
未開封のiPhoneを買取に出す前にやることは、封に触れないまま、箱のバーコードでIMEIを読み、ネットワーク利用制限と支払い状況を確かめることです。未開封かどうかは封の状態で分かれ、一度開けた箱は未開封の区分に戻せませ […]

iPhoneを何年使ってから下取りに出すのが得かは、年数ではなく「どう買ったか」で決まります。キャリアの残価設定型プログラムで買ったなら、特典を使える月が最初の区切りです。一括や通常の分割で買ったなら、区切りはバッテリーの状態と、使わなくなった時点そのものになります。
「2年で替えるのが一番得」「長く使うほど損」という話はよく聞きます。ただ、その多くは支払い方法の設計を年数の話に置き換えたものです。下取りに出してから「もう少し待てばよかった」「買取と比べればよかった」と後悔しないために、ドコモ・au・ソフトバンク・Appleの公式の条件をもとに、手放す時期の決め方を整理しました。
目次

手放す時期の区切りは、iPhoneをどの方法で買ったかで4つに分かれます。自分の買い方の行を探し、「過ぎるとどうなるか」まで読んでください。
| 買い方 | 区切りになる時期 | 区切りを過ぎると | やること |
|---|---|---|---|
| ドコモ いつでもカエドキプログラム | 23か月目までの返却 | 残価を24分割した支払いが続く | 加入月をMy docomoで確かめる |
| au スマホトクするプログラム+ | 13カ月目〜25カ月目の回収 | 最終回分を25〜48カ月目に再分割 | 購入月を確かめ、状態を点検する |
| ソフトバンク 新トクするサポート+ | 機種やオプションで13か月目以降か25か月目以降 | 分割支払金の支払いが続く | 契約した条件を提供条件書で確かめる |
| 一括・通常の分割で購入 | 決まった月はない | 相場とバッテリーの状態が動く | 使わなくなった時点で見積もりを取る |
上の3行は、端末を返すことで残りの支払いが不要になる仕組みです。現金や値引きを受け取る下取りとは、そもそも性質が違います。一方で4行目は、カレンダー上の区切りがありません。区切りがない人ほど「使わなくなった時点」が手放しどきになります。引き出しで眠らせている間にも、バッテリーの劣化と新機種の登場は止まらないからです。

手放す時期の話でつまずきやすいところを外しておきます。よく聞く年数の多くは、支払いプログラムの区切りから来ています。代表的な4つを並べます。
4つに共通するのは、「年数」と「支払いの仕組み」を混ぜて考えている点です。「スマホの下取りで後悔した」という声の多くも、ここから生まれています。まず自分の買い方を確かめ、次に端末の状態を見る。順番を守るだけで、迷う場面が減ります。

手放す時期は、3つの手順で決まります。所要時間は合わせて15分ほど。契約内容の確認がいちばん時間を取るので、先にMy docomoやMy au、My SoftBankにログインできるようにしておいてください。
残価設定型のプログラムに入っているかどうかで、話がまったく変わります。ドコモのいつでもカエドキプログラムは、加入した翌月を1か月目と数え、23か月目までに返却しないと「支払期間(回数)を49か月(47回)に延長し、24回目(残価)の分割支払金をさらに24分割」する仕組みです〔ドコモ公式〕。auのスマホトクするプログラム+は、13カ月目~25カ月目までに購入した機種をauが回収し、「特典利用料」を支払うことで最終回の支払いが不要になる仕組みです〔au公式〕。旧「スマホトクするプログラム」は2026年2月25日に新規受付を終了しています。ソフトバンクの新トクするサポート+は48回払いで購入し、13カ月目以降の特典Aまたは25カ月目以降の特典Bを選べます〔ソフトバンク公式〕。いずれも返却時に「特典利用料」(最大22,000円)の支払いが必要で、特典Aはさらに「早期利用料」(最大88,000円)の支払いとあんしん保証パックへの加入も必要です。旧「新トクするサポート」は2025年10月16日に新規受付を終了しており、加入済みの方は引き続き旧条件が適用されます。どのプログラムも、区切りの月を過ぎても使い続けること自体はできます。
2026年に入り、3社とも返却時に利用料がかかる形へ改定しています。ドコモは「いつでもカエドキプログラム」に最大22,000円のプログラム利用料を2026年3月5日から新設し、auは2026年2月26日開始の「スマホトクするプログラム+」で最大22,000円の特典利用料を設けました。ソフトバンクの「新トクするサポート+」にも特典利用料があり、ソフトバンクで対象機種へ買い替える場合は「買い替え応援割」で0円になります。同じ会社で機種変更する場合はこうした割引の仕組みがありますが、他社へ移る場合は負担が残ります。返却前提で総額を計算するときは、この費用を必ず含めてください。※利用料の金額は2026年9月時点の各社公式の記載による目安です。機種や購入時期で変わるため、最新額は各社の公式サイトで確認してください。
iPhone 15以降は「設定」→「バッテリー」→「バッテリーの状態」、iPhone 14以前は「バッテリーの状態と充電」で最大容量を確認できます。iOSのバージョンや機種により表記が変わる場合があります。バッテリーは使うほど劣化が進み、先延ばしにしても容量は戻りません。数値が下取りでどう扱われるかはiPhone下取りのバッテリー劣化|数値基準はなく純正かが分かれ目で詳しく扱っています。
内閣府の消費動向調査(2026年3月調査)では、買い替えた世帯が使っていた携帯電話の平均使用年数は4.6年でした。買い替えの理由は「故障」が32.4%、「上位品目への移行」が25.6%です〔内閣府 消費動向調査〕。故障をきっかけに手放す世帯が3割を超えている計算です。ただし、壊れてから手放すと下取りの区分が変わります。ドコモのプログラムは返却時に「故障・水濡れ・破損・改造などがなく正常に動作すること」を条件にしています。まだ使うなら使い切る、もう使わないなら動くうちに出す。この二択で決めてください。

時期を決めたら、申し込む前に条件を確かめます。後悔の多くは、申し込んだあとに条件を知ったケースです。4つを表にまとめました。
| 確かめること | 公式の記載と確認先 |
|---|---|
| 査定の基準と追加の支払い | ソフトバンクは「査定条件を満たさない場合、機種の回収に加えて」所定の支払いが必要としている。auも故障・破損時に追加の支払いが必要な場合があると案内している |
| 申し込み後の取り消し | ドコモは返却の申込み後のキャンセル不可、auは回収後の端末返却不可と明記。Apple Trade Inは下取りをキャンセルした場合もパッケージやアクセサリは返却しないとしている〔Apple公式〕 |
| 届ける期限 | Apple Trade Inのオンライン下取りは、新しいデバイスを受け取ってから14日以内にパートナー会社へ到着する必要がある。ドコモの郵送返却は申込みの翌月末までに到着が必要 |
| ネットワーク利用制限と残債 | IMEIで各社の照会ページから判定を確認できる〔ドコモ/au/ソフトバンク〕。ドコモは2016年6月以降、分割払いの期間中を「△」表示とする運用を告知している |
とくに2行目は見落とされがちです。下取りは、額に納得してから出すものではなく、条件に同意してから出すものだと考えてください。分割払いが残っている端末の扱いは残債ありiPhoneの買取|売れるが支払い義務は残る、窓口ごとの還元の違いはiPhone下取り価格の決まり方|4社で違う還元とキャンセル可否で確認できます。

手放す時期が決まったら、準備に入ります。額を落とさない準備と、データを守る準備の両方が要ります。バックアップを除けば、20分ほどで終わります。
3番目は途中で止めないでください。Appleは「iPhoneやiPadを消去すると、『[デバイス]を探す』とアクティベーションロックはオフになります」と案内しています〔Apple公式〕。5番目で傷を消そうとするのも逆効果です。Appleはお手入れの案内で、スプレー式の液体クリーナー、漂白剤、研磨剤を使わないよう呼びかけています〔Apple公式〕。残価を落としにくい使い方はiPhoneのリセールバリュー|残価を決める6要素と動かせる3つ、準備の全体像はiPhoneを売る前にやること7つ|初期化と査定額を上げる準備にまとめています。
下取りの還元は、値引きやポイントなど窓口ごとに形が違います。買取は現金で受け取るため、次の端末をどこで買うかに縛られません。どちらが得かは、次の端末の買い先と還元の形で変わります。下取りの窓口選びはiPhone下取りはどこがいい?買い先で決まる窓口と出せない条件、上乗せ特典の条件はiPhone下取りキャンペーンの条件|上乗せが決まる時点と外れる例で扱っています。

下取りでも買取でも、流れの骨格は同じです。違うのは、受け取るものが値引きか現金かという点だけになります。店頭で手放す場合の流れは次のとおりです。
当日に用意するのは、iPhone本体、箱や付属品(ある場合)、本人確認書類です。古物営業法第15条は、古物を買い受けるときに相手方の住所・氏名・職業・年齢を確認する義務を定めています〔e-Gov法令検索〕。キャリアの回収でも本人確認があります。ソフトバンクは「機種回収の際は、古物営業法に基づく本人確認を実施します」としています。買取の工程ごとの詳細はスマホ買取の流れ|申込みから入金までの5工程と必要なもので確認できます。
郵送で手放す場合は、期限から逆算して発送日を決めます。ドコモのプログラムは申込みの翌月末までに到着が必要で、期限までに到着が確認できないと違約金が発生します。Apple Trade Inのオンライン下取りは、処理に通常約2〜3週間かかると案内されています。区切りの月の最終週に申し込むのは避けたほうが安全です。

リンクサス買取は、店頭買取と郵送買取に対応しており、査定は無料です。機種と容量ごとの買取価格の目安を、更新日つきで公開しています。下取りの見積もりを取ったら、同じ端末の買取価格も並べてから決めてください。
「何年使うのが得ですか」というご質問には、いつも「どう買いましたか」とお聞き返ししています。残価設定型のプログラムに入っている方は、特典を使える月を過ぎると支払いの形が変わるので、まずその月を確かめていただきたいんです。一括で買った方には、そうした区切りがありません。だからこそ、使わなくなったのに引き出しで寝かせてしまいがちです。バッテリーは使わなくても少しずつ劣化しますし、新しい機種が出れば相場も動きます。もうひとつ、下取りを申し込む前に買取の見積もりを1つ取ってください。比べたうえで決めれば、手放したあとも納得が残ります。
機種ごとの価格の目安は下の一覧で確認できます。次のiPhoneを中古で探すなら、リンクサスモバイルのiPhone一覧から選べます。
iPhoneを何年使ってから下取りに出すのが得かは、年数ではなく買い方で決まります。ドコモのいつでもカエドキプログラムは23か月目まで、auのスマホトクするプログラム+は13カ月目〜25カ月目、ソフトバンクの新トクするサポート+は13カ月目以降か25カ月目以降が区切りです。いずれも返却時に最大22,000円の利用料がかかります。返却で受けられるのは残りの支払いの免除で、下取りとは性質が違います。
一括や通常の分割で買ったなら、決まった区切りはありません。まだ使うなら使い切り、もう使わないなら動くうちに出す。80%という最大容量の数字は、下取りの受付を分ける線として公表されたものではありません。申し込んだあとは取り消せない場面があるため、下取りの見積もりと買取の見積もりを並べてから決めるのが、後悔しない手放し方です。
▶ 機種別の買取価格:iPhone買取価格一覧
▶ 高く売るコツ:スマホ高く売るためのポイント
年数ではなく買い方で決まります。ドコモのいつでもカエドキプログラムは23か月目までの返却、auのスマホトクするプログラム+は13カ月目〜25カ月目の回収、ソフトバンクの新トクするサポート+は13カ月目以降か25カ月目以降の特典申し込みが区切りです。3社とも返却時に最大22,000円の利用料がかかります。一括や通常の分割で買った場合は決まった区切りがないため、まだ使うなら使い切り、もう使わないなら動くうちに手放してください。
誰にとっても得とは限りません。2年という数字は、残価設定型プログラムの特典を使える月と重なっているだけです。ドコモは23か月目までに返却して条件を満たした場合に、24回目の残価の支払いを不要にするとしています。一括で買った人には、この区切りは存在しません。
性質が違います。返却で受けられるのは、残りの分割支払金の免除で、お金を受け取る仕組みではありません。auは故障・破損時など所定の条件を満たさない場合、特典の適用を受ける際に追加の支払いが必要になる場合があるとしており、ソフトバンクも査定条件を満たさない場合は回収に加えて所定の支払いが必要としています。
80%はAppleが設計の説明に使っている数字です。iPhone 14モデル以前は理想的な条件下でフル充電サイクル500回、iPhone 15以降は1,000回を繰り返したあとも本来の容量の80%を維持するよう設計されています。下取りの受付を分ける線として公表された数字ではありません。ただしバッテリーは使うほど劣化が進むため、手放すと決めたら早めに見積もりを取ってください。
できない場面があります。ドコモはいつでもカエドキプログラムの返却について、申込み後のキャンセルはできないと明記しています。auは端末回収後に端末を返却することはできないとしています。Apple Trade Inは、下取りをキャンセルした場合もパッケージやアクセサリは返却しないとしています。条件に同意してから申し込んでください。
査定の基準と追加の支払い、申し込み後に取り消せるか、端末を届ける期限、ネットワーク利用制限と残債の4つです。そのうえで、下取りの見積もりと買取店の見積もりを並べて取ってください。下取りの還元は値引きやポイントなど窓口ごとに形が違い、買取は現金で受け取るため、次の端末の買い先によって得な方が変わります。
手放すことはできますが、支払い義務は元の契約者に残ります。ドコモは2016年6月以降、分割払いの期間中をネットワーク利用制限の「△」表示とする運用を告知しています。残価設定型のプログラムに入っている場合は、買取に出す前に、特典を使える月と返却した場合の扱いを確かめてください。
リンクサス買取は店頭買取と郵送買取に対応しており、査定は無料です。機種と容量ごとの買取価格の目安を更新日つきで公開しているので、下取りの見積もりと並べて比べられます。買取は現金で受け取るため、次の端末をどこで買うかに縛られません。買取の際は、古物営業法にもとづく本人確認書類が必要です。
最終更新:(リンクサスモバイル事業部長 浜野哲也 監修・2026年9月時点)。各社のプログラムと下取りの条件は変更される場合があります。

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