
スマホを売る前にすることは、初期化の前に「移す・止める・外す」の3つを済ませることです。初期化で消えるのは端末の中身だけで、電子マネーの残高や認証アプリのコード、スマホに入れたマイナンバーカードの機能は、それぞれの手続き […]

iPhoneの下取りをどこに出すのがいいかは、次の端末をどこで買うかで、使える下取りの窓口がほぼ1つに決まります。Appleで買うならApple Trade In、ドコモ・au・ソフトバンクなどで買うならその会社の下取りプログラムが基本です。買い替えの予定がなくても、楽天モバイルのスマホ下取りサービスやApple Trade Inのように申し込める窓口はあります。ただし受け取るのは楽天ペイ残高やApple Gift Cardです。現金で受け取りたい場合や、電源が入らないといった条件から外れるiPhoneは、下取りではなく買取に回すほうが話が早く進みます。
とはいえ、同じ会社の下取りでも「機種変更か乗りかえか」「手元のiPhoneをどこで買ったか」で対象から外れることがあります。この記事では、買い先から下取りの窓口を絞る早見表、窓口を1つに決める4つの確認、各社で受付が止まる条件、下取りをやめて買取に切り替える目安を、Appleと各通信会社の公式ページの記載をもとにまとめました。還元額そのものの比べ方は、別の記事に分けています。
目次

通信会社の下取りは、新しい端末を買う手続きとセットで動く仕組みです。そのため「どこの下取りが得か」を考える前に、次の端末を買う会社に、使える下取りの窓口があることを押さえておくと迷いが一気に減ります。楽天モバイルのスマホ下取りサービスとApple Trade Inは、この形から外れます。表の該当行で条件を確かめてください。自分の買い先に近い行を探してください。
| 次の端末を買う先 | 使う下取り | 先に押さえる条件 |
|---|---|---|
| Apple(オンライン・Apple Store) | Apple Trade In | 購入代金からの割引。オンラインでは、新しいデバイスを受け取ってから14日以内に下取りの端末がパートナー会社に届く必要がある |
| ドコモ | ドコモの下取りプログラム | 機種変更は自回線の購入履歴にあるドコモ販売機種が対象。他社で買ったiPhoneは新規契約(MNP含む)と同時の場合に限られる |
| ahamo | ahamoの下取りプログラム | オンラインショップでの郵送方式のみ。機種の購入と同時に申し込み、後日の申し込みはできない |
| au・UQ mobile | それぞれの下取りプログラム | 機種変更は3ヵ月(91日目以上)の利用が条件。後日下取りは機種変更の翌月末まで、郵送は回収キット到着後8日以内に返送 |
| ソフトバンク・ワイモバイル | それぞれの下取りプログラム | 新しい指定機種の購入と、回収・査定の完了が条件。特典のPayPayポイントは出金・譲渡ができない |
| 楽天モバイル | スマホ下取りサービス | 申し込み条件は楽天会員であることと18歳以上であることの2点。受け取りは楽天ペイ残高 |
| 現金で受け取りたい | 下取りではなく買取 | 上の下取りは、どれも現金で受け取る仕組みではない。査定額を見てから売るかを決められる |
表を縦に見ると、窓口ごとに違うのは額よりも「誰が申し込めるか」と「いつまでに出すか」だと分かります。つまり次の端末の買い先が決まっていないうちは、下取り先も決まりません。反対に、買い先が決まっていれば、残る作業はその窓口の条件に手元のiPhoneが当てはまるかを確かめることだけです。
ただし、この表は下取りの窓口に絞った一覧です。フリマアプリや買取店まで含めた売り先全体はiPhone売るならどこがいい?状況別に合う売り先6種類の選び方で、下取りの還元の形と額が確定する時点はiPhone下取り価格の決まり方|4社で違う還元とキャンセル可否で比べています。

下取り先で迷う人の多くは、どの会社の下取りも「古い端末を渡せば値引きになる同じ仕組み」だと考えがちです。実際には、申し込める人・出せる端末・申し込める時期が、窓口ごとに別々に決められています。行き違いが起きやすい4点を先に外しておきます。
もうひとつ付け加えると、下取りの上乗せキャンペーンが目に入ると、窓口を先に決めてしまいがちです。上乗せは購入する機種や受け付けた時点の条件で変わるため、iPhone下取りキャンペーンの条件|上乗せが決まる時点と外れる例で外れる例を確かめてから判断してください。上乗せが付いても、条件から外れた端末は受け付けてもらえません。

早見表で候補が見えたら、次の4つを上から順に確かめます。どれも各社の公式ページと、手元のiPhoneの設定アプリだけで確かめられます。店に行く前、あるいはオンラインで購入ボタンを押す前に済ませておくのが肝心です。
下取りの窓口は、購入先に付いてきます。Appleで買うならApple Trade In、通信会社で買うならその会社の下取りが入口です。見落としやすいのが、通信会社の回線を使いながらiPhone本体をApple Storeで買う組み合わせで、auは「Apple Storeでご契約のお客さまも下取りを受け付けております」と案内しています〔au公式〕。買い先と回線の契約先が別の会社になる場合は、両方の窓口の条件を見比べるのが確実です。
同じ会社でも、契約の種類で対象の端末が変わります。ドコモは機種変更なら自回線の購入履歴に登録されたドコモ販売機種、新規契約(MNP含む)なら他社が販売した機種で、SIMフリーや海外キャリアのiPhoneも一覧に載っていれば対象です。auは機種変更の場合、KDDI/沖縄セルラーに登録された購入機種を対象とし、過去の乗りかえで持ち込んで使っている機種も含めています。条件の細部はドコモ下取りプログラムの条件|対象機種と受付不可になる例とau下取りプログラムの条件|8日の期限と破損品価格の線引きで扱っています。
下取りの還元は、窓口ごとに受け取るものが違います。Apple Trade Inは購入代金の割引かApple Gift Card、ドコモは店頭なら購入代金からの割引でオンラインならdポイント、ahamoはdポイント、ソフトバンクとワイモバイルはPayPayポイントです。ワイモバイルは「2026年8月18日をもって、下取りプログラムの『機種代金値引き』特典の新規お申し込みの受付を終了しました」と告知しています〔ワイモバイル公式〕。受け取り方は時期によって変わることがあるため、申し込む当日に公式ページで確かめてください。
最後に決めるのが、店頭で渡すか郵送で送るかです。ワイモバイルは「郵送後はキャンセルできないため、査定結果をその場で知りたい場合は、店舗で下取りをお選びください」と案内し〔ワイモバイル公式〕、ソフトバンクは良品でないと査定された場合も下取りのキャンセルや返却はできないとしています。一方、Apple Trade Inは発送後のキャンセルはできないものの、最初より低い下取り額が通知されたときは拒否でき、その場合はデバイスが返却されます。経路ごとの違いはiPhone下取りのやり方|店頭・郵送3経路と引き返せる範囲で詳しく比べました。

窓口が決まっても、手元のiPhoneが受付の条件から外れていれば下取りは成立しません。各社の条件は言い回しこそ違いますが、止まる理由は電源・ロック・部品・利用制限の4系統にほぼ集約されます。申し込む前に次の表と照らし合わせてください。
| 確かめること | 各社の公式ページの記載 | 当てはまったときの動き方 |
|---|---|---|
| 電源が入るか | au・UQ mobileは下取りできない例に、ソフトバンクは申し込みができない症状に「電源が入らない」を挙げている | 下取りではなく買取で査定を受ける |
| 初期化とロックの解除 | ドコモとソフトバンクは「初期化されていない」「各種ロックが解除されていない」端末を受け付けない。楽天モバイルは探す機能が有効なままの製品を下取り不可としている | 消去を最後まで終えてから申し込む |
| 改造・部品交換・刻印 | ソフトバンクは「シールの貼付、塗装、刻印、部品交換その他現状を変更する行為」を申し込みできない例に挙げる。auはバッテリーやリアカバーが純正でない場合に破損品の価格を適用。楽天モバイルは刻印がある製品を下取り不可としている | Appleは、Appleが行った刻印なら下取り額に影響はないとしている。部品交換歴がある端末は買取も候補に入れる |
| ネットワーク利用制限 | ドコモは利用制限がかかっている端末を受付不可とし、au・UQ mobileは他社からの乗りかえの場合に制限されている端末を下取りできない例に挙げている | 各社の照会ページで判定を確かめてから申し込む |
| 分割払いの残り | ドコモ・au・UQ mobileは、下取りに出したあとも残高を引き続き支払うと明記している | 下取りに出しても支払いは終わらない前提で決める |
| SIMカード | ソフトバンクは「SIMカードが取り出せない」端末を申し込みできない例に挙げている | SIMカードを抜いてから渡す |
画面割れの扱いも、窓口で分かれるポイントです。ドコモは画面割れを「画面割れ品」として査定の対象にしていますが〔ドコモ公式〕、auは画面割れに破損品の価格を適用したうえで、基板が見えている状態や液晶面全体が蜘蛛の巣状に割れている状態を下取りできない例に含めています。割れの程度によって、同じ端末が片方では受け付けられ、もう片方では断られることになります。
利用制限の判定はドコモ/au/ソフトバンクの照会ページに製造番号(IMEI)を入れて確かめられ、判定ごとの意味は赤ロム買取は可能?解除されない前提と3社で違う△の意味で整理しています。分割払いが残るiPhoneの考え方は残債ありiPhoneの買取|売れるが支払い義務は残る、SIMカードの扱いはiPhoneを売る時のSIMカード|抜いてトレイは戻すのが正解が参考になります。

下取り先を探しても条件に合う窓口が見つからないなら、そこで探すのをやめるのも立派な判断です。下取りに向かない端末ははっきりしていて、無理に窓口を探すより買取に回したほうが早く片づきます。当てはまるものがないか確かめてください。
どちらに出す場合でも、準備は「減らさない」ことが中心です。Appleは「スプレー式の液体クリーナー、漂白剤、研磨剤は使わないでください」と案内しているため〔Apple公式〕、傷を磨いて消そうとせず、柔らかい布で拭く程度にとどめてください。付属品の扱いは逆になりやすく、auは受付後にアクセサリー・付属品をすべて廃棄し、ドコモも同梱されたアクセサリー類を処分すると明記しています。箱や付属品は、下取りなら手元に残し、買取なら同梱を検討するという分け方になります。詳しくはiPhoneの箱は売る?残す?買取は加点、下取りは返却なしとiPhone高額買取の条件|査定額を決める7要素と動かせる4つにまとめました。

窓口が決まれば、手元でやる作業はどこに出してもほぼ同じ順番です。違いが出るのは申し込むタイミングと、端末を渡したあとに引き返せるかどうかで、その2つは申し込んだ時点で決まっています。
Apple Storeに持ち込む場合、Appleは「デバイスを持ち込む前にやっておくことはiCloudにデータをバックアップすることだけです」としています。オンラインや通信会社の郵送で出す場合は、自分で消去まで済ませるのが前提です。手順はAppleのiPhoneやiPadを売却、譲渡、下取りに出す前にやっておくべきことに沿って進め、手元にない端末のロックはアクティベーションロックの解除方法で対応します。売る前の準備全体はiPhoneを売る前にやること7つ|初期化と査定額を上げる準備にまとめました。
必要なものも窓口で違います。auの後日下取りでは、下取りする機種・機種変更申込書(お客様控え)・本人確認書類を、機種変更した店舗へ持参する決まりです。ソフトバンクとワイモバイルは、送付キットの受け取り時に顔写真付きの本人確認書類を求めています。買取に切り替える場合は、買取店が古物営業法にもとづいて相手方を確認するため、運転免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類が必ず要ります。

リンクサス買取は、iPhoneの店頭買取と宅配買取の両方に対応しています。次の端末をどこで買うかに関係なく、査定額を確かめてから売るかどうかを決められます。電源が入らない、画面が割れている、部品の交換歴があるなど、下取りの条件から外れたiPhoneもご相談ください。査定は無料です。
「下取りはどこがいいですか」と聞かれたら、私は「次のiPhoneはどこで、どの契約で買いますか」と聞き返します。そこが決まると、使える下取りはほぼ1つに絞れるからです。困るのは、購入の手続きを終えてから下取りを付けようとして、後日の申し込みができないと知るケースです。もうひとつは、電源が入らない端末や修理歴のある端末を、受け付けてもらえる下取りを探して何社も回ってしまうこと。そういう端末は、最初から買取で状態を見てもらったほうが早く片づきます。下取りの見積もりとうちの査定額を並べて、受け取り方も含めて比べていただいて構いません。
査定額は、機種・容量・本体の状態・バッテリーの状態・付属品の有無・ネットワーク利用制限の判定で決まります。価格の目安は機種ごとの一覧で確認できますので、下取りの見積もりと並べる材料として使ってください。
iPhoneの下取りはどこがいいかは、次の端末をどこで、どの契約で買うかでほぼ決まります。Appleで買うならApple Trade In、ドコモ・ahamo・au・UQ mobile・ソフトバンク・ワイモバイルで買うならその会社の下取り、楽天モバイルは楽天会員で18歳以上なら申し込めるスマホ下取りサービスが窓口です。ただし機種変更か乗りかえかで出せる端末が変わり、ahamoのように購入と同時にしか申し込めない窓口もあります。
窓口が決まったら、電源・初期化とロック・部品や刻印・ネットワーク利用制限の条件に手元のiPhoneが当てはまるかを確かめてください。電源が入らない端末、部品の交換歴がある端末、現金で受け取りたい場合は、下取りを探し続けるより買取に回すほうが早く済みます。下取り先は購入の手続きに入る前に決める。これが、あとから選択肢を失わないためのいちばん確かな順番です。
▶ 機種別の買取価格:iPhone買取価格一覧
▶ 高く売るコツ:スマホ高く売るためのポイント
次の端末をどこで、どの契約で買うかで決まります。Appleで買うならApple Trade In、ドコモ・au・ソフトバンクなどで買うならその会社の下取りプログラムが窓口です。買い替えの予定がない場合でも、楽天モバイルのスマホ下取りサービスやApple Trade Inのように申し込める窓口はあります。ただし受け取るのは楽天ペイ残高やApple Gift Cardです。現金で受け取りたい場合や、電源が入らないなど受付の条件から外れる場合は、下取りではなく買取に回すほうが早く済みます。
新しい端末を買う先で選びます。Apple Trade Inは購入代金の割引かApple Gift Card、通信会社の下取りは購入代金の割引やポイントで還元されます。通信会社は機種変更か乗りかえかで出せる端末が変わるため、契約の種類もあわせて確かめてください。
新規契約(MNP含む)と同時に申し込む場合に限り、下取りの一覧に載っている他社販売のiPhoneが対象になります。機種変更の場合は、自回線の購入履歴に登録されたドコモ販売機種だけが対象です。
窓口によって異なります。ahamoは機種変更日などの後日の申し込みはできません。auとUQ mobileの後日下取りは機種変更の翌月末までで、店頭での申し込みに限られます。Appleのオンラインでは、新しいデバイスを受け取ってから14日以内に下取りの端末がパートナー会社に届く必要があります。
au・UQ mobileは電源が入らない端末を下取りできない例に挙げ、ソフトバンクも申し込みができないとしています。電源が入らないiPhoneは、下取りの窓口を探すより、買取で状態を見てもらうほうが現実的です。
楽天モバイルのスマホ下取りサービスは、楽天会員であることと18歳以上であることが申し込みの条件で、受け取りは楽天ペイ残高です。Apple Trade Inも、下取り額分をApple Gift Cardで受け取る方法を案内しています。どちらも現金で受け取る仕組みではありません。
窓口によって扱いが分かれます。ソフトバンクは良品でないと査定された場合もキャンセルや返却はできず、ワイモバイルも郵送後はキャンセルできないという扱いです。Apple Trade Inは、最初より低い下取り額が通知された場合に拒否でき、その場合はデバイスが返却されます。
リンクサス買取では、iPhoneの店頭買取と宅配買取のどちらにも対応しており、査定は無料です。電源が入らない端末や画面割れ、部品の交換歴がある端末もご相談ください。機種ごとの価格の目安はiPhone買取価格一覧で確認でき、買取の際は古物営業法にもとづく本人確認書類が必要です。
最終更新:(リンクサスモバイル事業部長 浜野哲也 監修・2026年9月時点)。各社の下取りの条件や特典の内容は変更される場合があります。

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