
スマホを売る前にすることは、初期化の前に「移す・止める・外す」の3つを済ませることです。初期化で消えるのは端末の中身だけで、電子マネーの残高や認証アプリのコード、スマホに入れたマイナンバーカードの機能は、それぞれの手続き […]

iPhoneを売るならどこがいいかは、次の機種をどこで買うかと、受け取りを現金にしたいかの2点でほぼ決まります。Appleやキャリアで買い替えるなら下取り、現金で受け取りたい・買い替えの予定がない・割れや不具合があるなら買取専門店が基本の組み合わせです。
とはいえ「下取りと買取、結局どっちが得なのか」で手が止まる人は少なくありません。この記事では、状況別に合う売り先、売り先6種類の受け取り方と引き返せる範囲、売り先を決める前にiPhoneで確認する4点を、Apple・ドコモ・au・ソフトバンクの公式情報をもとに整理しました。店名ごとの比較ではなく、自分の条件から行き先を絞るための材料です。
目次

「どこがいいか」の答えは、人によって変わります。変わる理由ははっきりしていて、下取りは新しい機種の購入とセット、買取は購入と切り離された取引だからです。自分の状況に近い行を探し、候補を1つか2つに絞るところから始めてください。
| いまの状況 | 候補になる売り先 | そう判断する理由 |
|---|---|---|
| 次のiPhoneをAppleで買う | Apple Trade In(オンラインまたはApple Store) | 還元は新しいデバイスの購入代金からの割引か、Apple Gift Card。買い物と手続きが1回で終わる |
| 同じキャリアで機種変更・乗りかえ | そのキャリアの下取りプログラム | 新しい機種の購入が条件。還元はポイントや機種代金からの還元になる |
| 現金で受け取りたい・買い替えの予定がない | 買取専門店(店頭・宅配) | Appleと大手3キャリアの下取りは、どれも現金で受け取る仕組みではない |
| 画面割れ・電源が入らない | 買取専門店 | auとソフトバンクは電源が入らない端末を下取りの受付対象外としている |
| 分割払いが残っている | 買取専門店(利用制限の判定を確認してから) | 売ることはできても支払い義務は残る。ドコモはネットワーク利用制限がかかった端末を受付不可としている |
| 自分で値段を決めたい | フリマアプリ | 価格を決められる代わりに、発送とやり取り、売ったあとの責任を自分で持つ |
| ほかの不用品とまとめて近所で | 家電量販店・リサイクルショップ | 持ち込みは手軽。ただしiPhoneを受け付ける範囲は店ごとに違う |
表を縦に眺めると、上の2行だけが「買い替えとセット」で、残りは購入と関係なく売れる行き先だと分かります。つまり次の機種をまだ決めていないなら、下取りは選択肢に入りません。反対に、Appleやキャリアで買うことが決まっているなら、下取りの見積もりと買取の査定額を並べて比べる段階に進めます。
ただし、表の「候補」は出発点にすぎません。同じ買取専門店でも、扱う範囲や査定の基準は店ごとに異なります。ゲオ・ブックオフ・ハードオフの具体的な条件はiPhoneを売るならどこ?ゲオ・ブックオフ・ハードオフの条件比較で、店の見分け方はiPhone・スマホ買取ランキングの見方|高額査定の店を選ぶ5軸で扱っています。

売り先で迷う原因の多くは、下取りと買取を同じ物差しで見ていることにあります。比べるべきは金額の大小だけでなく、何で受け取るかと、いつ額が確定するかです。行き違いが起きやすい4点を先に外しておきます。
もうひとつ付け加えると、「どこが高いか」を調べるうちに売る時期を逃すのは本末転倒です。中古iPhoneの相場は日々動いており、待てば上がるという保証はありません。候補を2つに絞ったら、同じ日のうちに見積もりと査定額を並べるのが早道です。

売り先を並べるときは、金額の前に3つの軸をそろえます。何で受け取るか、手放すまでにどれくらいかかるか、途中で引き返せるかです。この3つは各社が公式に条件を出しているため、店に行く前に比べられます。
| 売り先 | 受け取るもの | 手放すまでの期間 | 引き返せる範囲 |
|---|---|---|---|
| Apple Trade In | 購入代金からの割引、またはApple Gift Card | オンラインは通常約2〜3週間。新しいデバイスを受け取ってから14日以内に到着が必要 | 状態が申告と違えば下取りを進めるか確認される |
| キャリアの下取り | ポイント、または機種代金からの還元 | au・ソフトバンクの郵送は、キットの受け取り後に期限内の返送が必要 | ソフトバンクは良品でない査定でもキャンセル・返却ができない |
| 買取専門店の店頭 | 現金または振込(店による) | 持ち込んだその場で査定 | 査定額を聞いてから売るかどうかを決める |
| 買取専門店の宅配買取 | 振込 | 発送・査定・承諾・入金の日数がかかる | 査定額に納得できないときの返送と返送料の扱いは店ごとに違う |
| 家電量販店・リサイクルショップ | 現金またはポイント(店による) | 持ち込んだ当日 | 受け付ける機種や状態の範囲が店ごとに違う |
| フリマアプリ | 売上金(手数料と送料を差し引いた額) | 買い手が見つかるまで | 発送後のやり取りと責任が自分に残る |
Apple Trade Inは、apple.comとすべてのApple直営店で利用できます。オンラインで見積もりを取ってから店舗に持ち込むこともできますが、店舗ではスペシャリストがその場で評価するため、オンラインの額と異なる場合があるとAppleは案内しています。流れの違いはApple下取りの流れ|オンラインと店頭の違いと減額される理由で確認できます。
キャリアの下取りも、新しい機種を買うことが前提です。auは郵送の場合「回収キットをお届けしますので、到着後8日以内にご返送ください」としており〔au公式〕、ソフトバンクはキットの受け取りから14日以内に端末が届かないと申し込みをキャンセルとみなす場合があるとしています〔ソフトバンク公式〕。期限を過ぎると還元そのものが受けられなくなる点は、買取にはない制約です。
買取専門店・家電量販店・リサイクルショップは、次の機種をどこで買うかに関係なく利用できます。店頭なら当日に終わり、宅配買取なら家から出ずに済む代わりに発送と入金の日数が加わります。どちらを選んでも、査定額を見てから売るかどうかを決める順番は変わりません。宅配の流れはスマホ買取の流れ|申込みから入金までの5工程と必要なもので解説しています。

早見表の行を選ぶ前に、手元のiPhoneの状態を数分で確かめておくと迷いが減ります。下取りで受付不可になる条件に当たるかどうかが、ここで分かるからです。どれも設定アプリか各社の照会ページで調べられます。
| 確認すること | 見る場所 | 売り先選びへの影響 |
|---|---|---|
| 機種名と容量 | 「設定」>「一般」>「情報」 | 下取りの価格表や買取の価格一覧と照らし合わせる基準になる |
| バッテリーの最大容量 | 「設定」>「バッテリー」>「バッテリーの状態」 | 新品時と比べた容量の目安。状態を伝えるときの材料になる |
| 部品と修理の履歴 | 「設定」>「一般」>「情報」 | 「修理を完了」の表示が残ると、Appleでは修理を完了するまで下取りに出せない |
| 残債とネットワーク利用制限 | 各社の照会ページに製造番号(IMEI)を入力する | ドコモの下取りは利用制限がかかった端末を受付不可としている |
バッテリーの最大容量について、Appleは「新品時と比較したバッテリー容量の基準」と説明しています〔Apple公式〕。iPhone 14モデル以前は理想的な条件下でフル充電サイクル500回、iPhone 15モデルは1,000回を繰り返したあとも本来の容量の80%を維持するよう設計されています。数値の低さそのものは直せないため、確認したら正直に申告するのが結局は早く済みます。画面の表記はiOSのバージョンや機種により変わる場合があります。
見落としやすいのが部品の交換歴です。auは「バッテリーが純正品ではない」「リアカバーが純正では無い」場合に破損品の価格を適用し、ソフトバンクは部品交換などで現状を変更した端末を下取りの申し込み対象外としています。非正規の修理歴がある端末は、下取りより買取のほうが行き先を見つけやすいことになります。利用制限の照会はドコモ/au/ソフトバンクの各ページで行え、判定ごとの意味は赤ロム買取は可能?解除されない前提と3社で違う△の意味で整理しました。残債がある場合の考え方は残債ありiPhoneの買取|売れるが支払い義務は残るが参考になります。

売り先がどこであっても、持ち込む前にできることは共通しています。やることは足し算より「減らさない」ことが中心です。手をかけすぎて逆効果になる項目もあるため、ここに挙げる範囲にとどめてください。
査定額を決める要素そのものはiPhone高額買取の条件|査定額を決める7要素と動かせる4つで詳しく扱っています。準備に時間をかけすぎて売る日が先延ばしになるのは避けたいところです。上の4つなら、1日あれば終わります。

売り先が決まったら、手元でやる作業はどこに出してもほぼ同じ順番です。違いが出るのは最後の「受け取り」の場面で、現金・振込・ポイント・購入代金の割引のどれになるかは、売り先を決めた時点で決まっています。
消去の手順について、Appleは「iPhoneやiPadを消去すると、『[デバイス]を探す』とアクティベーションロックはオフになります」と明記しています〔Apple公式〕。ただし途中で止まった端末や、Apple Accountのパスワードを入力できずに消去が終わっていない端末では、ロックは解除されないままです。すでに手元にない端末のロックは、アクティベーションロックの解除方法にあるicloud.com/findからの削除で対応します。手順の細部はiPhoneを売る前にやること7つ|初期化と査定額を上げる準備にまとめています。
当日の持ち物は、買取なら本人確認書類が必須です。買取店は古物営業法にもとづいて相手方の住所・氏名などを確認する義務を負うため、運転免許証やマイナンバーカードなどを用意します。キャリアの下取りでは、ソフトバンクが送付キットの受け取り時に顔写真つきの本人確認書類を求めています。受け取りの形はApple Trade Inが割引かApple Gift Card、キャリアがポイントや機種代金からの還元、買取専門店が現金か振込です。「現金で受け取りたい」なら、選べる売り先は買取側に限られます。

リンクサス買取は、iPhoneの店頭買取と宅配買取の両方に対応しています。次の機種をどこで買うかに関係なく、査定額を確かめてから売るかどうかを決められます。画面割れや電源が入らない端末、分割払いが残っている端末もご相談ください。査定は無料です。
「どこに売るのがいちばんいいですか」とよく聞かれますが、私はまず「次のiPhoneはどこで買う予定ですか」と聞き返すようにしています。Appleかキャリアで買うと決まっていれば、下取りも十分に比べる価値があります。ただ、下取りの還元は割引やポイントで、現金にはなりません。そこを知らずに比べて、あとで「現金だと思っていた」となる方が少なくないんです。もうひとつは、売り先を探しているうちに時間が経ってしまうこと。相場は待ってくれません。候補を2つに絞ったら、同じ日に見積もりを並べてください。うちの査定額を見てから、下取りに出すと決めていただいても構いません。
査定額は、機種・容量・本体の状態・バッテリーの状態・付属品の有無・ネットワーク利用制限の判定で決まります。価格の目安は機種ごとの一覧で確認できますので、下取りの見積もりと並べる材料として使ってください。
iPhoneを売るならどこがいいかは、次の機種をどこで買うかと、現金で受け取りたいかの2点で絞れます。Appleやキャリアで買い替えるなら下取りが候補に入り、現金で受け取りたい・買い替えの予定がない・割れや部品交換歴があるなら買取専門店が軸になります。フリマアプリは価格を決められる代わりに、売ったあとの責任まで引き受ける選択です。
売り先を決める前には、機種名と容量、バッテリーの最大容量、部品と修理の履歴、ネットワーク利用制限の4点を確かめてください。下取りの見積もりは概算で、額が確定するのは端末を渡したあとです。だからこそ、候補を2つに絞ったら同じ日に見積もりと査定額を並べる。迷っている時間を短くするのが、結果として手元に残る額を守ることにつながります。
▶ 機種別の買取価格:iPhone買取価格一覧
▶ 高く売るコツ:スマホ高く売るためのポイント
次の機種をどこで買うかと、現金で受け取りたいかで決まります。Appleやキャリアで買い替えるなら下取りが候補になり、現金で受け取りたい場合や買い替えの予定がない場合、画面割れや部品交換歴がある場合は買取専門店が向いています。候補を2つに絞り、同じ日に見積もりと査定額を並べて決めるのが確実です。
下取りは新しい機種の購入が前提で、還元は購入代金の割引やポイントになります。買取は購入と関係なく売れ、現金か振込で受け取れます。受け取り方が違うため金額だけでは比べられません。ポイントや割引で困らないなら下取り、現金が必要なら買取という分け方が基本です。
受け取れません。Apple Trade Inの還元は、新しいデバイスの購入代金からの割引か、Apple Gift Cardのどちらかです。また、Appleは下取りの見積もり額は概算で、実際の下取り額が見積もり額を下回る場合があると明記しています。
ドコモの下取りは画面割れ品として査定の対象にしていますが、状態によっては受付不可になります。auとソフトバンクは電源が入らない端末を下取りの対象外としています。割れに加えて不具合がある場合や、現金で受け取りたい場合は、修理せずにそのまま買取専門店で査定を受けるのが判断しやすい方法です。
分割払いが残っていても、買取専門店で売れる場合があります。ただし売っても支払い義務は契約者に残ります。ドコモの下取りはネットワーク利用制限がかかった端末を受付不可としているため、先に各社の照会ページで判定を確かめてから売り先を選んでください。
フリマアプリは価格を自分で決められる一方、手数料と送料を差し引いた額が手元に残り、発送後のやり取りや責任も自分で引き受けます。買取店は査定額を見てその場で売るかどうかを決められ、店頭なら当日に終わります。手間と責任を負えるかどうかで選ぶのが現実的です。
機種名と容量、バッテリーの最大容量、部品と修理の履歴、ネットワーク利用制限の4点です。前の3つは設定アプリの「一般」「情報」や「バッテリー」から確認でき、利用制限は各社の照会ページに製造番号を入力して調べます。「修理を完了」の表示が残っていると、Appleでは修理を完了するまで下取りに出せません。
リンクサス買取では、iPhoneの店頭買取と宅配買取のどちらにも対応しており、査定は無料です。機種ごとの価格の目安はiPhone買取価格一覧で確認できます。画面割れや分割払いが残っている端末もご相談ください。買取の際は古物営業法にもとづく本人確認書類が必要です。
最終更新:(リンクサスモバイル事業部長 浜野哲也 監修・2026年9月時点)。各社の下取り・買取の条件は変更される場合があります。

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