
スマホを売る前にすることは、初期化の前に「移す・止める・外す」の3つを済ませることです。初期化で消えるのは端末の中身だけで、電子マネーの残高や認証アプリのコード、スマホに入れたマイナンバーカードの機能は、それぞれの手続き […]

iPhoneの高額買取は、店を探すより先に端末の側を整えたほうが近道です。査定額は機種・容量・色・本体の状態・付属品・ネットワーク利用制限の判定・売る時期の7つで決まり、このうち自分で動かせるのは後半の4つに限られます。
「高価買取」「高額買取」という表示を見比べても、金額の差はなかなか縮まりません。表示されているのは上限の目安で、実際の金額は端末を見てから確定するからです。この記事では7つの要素それぞれについて、査定士が何を見ているのか、どこまでが加点でどこからが減額なのかを、Apple・キャリア公式の記載を根拠に整理しました。店の選び方そのものはiPhone・スマホ買取ランキングの見方|高額査定の店を選ぶ5軸にまとめています。
目次

査定額は、店ごとの上限価格に端末の個別事情を掛け合わせて決まります。7つの要素のうち3つは購入した時点で確定していて、あとから変えられません。逆にいえば、残りの4つに手を入れるかどうかで結果が変わります。
| 要素 | 査定で見られること | 自分で動かせるか |
|---|---|---|
| 機種 | 世代と型番。新しいほど上限が高い | 動かせない |
| 容量 | 保存容量。同じ機種でも段階的に差がつく | 動かせない |
| 色 | 中古市場での人気。差がつく機種とつかない機種がある | 動かせない |
| 本体の状態 | 画面の割れ、傷、へこみ、バッテリーの最大容量、動作 | 拭き取りまでは動かせる。修理や研磨は逆効果になりうる |
| 付属品 | 箱、純正ケーブル、説明書の有無 | 動かせる。買取では加点の対象 |
| 利用制限と残債 | ネットワーク利用制限の判定、分割払いの残り | 確認と完済で動かせる |
| 売る時期 | 申込み時点の相場。新機種の登場で全体が動く | 動かせる。待つほど不利になりやすい |
手を入れる順番も決まっています。先に判定と残債を確認し、次に付属品を集め、最後に本体を拭く。この順で進めれば、査定当日に足止めを食う要素がほぼなくなります。準備そのものの手順はスマホを高く売るためのポイントにまとめました。

高額買取をうたう表示は各社が出していますが、読み方を間違えると期待値だけが上がります。先に外しておきたいのが次の4つです。

査定額の土台を作るのが機種・容量・色の3つです。買った時点で確定しているため、売る直前にできることはありません。それでも押さえておく意味はあります。自分の端末がどの段階の上限を持っているかを知らないと、提示額が高いのか安いのか判断できないからです。
機種と容量が分かったら、まず現在の上限を確認するところから始めます。上の価格表示は買取ページから直接読み込んでいるため、記事の更新を待たずに現時点の目安が出ます。

ここからが自分で動かせる領域です。もっとも誤解されやすいのが、売る前に何かをしたほうが高くなるという発想でしょう。実際には逆で、手を加えるほど元の状態から離れ、評価が下がる場面が少なくありません。
| 売る前の行動 | 査定での扱い |
|---|---|
| 糸くずの出ない布で拭く | やってよい行動です。Appleも柔らかい布での拭き取りを案内しています。指紋や皮脂を落としておくだけで、見た目の印象は変わります |
| 研磨剤やクリーナーで磨く | 避けてください。Appleは研磨布やタオル、スプレー式の液体クリーナー、漂白剤、研磨剤を使わないよう明記しています〔Apple公式〕。仕上げが変わると評価に響きます |
| 非正規の店で画面を修理する | 慎重に判断してください。修理歴が付くと評価が下がる場合があり、修理費用が上乗せ分を上回ることもあります |
| フィルムやケースを外す | 外して出します。auは「下取り受付時にはメモリーカード、ストラップなどのアクセサリー・付属品などはすべてお客さまご自身で外してください。下取り受付後は、アクセサリー・付属品などはすべて廃棄します」としています〔au公式〕。外さずに出すと受付側で外され、外されたものは返ってきません |
| バッテリーを交換する | 正規サービスでの交換であれば状態としては改善しますが、費用が上乗せ分に見合うかは機種によります。交換した事実は履歴として残ります |
バッテリーの最大容量は設定から確認できます。数値が低い端末でも買取そのものは可能ですが、状態としては減額の材料になります。「直してから売る」より「そのまま早く売る」ほうが手元に残る額が多くなることは珍しくありません。傷ごとの扱いはiPhone傷あり買取の減額|下取りで傷はどの程度まで許されるかで線引きを整理しました。

付属品の扱いは、買取と下取りで正反対になります。ここを知らずに箱を捨ててしまう人が多いところです。買取では箱・純正ケーブル・説明書が揃っていれば加点の対象になります。一方で下取りは違います。
Appleは「下取り額を全額受け取るには、アクセサリも送付する必要がありますか」という問いに対し、その必要はないと答えたうえで、パッケージや充電器、ケーブル、ケースを送れば責任を持ってリサイクルすると案内しています。さらに下取りをキャンセルした場合も、パッケージやアクセサリは一切返却されないと明記しています〔Apple公式〕。auも下取り受付時にはアクセサリー・付属品をすべて自分で外すよう求め、受付後はすべて廃棄すると書いています〔au公式〕。

最後の2つは、確認しておけば当日に止まらない項目です。ひとつがネットワーク利用制限の判定で、IMEIを入力すれば各キャリアの照会ページで確認できます〔ドコモ/au/ソフトバンク〕。判定が制限中を示していれば、価格帯そのものが変わります。
もうひとつが分割払いの残債です。ドコモは「代金債務(分割支払い金含む)の履行がなされていない、またその恐れが高い携帯電話機」を利用制限の対象として挙げています。売却後も支払い義務は契約者に残り、滞納すれば次の持ち主の手元で通信できなくなる可能性があります。扱いは残債ありiPhoneの買取|売れるが支払い義務は残るで整理しました。
そして時期です。iPhoneの相場は新しい機種が発表・発売されるたびに全体が下に動きます。使わないと決めてから査定に出すまでの期間が長いほど、受け取れる額は目減りしやすくなります。「もう少し様子を見よう」と考えている間に相場が下がるのは、待つことそのものにコストがあるためです。売ると決めた日が、いちばん高い日になりやすいと考えておくと迷いません。

動かせる4つを整えたら、あとは金額を確認するだけです。リンクサス買取では、画面が割れた端末やバッテリーが劣化した端末、電源が入らない端末も査定の対象としています。査定は無料で、店頭買取と宅配買取のどちらにも対応しています。上の価格表示は買取ページから直接読み込んでいるため、記事の更新を待たずに現在の目安が出ます。
買取価格を設計している立場から申し上げると、いちばんもったいないのは磨いてから持ち込まれるケースです。傷を消そうとした跡は、こちらから見るとはっきり分かります。元の傷より評価が下がることもありますので、布で拭くところまでにしてください。それと箱ですね。処分される方が多いのですが、揃っていれば加点として価格に入れています。捨てる前に一度お声がけいただきたい。あとは時期です。新しい機種が出ると、その前の世代がまとめて動きます。使わないと決まっているなら、次の発表を待つ理由はありません。
査定額は、機種・容量・本体の状態・付属品の有無・ネットワーク利用制限の判定で決まります。同じ機種でも相場は毎週のように動きますので、売ると決めた時点で確認するのが得策です。買い替え先を中古で考えている場合は、中古iPhoneの在庫もあわせて見ておくと選択肢が広がります。
iPhoneの査定額を決めるのは7つの要素で、機種・容量・色は購入した時点で確定しています。結果を変えられるのは、本体の状態・付属品・利用制限と残債・売る時期の4つです。高額買取をうたう店を探し歩くより、この4つを整えるほうが手元に残る額に効きます。
手順としては、先にネットワーク利用制限の判定と分割払いの残りを確認し、次に箱と純正ケーブルを集め、最後に糸くずの出ない布で拭く。研磨剤や修理には手を出さない。そのうえで、売ると決めた時点で査定に出す。待っているあいだも相場は動いていますので、迷う時間そのものが目減りにつながります。
売却前にやっておくことの全体像はiPhoneを売る前にやること7つ|初期化と査定額を上げる準備にまとめました。店の選び方はiPhone・スマホ買取ランキングの見方|高額査定の店を選ぶ5軸が参考になります。
▶ 機種別の買取価格:iPhone買取価格一覧
▶ 高く売るコツ:スマホを高く売るためのポイント
査定額を決める7つの要素のうち、自分で動かせる4つに手を入れます。ネットワーク利用制限の判定と分割払いの残債を確認し、箱と純正ケーブルを揃え、糸くずの出ない布で本体を拭き、売ると決めた時点で査定に出す。この4つです。機種・容量・色は購入した時点で確定しているため、あとから変えられません。
掲載額は上限の目安です。実物の状態を見たうえで金額が確定するため、傷やバッテリーの状態によって下がります。上限額が付くのは、傷がなく、付属品が揃い、ネットワーク利用制限の判定に問題がない個体です。自分の端末がどの段階にあるかを先に把握しておくと、提示額との差に驚かずに済みます。
修理費用が査定額の上乗せ分を上回ることがあり、非正規の修理歴が付くと評価が下がる場合もあります。割れたまま出したほうが手元に残る額が多くなるケースは珍しくありません。買取専門店は部品としての評価があるため、画面が割れた端末にも値がつく場合があります。
磨かないでください。Appleはお手入れの案内で、糸くずの出ない柔らかい布を使い、研磨布やタオル、ペーパタオルは使わないこと、スプレー式の液体クリーナー、漂白剤、研磨剤は使わないことを明記しています。研磨すると仕上げが変わり、かえって評価が下がります。拭き取りまでにとどめてください。
買取では加点の対象になります。箱、純正ケーブル、説明書が揃っていれば評価に入ります。ただし下取りでは扱いが逆で、Appleは下取り額を全額受け取るのにアクセサリの送付は必要ないとし、キャンセルした場合もパッケージやアクセサリは返却されないと明記しています。auも下取り受付後は付属品をすべて廃棄するとしています。
Apple Trade Inは刻印入りのApple製品も下取りの対象とし、Appleが行った刻印は下取り額に影響がないとしています。一方で他社による刻印の場合は下取り額に影響が出る場合があるとも書かれています。買取店側の扱いは店舗ごとに異なるため、申込み前に確認してください。
使わないと決めた時点です。iPhoneの相場は新しい機種が発表・発売されるたびに全体が下に動くため、待つほど受け取れる額は目減りしやすくなります。同じ機種でも相場は毎週のように動きますので、売ると決めたその日に金額を確認するのが得策です。
画面が割れた端末やバッテリーが劣化した端末、電源が入らない端末も査定の対象としています。査定は無料で、店頭買取と宅配買取のどちらにも対応しています。買取時には古物営業法にもとづく本人確認が必要ですので、運転免許証やマイナンバーカードなど住所・氏名・生年月日が確認できる書類をご用意ください。箱や純正ケーブルなどの付属品が揃っていると加点の対象になります。
最終更新:(リンクサスモバイル事業部長 浜野哲也 監修)。査定基準・還元条件・判定の運用は各社の告知により変更される場合があります。引用した記載は本記事の公開時点で公式サイトに掲載されていた内容です。

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