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白ロムとは、回線契約の紐づいていない端末本体を指す中古市場の呼び方です。中古で流通しているスマホの大半がこれにあたり、買取に出すうえで不利になる状態ではありません。ただし白ロムは赤ロムの反対語ではなく、白ロムのまま赤ロムに変わることがあります。
用語が3つ並ぶせいで、白ロム・赤ロム・SIMロックは混ざりやすいところです。3キャリアの公式ページを読むと、そもそも白ロムという言葉自体が使われていません。使われているのはネットワーク利用制限とSIMロックの2語だけです。この記事では、3つの用語の関係を整理したうえで、白ロムの買取で見られる点と、白ロムが赤ロムに変わる場面を公式記載から説明します。
目次

3つの用語は同じ列に並ぶものではありません。白ロムは契約の有無、赤ロムは通信の可否、SIMロックは使えるキャリアの範囲を指しています。それぞれ別の軸の話なので、1台の端末が同時に3つの性質を持つこともあります。
| 用語 | 指しているもの | 買取での意味 | 混同しやすい点 |
|---|---|---|---|
| 白ロム | 回線契約の紐づいていない端末本体。中古市場での呼び方 | 不利にならない。中古で流通する端末の大半がこれ | 赤ロムの反対語ではない。白ロムのまま赤ロムになり得る |
| 赤ロム | キャリアがネットワーク利用制限をかけた端末 | 価格帯が変わる。受付の可否は店舗ごとに異なる | 一度実施された制限は原則として解除されない |
| SIMロック | その端末で使えるキャリアを制限する仕組み | 解除済みのほうが評価されやすい。近年の端末は問題になりにくい | 解除の手続きがある。赤ロムのように戻せない措置ではない |
| キャリアが使う語 | ネットワーク利用制限とSIMロックの2語のみ | 照会や手続きはこの2語で探す | 3社の公式ページに白ロム・赤ロムという語は出てこない |
最後の行が意外に効きます。ドコモ・au・ソフトバンクの案内ページを読むと、使われているのはネットワーク利用制限とSIMロックの2語だけです〔ドコモ/au/ソフトバンク〕。白ロムや赤ロムで検索しても公式の説明にたどり着けないのは、そもそも公式が使っていない言葉だからです。

用語の理解がずれたまま売買すると、思わぬところで足をすくわれます。この4つを外しておくのが先決です。

白ロムだからといって特別な査定基準があるわけではありません。見られるのは通常の中古端末と同じ項目です。「白ロムかどうか」ではなく「どの機種が、どの状態か」で決まります。
気をつけたいのは4つ目です。白ロムという言葉には「契約が切れている」という意味しか含まれておらず、通信が使える保証は入っていません。判定の確認は白ロムであっても省略されない工程だと考えてください。判定4区分の扱いを公開している事業者の例はイオシスのiPhone買取|利用制限4判定と価格保証の条件にまとめました。

白ロムの価値を左右してきたのがSIMロックです。ここ数年で制度が大きく変わりました。総務省は携帯電話ポータルサイトで「2021年10月以降に『発売』されたスマートフォンには原則SIMロックは禁止になりました」と案内しています〔総務省 携帯電話ポータルサイト〕。制度の詳細は移動端末設備の円滑な流通・利用の確保に関するガイドラインにまとめられています。
とはいえ、これで話が終わるわけではありません。同じページに「2021年10月以降も、それ以前に『発売』されたスマートフォンが『販売』されています」という注記が続きます。基準になるのは販売された日ではなく発売された日です。中古市場には、それ以前に発売された端末がいまも大量に流通しています。
| 確認する内容 | 公式が案内していること |
|---|---|
| SIMロックとは何か | 大手携帯会社3社では、携帯電話の端末代金の不払いなどを防止するためにSIMロックをかけている場合があると案内されています。解除すると他の携帯会社のSIMを差し込んで通信サービスを利用できるようになります |
| いつ発売された端末か | 2021年10月以降に発売されたスマートフォンには原則SIMロックは禁止です。それ以前の端末は、かかっている可能性があります |
| どこで買った端末か | その他の携帯会社や携帯電話メーカーで購入した場合は、基本的にSIMロックはかけられていないとされています |
| 解除できない端末 | 一部特殊な携帯電話(SIMロック解除機能がない等)は解除できないと案内されています |
| 解除しても使えるとは限らない | SIMロック解除を行っても、対応する周波数の関係で電波がつながりにくい、もしくは使用できないことがあると注記されています |
売る側として押さえるのは1点です。解除されていれば買い手の幅が広がり、評価が安定する。解除されていなくても買取そのものは成立しますが、機種によって扱いが分かれます。判断材料はSIMロックは解除せずに売れる?確認方法と3キャリアの手続きで整理しています。

ここがこの記事の中心です。白ロムと赤ロムを対義語だと思っていると、この構造が見えません。白ロムは契約の状態を、赤ロムは通信の可否を指しており、軸が違います。だから白ロムのまま赤ロムになるという事態が起こります。
原因は3キャリアが公式に列挙しています。共通しているのが代金債務の不履行で、ドコモは「代金債務(分割支払い金含む)の履行がなされていない、またその恐れが高い携帯電話機」を対象として挙げています。auも「代金債務(立替払などに係る債務を含む)の履行がなされていない携帯電話機」、ソフトバンクも「代金債務(立て替え払いによる分割支払金債務を含む)の履行がなされていない、またその恐れが高い場合」を挙げています。
一度かかった制限は、原則として戻りません。ソフトバンクは「利用制限が実施された携帯電話機の利用制限解除はいたしませんのでご注意ください」としています〔ソフトバンク公式〕。ドコモは代金債務の不履行によるものに限って、未払い代金全額の支払いを確認した場合に翌々日中の解除対象になるという例外を示しています。白ロムだから大丈夫、という保証はどこにもありません。

やることは通常の売却準備と変わりません。順番だけ意識しておくと、当日に止まらずに済みます。
1つ目を先に置いているのには理由があります。判定が想定と違えば、そもそも売り先の選び方が変わるからです。手を動かしてから気づくより、照会を最初に済ませたほうが早く終わります。買取の流れそのものはスマホ買取の流れ|申込みから入金までの5工程と必要なものにまとめました。iPhoneの準備手順はiPhoneを売る前にやること7つ|初期化と査定額を上げる準備が該当します。

リンクサス買取では、iPhoneとAndroidに加えて、タブレットや画面が割れた端末、電源が入らない端末も査定の対象としています。回線契約の有無は査定額の要素ではありませんので、解約済みの端末をそのままお持ちいただけます。査定は無料で、店頭買取と宅配買取のどちらにも対応しています。
白ロムだから安くなるのでは、というご質問をよくいただきますが、契約が残っているかどうかで価格を変えることはありません。見ているのは機種と容量、状態、付属品、それと利用制限の判定です。むしろ気にしていただきたいのは、白ロムと赤ロムを反対の意味だと思っておられる方が多いことです。契約が切れている端末でも、分割の支払いが止まれば制限はかかります。ご自身が売られる側でも、申込みの前に一度、製造番号で照会しておいてください。それだけで、査定額が想定と違ったときの理由がはっきりします。
査定額は、機種・容量・本体の状態・付属品の有無・ネットワーク利用制限の判定で決まります。同じ機種でも相場は毎週のように動きますので、売ると決めた時点で確認するのが得策です。買い替え先を中古で考えている場合は、中古スマホの在庫もあわせて見ておくと選択肢が広がります。
白ロムは、回線契約が紐づいていない端末本体を指す中古市場の呼び方です。中古で流通する端末の大半がこれにあたり、買取で不利になる状態ではありません。査定で見られるのは機種・容量・状態・付属品・ネットワーク利用制限の判定で、契約の有無は価格の要素に入りません。
押さえておきたいのは、白ロムが赤ロムの反対語ではないという点です。白ロムは契約の状態、赤ロムは通信の可否を指しており、軸が違います。だから白ロムのまま赤ロムに変わることがあります。分割払いの滞納、あとからの不正取得の判明、紛失の補償を受けた旧端末。3キャリアはいずれの原因も公式に列挙しています。そして一度かかった制限は、原則として解除されません。
SIMロックについては、総務省が2021年10月以降に発売された端末で原則禁止としています。ただし、それ以前に発売された端末はいまも販売されており、解除状態によって評価が分かれる場合があります。売る前にやることは1つ、製造番号で判定を照会しておくことです。そこから逆算すれば、売り先も準備の順番も自然に決まります。
▶ 機種別の買取価格:スマホ買取価格一覧
▶ 高く売るコツ:スマホを高く売るためのポイント
回線契約の紐づいていない端末本体を指す中古市場の呼び方です。中古で流通しているスマホの大半がこれにあたります。ドコモ・au・ソフトバンクの公式ページには白ロムという語は登場せず、使われているのはネットワーク利用制限とSIMロックの2語だけです。
下がりません。査定で見られるのは機種・容量・本体の状態・付属品の有無・ネットワーク利用制限の判定で、回線契約が残っているかどうかは価格の要素に入りません。中古で流通している端末はほとんどが白ロムです。
反対語ではありません。白ロムは契約が紐づいていない端末という意味で、赤ロムはネットワーク利用制限がかかって通信が使えない端末という意味です。軸が違うため、白ロムのまま赤ロムに変わることがあります。ドコモは、購入時に対象でなくてもその後不正に取得された端末であることが判明した場合は制限がかかる場合があるとしています。
3キャリアが公式に列挙している原因のうち、中古で起きやすいのは代金債務の不履行です。分割払いの支払いが止まれば、端末がいま誰の手元にあっても対象になり得ます。ほかにあとから不正取得と判明した場合、紛失の補償を受けたあとで旧端末が出てきた場合があります。ソフトバンクは、盗難・紛失にあった旧携帯電話機が見つかった場合等でも旧端末の利用制限解除はいたしませんと明記しています。
売れます。総務省は2021年10月以降に発売されたスマートフォンには原則SIMロックは禁止になりましたと案内しており、それ以降の端末では問題になりません。それ以前に発売された端末は解除状態によって評価が分かれる場合があります。解除されていれば買い手の幅が広がり、評価が安定します。
そうとは限りません。総務省はSIMロック解除を行っても、対応する周波数の関係で電波がつながりにくい、もしくは使用できないことがありますと注記しています。解除できたことと、実際に快適につながることは別の問題です。使いたい回線の対応周波数を先に確認してください。
最初にネットワーク利用制限の判定を照会します。次に分割払いの残りを確認し、バックアップを取ってロックを解除します。iPhoneは消去を認証まで完了させ、Androidは先にGoogleアカウントを削除してからリセットします。そのうえでSIMカードとSDカードを抜き、ケースと保護シートを外し、箱と純正ケーブルを揃えます。判定を先に見ておくと、売り先の選び方まで決まります。
回線契約の有無は査定額の要素ではありませんので、解約済みの端末もそのままお持ちいただけます。iPhoneとAndroidに加えて、タブレットや画面が割れた端末、電源が入らない端末も査定の対象としています。査定は無料で、店頭買取と宅配買取のどちらにも対応しています。買取時には古物営業法にもとづく本人確認が必要ですので、住所・氏名・生年月日が確認できる書類をご用意ください。
最終更新:(リンクサスモバイル事業部長 浜野哲也 監修)。判定の運用・制度の内容は各社および所管省庁の告知により変更される場合があります。引用した記載は本記事の公開時点で公式サイトに掲載されていた内容です。

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