプリで「*#06#」と入力するとIMEIが15桁で表示されるので、その番号をドコモ・au・ソフトバンクの照会ページに入れてください。売りに行く前に、この一手間で結果が変わります。SIMロックの状態が気になる場合はSIMロックは解除せずに売れる?を確認してください。

未開封のまま保管していれば価値が保たれる、という感覚は自然です。ただし買取額は端末の状態だけで決まるものではありません。市場の側が動けば、封を切っていなくても評価は変わります。
ここから導ける結論は単純です。使わないと決めたなら、寝かせずに早めに出すのが得策になります。箱の扱いで迷ったらiPhoneの箱は売る?残す?が判断材料になります。古い端末をまとめて処分したい場合は古いスマホの買取も参考になります。

「未使用品」として出す端末でも、セットアップを一度でも進めたなら消去が要ります。Apple Accountでサインインした痕跡が残っていると、買取できない条件に当たります。「探す」(アクティベーションロック)が有効なままの端末や、パスコード・暗証番号が設定されたままの端末を買取できないものに挙げるのは、買取店に共通する条件です。
2番目で心配になるのが、アクティベーションロックです。Appleは「iPhoneやiPadを消去すると、『[デバイス]を探す』とアクティベーションロックはオフになります」と明記しています〔Apple公式・2026年6月更新〕。消去を最後まで完了させれば外れる、というのが公式の結論です。ただし手順としてはサインアウトが消去の前に置かれているため、順番どおりに進めるほうが安全になります。
時間の見積もりにも注意してください。Appleは、iPhoneで「盗難デバイスの保護」が有効になっている場合、店舗でパスワードを変更しようとするとセキュリティ遅延のため1時間かかる可能性があるとしています〔Apple公式〕。普段使う場所を離れると重要な操作に待ち時間が入る仕組みなので、消去は自宅など見慣れた場所で済ませてください。店に向かう電車の中で片づけよう、という段取りは崩れます。手順の全体はiPhoneを売る前にやること7つにまとめました。SIMカードとトレイの扱いはiPhoneを売る時のSIMカードで扱っています。
清掃については、やりすぎないでください。Appleのお手入れ案内は研磨剤・石けん・洗剤の使用を避けるよう求めています〔Apple公式〕。新品同然の個体を磨いて仕上げを変えてしまうのは、いちばんもったいない失敗です。糸くずの出ない布で拭くところまでにとどめてください。

新品の査定では、見る場所が中古と変わります。キズや使用感を追うより、購入証明とネットワーク利用制限の判定、そして箱と付属品が揃っているかが中心になります。リンクサス買取は新品(未開封)と中古で買取価格を分けて掲載しています。上の価格表示でも2段に分かれていますので、自分の端末がどちらに当たるかを見てから動いてください。未開封のまま出すか開けてから出すかで、参照する価格が変わります。
リンクサス買取は、iPhone・Android・iPad・タブレットに加えて、画面が割れた端末や動作しない端末も査定の対象としています。査定は無料で、店頭買取と宅配買取のどちらにも対応しています。表示は買取ページから直接取得しているため、記事の更新を待たずに最新の目安が出ます。
未開封のままお持ちになる方に、必ずお伝えしていることがあります。ご自分では開けないでください、ということです。査定のときに開けるかどうかは業者によって分かれますが、一度開いた封は戻せません。未開封のままのほうが有利になる場合がありますので、出す先が決まるまではそのままにしておいてください。それより気になるのが、レシートを捨ててしまわれるケースです。未使用品は購入の証明を求められることが多いので、箱と一緒に取っておいていただきたい。あとは寝かせすぎないことですね。使わないと決められたなら、そこがいちばん高い時期です。新しい機種が出るたびに相場は動きますから、迷っておられる間に条件が変わってしまうことがあります。
ネットワーク利用制限が「-」のままの端末は、少し待つと判定が出ることがあります。ドコモは支払い状況に応じて翌々日中に情報を反映するとしていますので、買ったばかりなら数日おいてから照会し直すのが現実的です。判定が出てからリンクサス買取の査定に出せば、減額の理由がはっきりしたうえで金額を比べられます。買い替えを中古で考えている場合は、中古iPhoneの在庫もあわせて見ておくと選択肢が広がります。
新品のiPhoneを買取に出すとき、先に揃えるのは購入の証明とネットワーク利用制限の判定です。未使用品は購入時のレシートや領収書など購入を証明できるものを求められ、未開封品は開封して動作確認をする店と、封のまま上位ランクとして扱う店に分かれます。未開封の扱いは店によって分かれるため、出す先を決めるまで自分で封を切らないでください。
もうひとつの関門が判定です。買った直後の端末は反映待ちで「-」になることがあり、通信事業者が販売したモデルではその状態を買取対象外とする店があります。分割払い中の「▲」は大幅な減額、「×」は買取不可。加えて未開封で寝かせている間も、新機種の登場やバッテリーの化学的な劣化で条件は動きます。使わないと決めたなら、早めに出すのが得策です。買取先の見比べ方はiPhone・スマホ買取ランキングの見方で整理しています。
買取店によって分かれます。査定時に開封して通電し、動作を確認したうえで値を付ける店がある一方、未開封品を独立した上位ランクとして設け、開封済みをそのランクの対象外としている店もあります。いずれの場合も、自分で開けてしまうと未開封の扱いには戻せないため、出す先が決まるまで封は切らないでください。なお封の状態を保って保管を続けても、その間の相場の変動やバッテリーの劣化は避けられません。
必要になります。未使用品や未開封品を買取に出すときは、購入時のレシートや領収書など購入を証明できるものの提示を求められることがあります。同じ機種や似た商品をまとめて出す場合も同様です。古物営業法が古物商に取引の相手方の確認を義務づけているためで、状態がよい端末ほど丁寧に見られます。感熱紙のレシートは時間が経つと文字が薄れるため、写真を撮って残しておくと安全です。
情報の反映を待っている状態です。ドコモの照会サイトは「ご購入された携帯電話機代金の支払い状況に応じて、翌々日中に情報を反映しておりますので、反映までお待ちいただきますようお願いいたします」としています。反映前は「-」判定になることがあり、通信事業者が販売したモデルで判定が「-」のままの端末を買取の対象外にしている店もあります。数日おいてから照会し直してください。
売れますが、減額の対象になります。ネットワーク利用制限の判定は、丸の記号が代金の支払い済み、三角の記号が分割支払いの途中、バツの記号が利用制限中を示します。買取の現場では支払い済みなら減額の材料にならず、分割支払い中は減額の対象、利用制限中は多くの買取店が対象外としています。なお売却後も分割の支払い義務は元の契約者に残ります。支払いが滞ると判定が「×」に変わり、次の持ち主が使えなくなる可能性があります。
下がる場合があります。買取額は端末の状態だけで決まるものではなく、新しい世代が出れば前の世代の評価は動きます。またリチウムイオンバッテリーは使用しない期間も化学的に劣化します。バッテリーの状態は新品の査定でも主要な項目で、劣化に関する警告が表示される端末は評価が下がります。メーカー保証の残り期間も購入日から減っていきます。使わないと決めた時点で出すのが得策です。
必要です。初期化できない端末、「探す」(アクティベーションロック)が有効なままの端末、パスコードや暗証番号が設定されたままの端末を買取できないものに挙げるのは、買取店に共通する条件です。Apple公式は「iPhoneやiPadを消去すると、『[デバイス]を探す』とアクティベーションロックはオフになります」としているため、消去を最後まで完了させてください。なおAppleは「盗難デバイスの保護」が有効なiPhoneについて、店舗でパスワードを変更しようとするとセキュリティ遅延のため1時間かかる可能性があるとしています。消去は自宅など見慣れた場所で行ってください。
購入証明とネットワーク利用制限の判定を先に揃えたうえで、条件に合う買取先を選んでください。新品の査定ではキズや使用感より、購入証明、判定結果、箱と付属品の有無が中心になります。リンクサス買取は新品(未開封)と中古で買取価格を分けて掲載しており、iPhone・Android・iPad・タブレットに加えて、画面が割れた端末や動作しない端末も査定の対象としています。査定は無料で、店頭買取と宅配買取のどちらにも対応しています。
最終更新:(リンクサスモバイル事業部長 浜野哲也 監修・2026年8月時点)。本文で引用したApple・各通信事業者・買取事業者の記載は、いずれも2026年8月時点の公式掲載内容です。買取店の受付条件として書いた内容は、特定の1社の規約ではなく複数の事業者に共通する扱いをまとめたもので、店ごとに差があります。iOSの画面名称・手順は、OSのバージョンや機種により表記が変わる場合があります。買取の条件・必要書類は変更されることがあるため、申込み前に各社の公式ページでご確認ください。

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