
スマホを売る前にすることは、初期化の前に「移す・止める・外す」の3つを済ませることです。初期化で消えるのは端末の中身だけで、電子マネーの残高や認証アプリのコード、スマホに入れたマイナンバーカードの機能は、それぞれの手続き […]

スマホを売るときにやることは、機種によって変わります。どちらもアカウントを外してから初期化する、という順番は同じです。ただしiPhoneはApple Accountからサインアウト、AndroidはGoogleアカウントを端末から削除と、外すものと外し方が違います。とくにAndroidは、アカウントを残したままリセットすると保護機能が残り、次の持ち主が初期設定を通せません。
引き出しに眠ったまま何年も経っている端末は珍しくありません。売りたい気持ちはあっても、何日かかるのか、途中でやめられるのか、売ったあとに何が残るのかが見えないからです。この記事では機種ごとにやることがどう変わるか、売却後も自分の手元に残ってしまうもの、そしてガラケーや古い機種をまとめて出すときの考え方を、Apple・Google・3キャリアの記載にそって整理しました。申込みから入金までの工程はスマホ買取の流れ|申込みから入金までの5工程と必要なものにまとめています。
目次

「スマホを売る」とひと括りにされがちですが、手を動かす内容は端末によって変わります。いちばん大きいのがデータ消去の順番で、iPhoneとAndroidでは前後が入れ替わります。まず自分の端末がどの行にあたるかを確かめてください。
| 端末の種類 | データの消し方 | つまずきやすい点 |
|---|---|---|
| iPhone・iPad | サインアウトしてから「すべてのコンテンツと設定を消去」 | Apple Accountのパスワードを思い出せず、店頭で止まる |
| Android | Googleアカウントを削除してから出荷時の設定にリセット | 順番を逆にすると、次の持ち主が初期設定を通せない |
| ガラケー・古い携帯 | 本体のデータ消去に加えて、外部カードを別に抜く | 値がつかないと決めつけて処分してしまう |
| 動かない・割れた端末 | 手元で操作できないため、消去の方法を申込み時に相談する | 消せないから出せないと思い込んでしまう |
| すべてに共通 | SIMカードとSDカードを抜き、ケースと保護シートを外す | 2枚のカードは本体の初期化では消えない |
どの端末でも、まとまった時間が要るのは消去だけです。Googleは出荷時の設定へのリセットについて「最長で 1 時間ほどかかることがあります」としています〔Android ヘルプ〕。売りに行く当日の朝に始めると、家を出る前に足止めされます。前日までに済ませておけば、あとは持ち込むだけです。

売ると決めてから動き出すまでの間に、思い込みでつまずく箇所はだいたい決まっています。先に外しておくと工程が短くなります。

手を動かす前に見ておく項目が2つあります。確認そのものは10分ほどで終わりますが、結果しだいで売り方も金額も変わるため、いちばん先に置いています。
照会で気をつけたいのが、表示がリアルタイムではないことです。ドコモは「情報の更新は、ご購入された携帯電話機代金のお支払い状況等に応じて、翌々日中に更新し反映しております」とし、auは「ご確認いただけるネットワーク利用制限の状況はご確認前日での登録状況となります」としています。完済したその日に照会しても、表示は変わりません。売る直前に一括精算する予定があるなら、そのぶんの日数を見込んでおいてください。
SIMロックについては、総務省が「2021年10月以降に『発売』されたスマートフォンには原則SIMロックは禁止になりました」と案内しています〔総務省 携帯電話ポータルサイト〕。それ以前に発売された端末は解除状態によって評価が分かれる場合があり、判断材料はSIMロックは解除せずに売れる?確認方法と3キャリアの手続きにまとめています。

ここがこの記事でいちばん実務に効くところです。どちらもアカウントを外してから初期化する、という順番は同じです。違うのは外すアカウントと、外し方です。iPhoneの手順をAndroidにそのまま当てはめると、Googleアカウントを削除しないままリセットしてしまい、次の持ち主が使えない端末ができあがります。
| 端末 | 消去までの進め方 |
|---|---|
| iPhone・iPad | バックアップを取り、iCloud・iTunes・App Storeからサインアウトしてから「すべてのコンテンツと設定を消去」を認証まで完了させます。消去まで終えれば「探す」とアクティベーションロックもあわせて解除されるため、別途オフにする操作は要りません〔Apple公式〕 |
| Android | バックアップと電子マネー残高の移動を済ませ、設定からGoogleアカウントを削除してから出荷時の設定にリセットします。Googleは「デバイスの保護を無効にするには、お使いのデバイスからGoogleアカウントを削除します」としています〔Android ヘルプ〕 |
| 共通 | SIMカードとSDカードを抜き、ケースと保護シートを外します。空のトレイは本体に戻して構いません |
Androidにはもうひとつ条件があります。Googleはリセットの前提として、スマートフォンを70%以上充電し、Wi-Fiまたはモバイルネットワークに接続するよう案内しています。さらにGoogleアカウントのパスワードを再設定したばかりの場合は、再設定後24時間経ってからリセットするという注意も同じページに書かれています〔Android ヘルプ〕。売る前日に慌てて作業すると、ここで一日待つことになります。
iPhoneで止まる原因はほぼひとつで、Apple Accountのパスワードです。消去を途中で止めたまま持ち込むと、店頭でパスワードの入力を求められます。前日にいちどログインして、思い出せるか確かめておくだけで当日の足止めは避けられます。iPhoneの詳しい手順はiPhoneを売る前にやること7つ|初期化と査定額を上げる準備、Androidの確認事項はAndroidスマホ売る前に確認注意点!アンドロイド円滑に買取売却方法が該当します。

端末を渡した時点ですべてが清算されるように思えますが、手元に残り続けるものがあります。逆に、戻ってこないものもあります。売る前に把握しておくと、あとから慌てずに済みます。
SDカードは3つ目の例外です。本体の初期化では消えないため、抜き忘れたまま送ると中身ごと相手先に渡ります。家族の写真が入ったまま、というのは実際に起きています。梱包する前に、トレイをもう一度開けて確かめてください。

スマホを売る人の多くが、実は複数台を抱えています。買い替えのたびに残った旧機種、家族が使わなくなった端末、通話用に持っていた携帯電話。これらは同じ申込みでまとめて出せます。1台ずつ迷って何度も足を運ぶより、工程を1回に束ねるほうが早く終わります。
4つ目に補足があります。電源が入らない端末でも内部の記録は残っています。手元で消せない場合の扱いは事業者ごとに違うため、申込みの時点で確認しておくと安心です。動かない端末や画面が割れた端末も、部品としての評価があるため査定の対象になる場合があります。減額の目安はスマホ画面割れの買取|減額事例一覧と査定額を落とさない準備にまとめました。
何年前の機種まで値がつくかは、機種の人気と部品需要で動きます。年数だけで線を引くのは難しいところで、古いスマホの買取|何年前まで売れる?値がつく理由と処分の選び方に判断材料をまとめています。タブレットも同じ窓口で受けられますので、タブレットを売る注意点|初期化の順番とSDカード・残債の確認とあわせて確認してください。

準備を終えた端末は、リンクサス買取で査定できます。iPhoneとAndroidに加えて、タブレットや折りたたみの携帯電話、画面が割れた端末、電源が入らない端末も査定の対象としています。複数台をまとめて出せるため、引き出しにたまった端末を1回の手続きで片づけられます。査定は無料で、店頭買取と宅配買取のどちらにも対応しています。
その場で止まってしまう理由は、ほとんどが順番です。Androidはアカウントを消してからリセット、iPhoneはサインアウトしてから消去。どちらもアカウントが先なのですが、先にリセットや消去をされてしまうと、こちらでは外せませんのでお客さまご自身でパスワードを入れていただくしかありません。思い出せずに出直される方が、いまだにいらっしゃいます。前日に一度ログインして確かめていただくだけで違います。それとSDカードですね。抜き忘れたまま送られてくる方が本当に多い。あとは、1台ずつ迷ってこられるより、引き出しの中身を全部お持ちいただいたほうが、こちらも一度で判断できます。
査定額は、機種・容量・本体の状態・付属品の有無・ネットワーク利用制限の判定で決まります。同じ機種でも相場は毎週のように動きますので、売ると決めた時点で確認するのが得策です。買い替え先を中古で考えている場合は、中古Androidの在庫もあわせて見ておくと選択肢が広がります。
スマホを売るときにやることは、機種によって変わります。変わるのはデータの消し方で、それ以外の確認事項と持ち物は共通です。まとまった時間が要るのも消去だけになります。
その消去は、iPhoneとAndroidで外すアカウントが違います。iPhoneはサインアウトしてから消去、Androidはアカウントを削除してからリセット。順番はどちらもアカウントが先です。Androidは70%以上の充電とネットワーク接続が要り、最長で1時間ほどかかることがあります。パスワードを再設定した直後なら、24時間おいてから。前日までに終えておけば、当日は十数分で片づきます。
売却後も、分割払いの残債と回線契約は自分の手元に残ります。SDカードとSIMカードは初期化では消えないため、梱包する前に抜いてください。引き出しに複数台あるなら、まとめて出すほうが工程が1回で済みます。相場は新しい機種が出るたびに動きますので、使わないと決めたら早めに査定へ出すのが得策です。
▶ 機種別の買取価格:スマホ買取価格一覧
▶ 高く売るコツ:スマホを高く売るためのポイント
違います。変わるのはデータの消し方です。iPhoneはiCloud・iTunes・App Storeからサインアウトしてから、すべてのコンテンツと設定を消去します。Androidは設定からGoogleアカウントを削除してから、出荷時の設定にリセットします。どちらもアカウントを外してから初期化する順番で、外すアカウントと外し方が違います。ネットワーク利用制限の判定と分割払いの残りを確認すること、SIMカードとSDカードを抜くこと、本人確認書類を用意することは機種を問わず共通です。
外すアカウントが違います。順番はどちらもアカウントを外してから初期化する形です。iPhoneはiCloud・iTunes・App Storeからサインアウトしてから、すべてのコンテンツと設定を消去します。Androidは設定からGoogleアカウントを削除してから、出荷時の設定にリセットします。Googleはデバイスの保護を無効にするにはデバイスからGoogleアカウントを削除すると案内しており、アカウントを残したままリセットすると次の持ち主が初期設定を通せません。
Googleは出荷時の設定にリセットする場合、最長で1時間ほどかかることがあるとしています。あわせてスマートフォンを70%以上充電し、Wi-Fiまたはモバイルネットワークに接続するよう案内しています。またGoogleアカウントのパスワードを再設定したばかりの場合は、再設定後24時間経ってからリセットするよう注意書きがあります。売る前日に慌てて作業すると足止めになります。
消えません。SDカードは本体とは別の記録媒体のため、本体の初期化では対象になりません。SIMカードも同じで、抜かずに送れば契約情報ごと相手先へ渡ることになります。梱包する前にSDカードとSIMカードを抜いて手元に残し、ケースと保護シートも外してください。空のトレイは本体に戻して構いません。
分割払いの残債は契約者に残ります。ドコモは代金債務の履行がなされていない、またその恐れが高い携帯電話機をネットワーク利用制限の対象として挙げており、支払いが止まれば売った端末が次の持ち主の手元で通信できなくなる可能性があります。一度実施された制限は原則として解除されません。また端末を売っても回線契約は自動では終わらないため、使わないのであれば別途手続きが要ります。
機種と状態しだいで値がつきます。生産が終わってから時間が経った機種ほど、修理用の部品として求められる場面が出てくるためです。年数だけで線を引くのは難しい領域ですので、処分する前にまとめて査定に出すほうが取りこぼしがありません。折りたたみの携帯電話やタブレットも同じ窓口で受けられます。
同じ申込みでまとめて出せます。1台ずつ迷って何度も足を運ぶより、工程を1回に束ねるほうが早く終わります。電源が入るものは順番どおりにアカウントの処理と初期化を済ませ、電源が入らない端末は消去の方法を申込み時に相談してください。動かない端末や画面が割れた端末も、部品としての評価があるため査定の対象になる場合があります。
iPhoneとAndroidに加えて、タブレットや折りたたみの携帯電話、画面が割れた端末、電源が入らない端末も査定の対象としています。査定は無料で、店頭買取と宅配買取のどちらにも対応しており、複数台をまとめて出すこともできます。買取時には古物営業法にもとづく本人確認が必要ですので、運転免許証やマイナンバーカードなど住所・氏名・生年月日が確認できる書類をご用意ください。
最終更新:(リンクサスモバイル事業部長 浜野哲也 監修)。手続き・判定の運用は各社の告知により変更される場合があります。引用した記載は本記事の公開時点で公式サイトに掲載されていた内容です。

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