
iPhoneの査定で見られるのは、機種と容量、外装の状態、バッテリーの最大容量、部品と修理の履歴、ネットワーク利用制限、アクティベーションロックの6項目です。金額の幅を作るのは前の4つ。アクティベーションロックは受付その […]

iPhoneのリセールバリューは、買ったあとの扱いより、買う時点の選び方でほぼ決まります。世代、容量、モデルの区分、そして手放すまでの期間。この4つが土台を作り、残りを状態と手続きが上下させます。買ってから頑張れる部分は限られており、売ると決めた時点でできることは、状態を保つことと早く動くことの2つに絞られます。
「2年後にいくらで売れるのか」を先に知りたい、という声はよく聞きます。額そのものは相場で動くため約束できませんが、額を決めている構造は説明できます。ここではAppleが公開している仕様とサポート情報をもとに、リセールバリューの読み方を整理しました。
目次

リセールバリューは「買ったときの値段に対して、いくら戻るか」の割合です。6つの要素のうち、あとから動かせるのは3つだけ。どれが動かせてどれが動かせないのかを先に押さえます。
| 要素 | あとから動かせるか | 効き方 | やること |
|---|---|---|---|
| 世代と発売からの年数 | 動かせない | 発売からの経過年数で価格帯が変わる | 発売年と世代を控え、申込み時に伝える |
| モデルの区分 | 動かせない | 標準・Pro・Pro Maxなどで価格帯そのものが違う | 購入時に、モデルごとの価格帯の違いを見ておく |
| 容量 | 動かせない | 同じ機種でも容量ごとに査定の区分が分かれる | 申込み時に容量を正確に伝える |
| 外装の状態 | 動かせる | 画面の割れ、角の欠け、レンズの傷が減額の対象 | ケースとフィルムで、使っている間に守る |
| バッテリーと修理の履歴 | 動かせる | 最大容量と、純正部品かどうかが記録に残る | 修理は正規の窓口を使い、履歴を残さない選択をしない |
| 手続きの状態 | 動かせる | ロックや利用制限が残ると、減額ではなく受付不可になる | 消去を認証まで完了し、IMEIで判定を照会する |
上の3行は、買った時点で決まってしまうものです。下の3行が、手を動かせば結果が変わる領域になります。とくに6行目は、該当すると金額の問題ではなく受付の可否の問題に変わるため、優先度が高い項目です。

相場の話は、思い込みが入りやすい領域です。どの数字も、測った時点の話だという前提を持っておいてください。よくある4つを外しておきます。
4つに共通するのは、「残価」という言葉が、条件を省いて語られやすいという点です。いつの相場か、どの状態の端末か、何で受け取るのか。この3つを添えて読むと、数字の意味が変わります。

買う時点で決まる3つを、もう少し細かく見ます。査定表そのものが区分を分けているのは、モデルと容量です。色はそれとは性質が違います。
| 選ぶ項目 | リセールバリューへの効き方 |
|---|---|
| モデルの区分 | 標準モデル、Pro、Pro Max、Airなどで価格帯そのものが違う。買取価格一覧も区分ごとに分かれている。上位モデルは元の価格が高いぶん、戻る額も大きくなりやすい |
| 容量 | 同じ機種でも容量ごとに査定の区分が分かれる。申込みのときに容量を伝え間違えると、提示額と実際の査定額がずれる |
| 本体の色 | 査定表では色で区分を分けないことが多い。ただし中古市場での人気には差があり、在庫の動きに影響する。色そのもので額が決まるわけではない |
| 販売元(SIMフリーかキャリア版か) | キャリアで購入した端末は、分割払いの状況がネットワーク利用制限の判定に反映される。SIMロックの有無も確認の対象になる |
色について、「この色は高く売れる」という話は根強くあります。ただし査定表は色で区分を分けていないことが多く、公式に確認できる基準ではありません。買うときに好きな色を選んだほうが、使っている間の満足度は確実に上がります。SIMロックの扱いはSIMロックは解除せずに売れる?確認方法と3キャリアの手続きで整理しています。

あとから動かせる領域のうち、いちばん見落とされるのがここです。バッテリーの状態も、修理の履歴も、端末そのものに記録が残ります。2つを順に見ます。
バッテリーの劣化を理由に交換を考えるなら、査定額がその分だけ上がるとは限らない点を先に見ておいてください。非正規の修理で数字だけ改善しても、履歴のほうは消えません。判断の材料はiPhone下取りのバッテリー劣化|数値基準はなく純正かが分かれ目にまとめています。

使っている間にできることは、地味ですが効きます。特別な手入れは要りません。次の5つを普段から意識するだけで、手放すときの状態が変わります。
5つとも、特別な道具は要りません。効くのは、傷をつけないことと、余計な手を加えないことの2点に尽きます。査定額を上げる考え方はiPhone高額買取の条件|査定額を決める7要素と動かせる4つでも詳しく扱っています。

手放すと決めたあとの手続きは、5つの工程で終わります。当日に用意するのは、iPhone本体、箱や付属品(ある場合)、本人確認書類です。古物営業法第15条は、古物を買い受けるときに相手方の住所・氏名・職業・年齢を確認する義務を定めています〔e-Gov法令検索〕ので、売るのは所有者本人が原則になります。
分割払いが残っている端末でも、売却そのものはできます。ただし支払い義務は元の契約者に残りますので、残債ありiPhoneの買取|売れるが支払い義務は残るで条件を確かめてから進めてください。なお売り時の判断(買い替え時期や新機種発表との関係)については、iPhoneの買い替え時期・売り時診断で詳しく解説しています。

リンクサス買取は、店頭買取と郵送買取に対応しており、査定は無料です。機種と容量ごとの買取価格の目安を、更新日つきで公開しています。リセールバリューを具体的な額で知りたい場合は、一覧で確かめるのがいちばん早道になります。
「リセールバリューの高い機種を教えてください」というご質問には、正直なところ、その場の相場でしかお答えできません。半年前の順位が今も同じとは限らないからです。そのかわり、どこで差がつくのかははっきりしています。私たちが査定で必ず見るのは、モデルと容量、利用制限の判定、そして部品と修理の履歴です。3つ目は意外に思われますが、Appleの仕様上、売ったあとの持ち主にも履歴が見えます。だから非正規の修理をされている端末は、その情報を前提に査定します。修理を否定しているのではなく、費用と査定額の上がり幅を比べてから決めていただきたい、ということです。
機種ごとの価格の目安は下の一覧で確認できます。買い替えを考えているなら、中古のiPhoneはリンクサスモバイルのiPhone一覧から選べます。
iPhoneのリセールバリューを決めている6要素のうち、あとから動かせるのは3つです。世代、モデルの区分、容量は買った時点で確定し、外装の状態、バッテリーと修理の履歴、手続きの状態が残りを上下させます。とくに手続きの状態は、該当すると減額ではなく受付不可になるため、優先度がいちばん高い項目になります。
見落とされやすいのが履歴です。Appleは、部品と修理の履歴に「純正部品」「不明」「未確認」「中古」の4つの表示があり、売却後は新しい持ち主も確認できると明記しています。非正規の修理で数値だけ改善しても、記録は残るということです。そして数字の読み方をもう一度。順位表は測った時点の相場でしかありません。掲載日の書かれていないランキングを眺めるより、更新日の出ている買取価格一覧で今の額を確かめてください。
▶ 機種別の買取価格:iPhone買取価格一覧
▶ 高く売るコツ:スマホ高く売るためのポイント
世代と発売からの年数、モデルの区分、容量、外装の状態、バッテリーと修理の履歴、手続きの状態の6つです。前の3つは買った時点で確定し、あとから動かせません。動かせるのは外装の状態、バッテリーと修理の履歴、手続きの状態の3つです。手続きの状態は、ロックや利用制限が残ると減額ではなく受付不可になるため、優先度がもっとも高くなります。
測った時点の相場を示すものとして読んでください。順位は新機種の発表、供給量の変化、円相場でも動きます。掲載日が書かれていないランキングは、いつのものか分かりません。具体的な額を知りたい場合は、更新日が出ている買取価格の一覧で確かめるほうが確実です。
査定表では色で区分を分けないことが多く、色そのもので額が決まるわけではありません。中古市場での人気には差がありますが、公式に確認できる基準ではありません。買うときは好きな色を選んだほうが、使っている間の満足度は上がります。査定の区分が分かれるのは、モデルと容量です。
交換した部品が純正かどうかが記録に残ります。Appleは「設定」から「一般」、「情報」の順に開くと確認できる部品と修理の履歴に、純正部品・不明・未確認・中古の4つの表示があると案内しています。非純正部品に交換するとその記録が残り、査定でその情報が使われます。修理費と査定額の上がり幅を比べて決めてください。
分かります。Appleは「iPhoneを売却/譲渡した場合は、新しい持ち主もデバイスの修理履歴を確認することができます」と明記しています。修理が終わっていない場合は、部品の横に「修理を完了」と表示されます。履歴は端末に紐づいて残るため、売却で消えることはありません。
Appleは、iPhone 14モデル以前のバッテリーをフル充電サイクル500回、iPhone 15以降を1,000回のあとも本来の蓄電容量の80%を維持する設計だとしています。最大容量は、iPhone 15以降は「設定」から「バッテリー」、「バッテリーの状態」の順に、iPhone 14以前は「バッテリーの状態と充電」で確認できます。
Apple Trade Inで受け取るのは、新しい製品の購入額からの割引かギフトカードです。現金として受け取りたい場合は、買取店に売るという選択になります。キャリアの下取りも、還元の形は割引やポイントであることが一般的です。何で受け取れるのかまで含めて比べてください。
確かめられます。リンクサス買取は機種と容量ごとの買取価格の目安を、更新日つきで公開しています。店頭買取と郵送買取に対応しており、査定は無料です。お申し込みの前に、消去を認証まで完了させ、ネットワーク利用制限の判定を照会しておくと手続きが早く進みます。買取の際は、古物営業法にもとづく本人確認書類が必要です。
最終更新:(リンクサスモバイル事業部長 浜野哲也 監修・2026年9月時点)。中古相場と各社の下取り条件は変動します。最新の額は買取価格一覧でご確認ください。

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