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使わなくなったスマホは、電源が入るうちに売るのが最も損の少ない選び方です。理由は2つあります。相場は新機種が出るたびに下がり、引き出しの中のリチウムイオン電池は時間とともに劣化していくためです。総務省消防庁は、リチウムイオン電池を使った製品からの発火事例を公開し、スマートフォンを発生品目の一つに挙げています〔消防庁〕。
「いつか使うかもしれない」と引き出しに入れたまま、何年も経っている端末。心当たりのある人は少なくないはずです。ただ、置いておくこと自体に静かなコストがかかっています。この記事では、放置した端末で何が起きるのかを公的な情報で確かめたうえで、売る・譲る・処分するの分かれ目を整理しました。
目次

手元の端末がどの行に当たるかで、次にやることが変わります。判断の起点は「電源が入るか」と「電池がふくらんでいないか」の2点です。
| 端末の状態 | 向く手放し方 | 理由 | やること |
|---|---|---|---|
| 電源が入り、動作に問題がない | 買取に出す | 中古端末として値がつきやすい | アカウントを外し、消去を認証まで完了させる |
| 電源は入るが画面割れ・不具合がある | 買取に相談する | 部品取りとしての需要が残る | 修理せずそのまま査定に出す |
| 電源が入らない・充電できない | 買取に相談する | 事業者によって扱いが分かれる | 遠隔でのデータ消去ができるか先に確かめる |
| バッテリーがふくらんでいる | 自治体の回収へ | 発火の危険があり、輸送に向かない | 無理に電池を外さず、市区町村の案内に従う |
| 家族が使う予定がある | 譲る | 通信契約なしでもWi-Fiで使える | アカウントを外してから渡す |
| いつか使うかもしれない | 期限を決める | 保管中も相場と電池は落ちていく | 50%前後まで充電し、電源を切って保管する |
上の3行は、いずれも買取の窓口で相談できる状態です。4行目だけは扱いが別で、ふくらんだ電池は輸送にも保管にも向きません。動くかどうかがはっきりしない端末は、まず充電器につないで30分ほど様子を見てください。

引き出しにしまったままの端末について、思い込みが判断を鈍らせます。「動かないから価値がない」「置いておけば無害」のどちらも成り立ちません。よく聞く4つを外しておきます。
4つに共通するのは、判断を先送りするほど選べる道が狭くなるという点です。動くうちなら売る・譲る・処分するの3つから選べますが、電池がふくらめば残るのは1つだけになります。

「そのうち考えよう」と決めた日から、3つのものが少しずつ減っていきます。どれも取り戻せません。何が減るのかを具体的に見ておきます。
保管そのものが悪いわけではありません。災害時の予備やサブ機として残す判断はあり得ます。ただし「いつか」に期限を付けないと、電池のほうが先に期限を迎えます。半年後の日付をカレンダーに入れて、そこで改めて判断する。これだけでも結果は変わります。

手放す前にやることは、端末から「外す」作業と「移す」作業に分かれます。順番を間違えると、外せなくなるものがあります。所要時間はバックアップを除けば20分ほどです。
Appleは「iPhoneやiPadを消去すると、『[デバイス]を探す』とアクティベーションロックはオフになります」と明記しています〔Apple公式〕。止まるのは、パスコードやApple Accountのパスワードが分からず消去が完了しない端末です。Androidはこの逆で、アカウントを消してからリセットするという順番になります。準備の全体像はスマホを売る前にすること|初期化の前に移す・止める・外すもの一覧にまとめています。

査定額の幅を作っているのは、見た目の傷だけではありません。受付の可否そのものを左右するのは、契約と手続きの状態です。4項目を順に確かめます。
1と3は、該当すると金額の話ではなく受付の可否の話に変わります。先にここを片づけておけば、当日に持ち帰る事態を避けられます。判定が「-」と表示された場合の考え方はネットワーク利用制限「-」の買取|表示される4つの原因と照会の順番で解説しています。

3つの道のどれを選ぶかは、端末の状態と、手間をどれだけかけられるかで決まります。迷ったら、まず査定に出して金額を見てから決めるのが順番として合理的です。
| 選ぶ道 | 向いている場面と注意点 |
|---|---|
| 買取店に売る | 電源が入る端末に向く。店頭と郵送があり、査定額を見てから決められる。古物営業法にもとづく本人確認が必要になる |
| 家族や知人に譲る | 通信契約がなくてもWi-Fiで使える。アカウントを外してから渡す。渡したあとの不具合は自分で対応することになる |
| 自治体・認定事業者の回収へ | 携帯電話端末は小型家電リサイクル法の対象品目。値がつかない端末やふくらんだ電池はこちら。データ消去は自分で済ませる |
| 複数台をまとめて出す | 引き出しに数台たまっている場合に向く。1台ずつ手続きするより手間が少ない。本人確認は1回で済む |
買取に出す場合の流れは、申込みから入金まで5つの工程になります。当日に用意するのは、端末本体、箱や付属品(ある場合)、本人確認書類です。古物営業法第15条は、古物を買い受けるときに相手方の住所・氏名・職業・年齢を確認する義務を定めています〔e-Gov法令検索〕。
郵送で送るときは、気泡緩衝材で本体を巻き、外装のすき間を紙で埋めます。日本郵便は、リチウム電池を含む機器について「航空輸送できるものであることを確認し、リチウム電池マークを適切に表示および申告することにより、航空機により輸送できます」としています(航空輸送できるのはゆうパックと国際郵便に限られます)〔日本郵便〕。ただし要件を満たさず航空搭載できない場合は、航空機以外の方法で届けるため1日~4日程度配達が遅れることがあります。同社は品名記載欄に具体的な品名を書くよう求めています。工程ごとの詳細はスマホ買取の流れ|申込みから入金までの5工程と必要なもので確認できます。

リンクサス買取は、店頭買取と郵送買取に対応しており、査定は無料です。iPhoneもAndroidも、複数台をまとめてお持ち込みいただけます。電源が入らない端末や画面が割れた端末も、状態を確認したうえで査定の可否をお伝えします。
「引き出しを片づけたら4台出てきた」というお客さまは、本当によくいらっしゃいます。持ってきていただくと、たいてい一番古い1台には値がつかず、残りの3台には値がつく、という結果になります。ここで申し上げたいのは、値がつかなかった1台も、数年前なら値がついていたということです。相場は待ってくれません。それから、電池がふくらんだ端末は、申し訳ありませんがお預かりできない場合があります。背面が浮いている、机に置くとぐらつく。そういう状態になっていたら、お住まいの市区町村の案内に従って回収に出してください。判断に迷ったら、写真を撮って先にご相談いただければ、伺った内容の範囲でお答えします。
機種ごとの価格の目安は下の一覧で確認できます。手放したあとに買い替えを考えているなら、中古端末はリンクサスモバイルの商品一覧から選べます。
使わなくなったスマホは、電源が入るうちに売るのが最も損の少ない選び方です。相場は新機種が出るたびに下がり、電池は使わなくても劣化していきます。消防庁はリチウムイオン電池を使った製品からの発火事例を公開し、スマートフォンを発生品目の一つに挙げています。Appleは長期保管の目安として50%前後の充電を案内しており、満充電でも空でも保管には向きません。
売る前にやることは、データを移し、アカウントを外し、消去を完了させること。iPhoneは消去でアクティベーションロックが外れ、Androidはアカウント削除が先という違いだけ押さえておけば足ります。値がつかない端末やふくらんだ電池は、携帯電話端末が対象品目に入っている小型家電リサイクル法の枠組みで回収されます。ごみ箱に入れる前に、売る・譲る・回収に出すの3つを一度並べてみてください。
▶ 機種別の買取価格:スマホ買取価格一覧
▶ 高く売るコツ:スマホ高く売るためのポイント
電源が入り、消去を完了できる端末であれば売れます。中古端末の需要は最新機種だけに集中しているわけではなく、部品取りや業務用としての引き合いもあります。何年前まで値がつくかは機種と状態で変わるため、査定に出して確かめてください。バッテリーがふくらんでいる端末は、輸送に向かないため市区町村の回収に出すことになります。
中古相場が下がり続けること、バッテリーが劣化することの2つが起こります。消防庁は、リチウムイオン電池を使った製品から発火した事例を公開し、モバイルバッテリーや加熱式たばことともにスマートフォンを発生品目に挙げています。Appleは長期保管について、フルに充電したり使い切ったりせず50%前後充電した状態にし、6か月以上保管する場合は6か月ごとに50%まで充電するよう案内しています。
順番が逆だと使えなくなります。Googleは、アカウントを削除せずにリセットすると端末保護機能が残り、セットアップ時にその情報を入力できない場合は初期化後にデバイスをまったく使用できなくなると案内しています。保護を無効にするには、リセットの前にデバイスからGoogleアカウントを削除してください。iPhoneは逆で、消去を認証まで完了すればアクティベーションロックもオフになります。
携帯電話端末は小型家電リサイクル法の対象品目に含まれ、市区町村の回収ボックスや認定事業者の窓口で回収されています。出す前にデータの消去は自分で済ませてください。環境省は、排出前に電力を使い切ること、端子部分をビニールテープなどで覆うこと、スマートフォンのように電池を取り外せないものは無理に外さないことを呼びかけています。
お預かりできない場合があります。ふくらんだ電池は発火の危険があり、輸送にも保管にも向きません。背面が浮いている、机に置くとぐらつくといった状態であれば、市区町村の案内に従って回収に出してください。無理に電池を取り外そうとしないことも、環境省が呼びかけています。
できます。1台ずつ手続きするより手間が少なく、古物営業法にもとづく本人確認も一度で済みます。まとめて出す場合も、端末ごとにデータの移行、アカウントの削除、消去は必要です。値がつく端末とつかない端末が混ざっていても、そのまま査定に出して構いません。
売却自体はできますが、本体代金の支払い義務は元の契約者に残ります。ドコモは2016年6月以降、分割払いの期間中をネットワーク利用制限の「△」表示とする運用を告知しており、分割中の売却自体は珍しいことではありません。支払いを止めると後から制限がかかる可能性が残るため、その点を理解したうえで判断してください。
査定できます。リンクサス買取は店頭買取と郵送買取に対応しており、査定は無料です。iPhoneもAndroidも、複数台をまとめて持ち込めます。電源が入らない端末や画面が割れた端末も、状態を確認したうえで査定の可否をお伝えします。買取の際は、古物営業法にもとづく本人確認書類が必要です。
最終更新:(リンクサスモバイル事業部長 浜野哲也 監修・2026年9月時点)。自治体の回収方法や各社の制限判定の運用は変更される場合があります。

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