海外版iPhoneの買取|売る前にモデル番号・SIM・技適を確かめる

海外版iPhoneの買取|売る前にモデル番号・SIM・技適を確かめる
2026.9.15

海外で購入したiPhoneを売る前に確かめるのは、どの国や地域向けに販売されたモデルかです。「設定」>「一般」>「情報」で部品番号とモデル番号を表示し、Apple公式のモデル一覧と照らせば分かります。

「海外版だと買い取ってもらえないのでは」と身構える人は少なくありません。とはいえ、買取店が気にするのは海外で買ったという事実そのものより、SIMの仕様、国内で使える認証の表示、ロックの状態といった中身です。この記事では、Appleと総務省の公式情報をもとに、海外版iPhoneを買取に出す前に確認する項目と、その調べ方を整理しました。

海外版iPhoneを売る前の確認項目の早見表

海外版iPhoneを売る前に確認する項目の早見表
海外版かどうかは、設定の「情報」で確かめられる

海外版iPhoneの確認は、ほとんどが本体の「設定」とApple・総務省の公式ページで済みます。どこで売られたモデルか、国内で使える表示があるか、ロックが外れているかの順に見ていくと、買取店に伝える情報がそろいます。

確認項目 どこで見るか 分かること 飛ばすとどうなるか
部品番号とモデル番号 「設定」>「一般」>「情報」 Apple公式の一覧で、そのモデル番号が販売された国や地域 国内版として申告し、査定で食い違いが出る
SIMの仕様 SIMトレイの有無、Apple公式のSIM対応ページ eSIMのみか、nano-SIMを2枚使うモデルか SIMトレイの有無だけで海外版と決めつけてしまう
認証マーク(技適) 「設定」>「一般」>「法律に基づく情報および認証」 日本の技適マークが表示されるか 国内で使えるかどうかを説明できない
アクティベーションロック 「探す」の設定、消去の完了 次の人が使える状態か 国内版と同じく、ロックがかかったままの端末は扱いが止まる
購入時の箱と書類 手元の箱、レシート、購入明細 購入した国と時期、入手経路 入手経路を説明する材料が残らない

表のうち、最初の3つが海外版に特有の確認です。アクティベーションロックと箱・書類は国内版でも同じですが、海外版ではより重く見られやすい部分になります。購入した国をはっきり伝えられるかどうかで、査定の進み方が変わるからです。

「海外版」には、海外の店で買ったiPhoneと、日本国内の販売店が輸入して売っているiPhoneの両方が含まれます。どちらの場合も、確かめる順番は同じです。

海外版iPhoneの買取でよくある4つの誤解

海外版iPhoneの買取でよくある4つの誤解
eSIMのみでも、日本のモデルがある

海外版iPhoneについては、ネットの情報が古いまま広まっていることがよくあります。とくにSIMの仕様は機種の世代で変わるため、昔の見分け方が今のモデルには当てはまらないことがあります。よくある4つの誤解を先に外しておきます。

  • SIMトレイがなくeSIMだけなら、海外版だと判断できる
    Appleは、iPhone 17e、iPhone 17、iPhone Air、iPhone 17 Pro、iPhone 17 Pro Maxについて、米国やカナダなどと並んで日本で購入したモデルもeSIMのみに対応すると案内しています〔Apple公式〕。SIMトレイがないことは、海外版の証拠になりません
  • 部品番号の末尾のアルファベットで、Apple公式に国が分かる
    Appleは部品番号とモデル番号の表示方法を案内していますが、部品番号の末尾が何を意味するかは公式ページで説明していませんApple公式〕。国や地域を確かめるなら、モデル番号(A から始まる番号)を公式のモデル一覧と照らすのが確実です
  • 海外版でも、日本で使うぶんには問題ない
    総務省は、海外で購入したスマートフォンに技適マークが付いていない場合は「電波法違反(※)になります」と明記しています。例外は、訪日観光客等が短期間持ち込む場合の特例です〔総務省〕。国内に住む人が使い続ける場合は、この特例に当たりません
  • 海外で買ったiPhoneも、日本で同じようにAppleの保証修理が受けられる
    Appleの限定保証は、iPhoneの保証サービスを「Apple またはその正規代理店が最初にデバイスを販売した国に制限することがあります」としています〔Apple公式〕。必ず断られるわけではありませんが、国内版と同じ前提では考えられません

4つに共通するのは、見た目や噂ではなく、番号と公式ページで判断することです。とくにiPhone 17シリーズは、SIMトレイの有無が国内版と海外版で逆転している場合があるため、次の手順でモデル番号から確かめてください。

iPhone 買取価格の目安

中古・新品(未開封)いずれも上限の目安です

価格を取得しています…

最新額はiPhone買取価格一覧で確認できます

海外版かどうかを設定で確かめる手順

iPhoneの設定で部品番号とモデル番号を確かめる手順
国や地域は、モデル番号で照らす

海外版かどうかの確認は、本体の画面を数回タップするだけで、パソコンや特別な道具は要りません。部品番号を表示してから、タップしてモデル番号に切り替えるのが要点です。画面の表記はiOSのバージョンや機種により変わる場合があります。

部品番号とモデル番号を表示する

  1. 「設定」アプリを開き、「一般」をタップする
  2. 「情報」をタップする
  3. 「モデル番号」の右側に表示される部品番号を確かめる
  4. 部品番号をタップし、A から始まるモデル番号に切り替えて控える

Appleはこの手順を「「モデル番号」の右側に、部品番号が表示されます」「モデル番号を調べるには、部品番号をタップしてください」と案内しています〔Apple公式〕。電源が入らない場合は、SIMトレイのあるモデルならトレイのスロットの中、トレイのないモデルならコネクタの上側(ディスプレイ側)に印字されています。メモするのは部品番号とモデル番号の両方にしておくと、問い合わせのときに迷いません。

モデル番号を、Apple公式の一覧と照らす

控えたモデル番号は、Appleの「iPhoneのモデルを識別する」で照らします〔Apple公式〕。このページは機種ごとにモデル番号を国や地域別に並べていて、たとえばiPhone 17 Pro Maxでは「A3525(日本、バーレーン、カナダ…)」「A3527(中国本土)」「A3526(その他の国や地域)」のように分かれています。同じ機種でも、販売された地域でモデル番号が違うことが分かります。

日本と同じモデル番号が複数の国で使われている場合もあるため、モデル番号だけで購入国まで特定できるわけではありません。それでも「日本と同じモデルか、別の地域のモデルか」は判断できます。対応する通信バンドを確かめたい場合は、Appleの5GおよびLTEネットワークに対応している国のページで、モデル番号ごとの対応バンドを確認できます。

SIMの仕様を、機種の世代とあわせて見る

SIMの仕様は、モデル番号と組み合わせて見ると判断材料になります。Appleによると、iPhone 14からiPhone 16eまでの世代では、eSIMのみに対応するのは「米国で購入したモデル」です。一方、iPhone 17 Pro Maxの識別ページには「日本、米国…のモデルには、SIMトレイはありません。その他の国や地域では…SIMトレイがあります」とあります。

中国本土、香港、マカオでは、一部のモデルが2枚のnano-SIMカードを使ったデュアルSIMに対応しています〔Apple公式〕。SIMトレイの形だけでなく、世代とモデル番号をセットで伝えると、買取店の側でも判断しやすくなります。

技適・保証・ネットワーク利用制限の確認

スマートフォンを手に、売る前に確認することを考えるイメージ

モデル番号が分かったら、次は国内での扱いに関わる3点を確かめます。技適の表示、保証の範囲、ネットワーク利用制限は、どれも海外版では国内版と前提が変わる部分です。

確認すること 公式情報で分かること
技適マークの表示 「設定」>「一般」>「法律に基づく情報および認証」で認証マークを表示できる。技適マークが付いていない海外のスマートフォンを国内で使うと電波法違反になる
Appleの保証サービス iPhoneの保証サービスは、最初に販売された国に制限されることがある。サービスは依頼した国で利用できるオプションに限られる
ネットワーク利用制限 照会は購入したキャリアで行う必要があり、IMEIが確認できない場合は「-」と表示されるとの案内がある(KDDIのUQ mobile)

技適マークは「法律に基づく情報および認証」で見る

Appleのユーザガイドは、認証マークを表示する場所を「「設定」>「一般」>「法律に基づく情報および認証情報」」と案内しています〔Apple公式〕。項目名はiOSのバージョンで表記が変わる場合があります。総務省も、スマートフォンでは技適マークを「操作により画面に表示する機種が多くなっています」と説明しています。

ここに日本の技適マークが表示されるかどうかは、買取店に伝えておきたい情報です。表示がない端末を国内で使い続けることは、総務省の案内では電波法違反に当たります。違反は「1年以下の拘禁刑又は100万円以下の罰金の対象」とされています。訪日観光客等の特例は、国際ローミングが可能な海外契約の端末を、持ち込んだ本人が使う場合などに限った制度です〔総務省〕。

ネットワーク利用制限は、「-」の意味を取り違えない

ドコモ・au・ソフトバンクの照会ページには、海外で購入した端末の表示についての説明はありません。KDDIのUQ mobileは、「「-」は、IMEIが確認できないという判定結果です」「ネットワーク利用制限の確認は、購入したキャリアで行う必要がある」と案内しています〔UQ mobile〕。「-」は「制限がない」という意味の表示ではありません。表示の原因はネットワーク利用制限「-」の買取|表示される4つの原因と照会の順番で詳しく扱っています。

海外版iPhoneの査定額を落とさない4つの準備

箱の上に置かれたiPhoneと付属のケーブル

海外版iPhoneは、国内版より「説明できる材料」が査定に効きやすい端末です。購入した国を示せるものを残しておくことが、準備の中心になります。

  • 箱とレシート・購入明細を一緒に出す
    海外版は、箱の表記や購入明細が購入国と時期の手がかりになります。国内版でも箱や付属品は評価に入る場合があり、その扱いはiPhoneの箱は売る?残す?買取は加点、下取りは返却なしで比べています。付属のケーブルや現地の充電アダプタも、捨てずにまとめておきます
  • バックアップを取り、消去を最後まで完了させる
    Appleは、iPhoneを消去すると「探す」とアクティベーションロックがオフになると案内しています〔Apple公式〕。海外版でも手順は国内版と同じです。消去の流れはiPhoneを売る前にやること7つ|初期化と査定額を上げる準備にまとめています
  • SIMカードを抜き、eSIMの扱いを確かめる
    nano-SIMを使っていたモデルは、SIMカードを抜いてトレイを戻しておきます。海外の回線のeSIMが残っている場合は、消去の前に契約中の通信事業者での扱いを確かめてください。SIMカードの扱いはiPhoneを売る時のSIMカード|抜いてトレイは戻すのが正解で紹介しています
  • モデル番号と認証の表示をメモしておく
    消去したあとも「情報」画面は確認できますが、査定の申込み時に伝えられるよう、部品番号・モデル番号・技適マークの有無を先に控えておくと手続きが早く進みます。申込みの段階で「海外で購入したモデル」と伝えることが、査定での食い違いを防ぎます

拭き取りは、Appleが案内するとおり研磨剤を使わず柔らかい布で行います〔Apple公式〕。査定額を決める要素そのものは、国内版と海外版で大きくは変わりません。詳しくはiPhone高額買取の条件|査定額を決める7要素と動かせる4つで扱っています。

売却の流れと当日に必要なもの

海外版iPhoneを買取に出すまでの流れ
申込みの段階で、海外で購入したと伝える

海外版iPhoneを売る流れは、国内版と同じです。違いは申込みの段階にあり、海外版の扱いがあるかを先に確かめてから端末を送ると、手戻りがありません。

  1. 部品番号・モデル番号・技適マークの有無を控える
  2. 買取店に、海外で購入したモデルの受付と価格の扱いを確かめる
  3. バックアップを取り、「すべてのコンテンツと設定を消去」を完了させる
  4. 店頭に持ち込むか、郵送で申し込み、本人確認を受ける
  5. 査定結果を確かめ、承諾したら代金を受け取る

当日に用意するのは、iPhone本体、箱と付属品、購入明細(ある場合)、本人確認書類です。古物商は、古物を買い受けるときに相手方の住所・氏名・職業・年齢を確認する義務を負っています(古物営業法第15条)〔e-Gov法令検索〕。海外で購入した端末でも、本人確認の方法は国内版と変わりません。当日の持ち物と工程はスマホ買取の流れ|申込みから入金までの5工程と必要なものでも確認できます。

海外版iPhoneの買取査定【リンクサス買取】

リンクサス買取で海外版iPhoneの査定を申し込むイメージ
番号を控えてから、査定を申し込む

リンクサス買取は、店舗での店頭買取と郵送買取に対応しており、査定は無料です。海外で購入したiPhoneは、お申込みの際にモデル番号と購入した国をお知らせください。受付の可否や価格の扱いは、機種と状態を確認したうえでご案内します。

監修:リンクサスモバイル事業部長 浜野哲也

海外版のiPhoneをお持ちの方からは「SIMトレイがないので海外版だと思う」というご相談をよくいただきます。ところが最近の機種は、日本のモデルもeSIMのみなので、見た目だけでは判断できません。確実なのは、設定の「情報」でモデル番号を出し、Appleの一覧と照らすことです。その番号と、技適マークが表示されるかどうか、購入した国を最初に伝えていただければ、査定のやり取りはぐっと短くなります。箱やレシートが残っていれば、それも一緒にお持ちください。

機種ごとの価格の目安は下の一覧で確認できます。支払いの残りや利用制限の表示が気になる場合は、ネットワーク利用制限「-」の買取|表示される4つの原因と照会の順番で先に整理しておくと安心です。

まとめ|海外版は「どこで売られたモデルか」を先に示す

海外版iPhoneを売る前は、「設定」>「一般」>「情報」で部品番号とモデル番号を表示し、Appleの「iPhoneのモデルを識別する」と照らして、どの国や地域向けのモデルかを確かめます。iPhone 17シリーズは日本のモデルもeSIMのみのため、SIMトレイの有無だけでは判断できません。部品番号の末尾の意味は、Apple公式では説明されていません。

あわせて、「法律に基づく情報および認証」で技適マークの表示を確かめ、保証が販売国に制限されることがある点と、ネットワーク利用制限の「-」が制限なしの意味ではない点を押さえておきます。番号を控え、箱と購入明細を残し、申込みの段階で海外で購入したと伝える。この順番が、査定の食い違いを防ぐいちばんの近道です。

▼海外版iPhoneの買取査定はこちらから

▶ 機種別の買取価格:iPhone買取価格一覧
▶ 高く売るコツ:スマホ高く売るためのポイント

海外版iPhoneの買取でよくある質問

海外版iPhoneかどうかは、どうやって確かめますか?

「設定」>「一般」>「情報」で「モデル番号」の右側に表示される部品番号をタップし、A から始まるモデル番号に切り替えます。そのモデル番号をAppleの「iPhoneのモデルを識別する」ページと照らすと、どの国や地域向けのモデルかが分かります。同じモデル番号が複数の国で使われている場合もあります。

SIMトレイがないiPhoneは海外版ですか?

それだけでは判断できません。Appleは、iPhone 17e、iPhone 17、iPhone Air、iPhone 17 Pro、iPhone 17 Pro Maxについて、日本で購入したモデルもeSIMのみに対応すると案内しています。iPhone 14からiPhone 16eまでの世代では、eSIMのみのモデルは米国で購入したものです。機種の世代とモデル番号をあわせて確かめてください。

部品番号の末尾のアルファベットで、購入した国は分かりますか?

Appleは部品番号とモデル番号の表示方法を案内していますが、部品番号の末尾が何を意味するかは公式ページで説明していません。国や地域を確かめるなら、モデル番号をAppleのモデル一覧と照らす方法が確実です。買取店に伝えるときも、部品番号とモデル番号の両方を控えておくと迷いません。

技適マークのない海外版iPhoneを日本で使っても大丈夫ですか?

総務省は、海外で購入したスマートフォンに技適マークが付いていない場合は電波法違反になると明記しています。例外は訪日観光客等が短期間持ち込む場合の特例で、国内に住む人が使い続ける場合は当たりません。技適マークは「設定」>「一般」>「法律に基づく情報および認証」で表示できます。

海外で買ったiPhoneは、日本でAppleの保証修理を受けられますか?

Appleの限定保証は、iPhoneの保証サービスを、Appleまたはその正規代理店が最初にデバイスを販売した国に制限することがあるとしています。必ず受けられないわけではありませんが、国内で購入したiPhoneと同じ前提では考えられません。修理を検討する場合は、事前にAppleのサポートで確かめてください。

海外版iPhoneのネットワーク利用制限が「-」と表示されました。制限はないということですか?

「-」は制限がないという意味ではありません。KDDIのUQ mobileは、「-」はIMEIが確認できないという判定結果で、ネットワーク利用制限の確認は購入したキャリアで行う必要があると案内しています。ドコモ・au・ソフトバンクの照会ページには、海外で購入した端末の表示についての説明はありません。

海外版iPhoneを売る前に、国内版と違う準備は必要ですか?

消去やSIMカードの取り出しは国内版と同じです。違うのは、どこで売られたモデルかを説明する材料をそろえる点です。部品番号・モデル番号・技適マークの有無を控え、箱やレシート、購入明細を残しておき、申込みの段階で海外で購入したモデルだと伝えてください。

リンクサス買取で海外版iPhoneの査定を申し込めますか?

リンクサス買取は店頭買取と郵送買取に対応しており、査定は無料です。海外で購入したiPhoneは、お申込みの際にモデル番号と購入した国をお知らせください。受付の可否や価格の扱いは、機種と状態を確認したうえでご案内します。買取の際は古物営業法にもとづく本人確認書類が必要です。

最終更新:(リンクサスモバイル事業部長 浜野哲也 監修・2026年9月時点)。Appleの対応機種やSIMの仕様、各社の案内は変更される場合があります。

監修者
監修者情報
浜野哲也
リンクサスモバイル事業部長
通信業界での法人営業や、スマートフォン部品の専門商社で副社長を務めた経験を持ち、現在はスマートフォンの買取・販売を中心としたリユース事業を統括。現場での査定や価格設計に関わる一方、中国をはじめとする国内外のリユース・IT市場の動向にも注目し、信頼性のある情報提供を心がけている。

新着記事

おすすめ記事

«
買取商品を探す
買取方法・店舗を確認する
利用案内・お役立ち情報
買取査定・相談