
スマホを売る前にすることは、初期化の前に「移す・止める・外す」の3つを済ませることです。初期化で消えるのは端末の中身だけで、電子マネーの残高や認証アプリのコード、スマホに入れたマイナンバーカードの機能は、それぞれの手続き […]

iPhoneの下取りキャンペーンは、通常の下取り価格にポイントや増額分を上乗せする期間限定の特典です。キャリア各社の公式ページを確かめると、上乗せを受ける条件はいずれもその会社で新しい機種を購入することで、還元は現金ではなく割引・ポイント・残高で届きます。そして額は、端末を送った日ではなく、キャリアと契約方法ごとに決められた時点の内容で決まります。
この記事では、Apple・ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルの下取りキャンペーンの違い、よくある4つの誤解、上乗せの型と額が決まる時点、上乗せが外れる条件、満額で受け取るための準備、期限と買取との比べ方までをまとめました。「今が申し込みどきなのか」を判断するための材料です。
目次

「下取りキャンペーン」とひと口にいっても、中身は事業者ごとにまるで違います。比べるべきは金額より、購入が条件かどうかと、何で受け取るかです。iPhoneの下取りを扱う主な5社について、公式ページの記載を並べました。
| 事業者 | 特典の形 | 購入の条件 | 還元の形 |
|---|---|---|---|
| Apple(Apple Trade In) | 下取り額分を新しいデバイスから割引。期間限定の上乗せ特典は公式ページに記載がない | 割引は新しいデバイスの購入が条件。ギフトカードで受け取る方法もある | 購入代金の割引、またはApple Gift Card |
| ドコモ(下取りプログラム) | 下取り価格を適用開始日つきで掲載し、時期ごとに改定 | 機種の購入と同時に申し込む | 機種代金の割引、またはdポイント |
| au(iPhone下取り増額特典) | 対象iPhoneの下取り価格を増額。UQ mobileにも同名の特典がある | 機種変更・番号移行・他社からの乗りかえで購入 | 機種変更はPontaポイント、乗りかえ・番号移行は機種代金から |
| ソフトバンク(下取りプログラム) | 期間を定めたキャンペーンとして実施し、終了時期は未定 | 指定機種の購入(回線契約なしの機種購入のみも可) | PayPayポイント(法人はソフトバンクポイント) |
| 楽天モバイル(iPhone購入と下取りのポイント還元) | 下取りサービスとは別枠で楽天ポイントを進呈 | 対象iPhoneを購入したあとに下取りを成約させる | 下取り分は楽天ペイ残高、上乗せ分は楽天ポイント |
※2026年9月時点の各社公式ページの記載にもとづきます。特典の内容・対象機種・期間は予告なく変わるため、申し込む前に各社の公式ページで最新の内容を確認してください。
表を横に読むと、キャリアの特典はどれもその会社で新しい機種を買う人に向けたものだと分かります。一方でAppleの公式ページが案内しているのは、下取り額を割引かApple Gift Cardで受け取る仕組みで、キャリアのような増額特典は同ページに載っていません。とはいえ、どの形がお得かは「上乗せ後の額」を見ないと判断できません。価格そのものの決まり方はiPhone下取り価格の決まり方|4社で違う還元とキャンセル可否で詳しく比べています。

キャンペーンの告知は、目を引く最大額が大きく載ります。その額が自分の端末にそのまま当てはまるかは、条件を読むまで分かりません。申し込んだあとで「思っていたのと違う」となりやすい4点を先に外しておきます。
4つに共通するのは、キャンペーンは「値段」ではなく「条件つきの割引」だという点です。条件を満たせる人には確かに得になります。ただ、機種変更の予定がない人や、端末に割れがある人にとっては、告知の額は最初から届かない数字です。自分が条件の内側にいるかを確かめてから、額を比べる順番にしてください。

下取りキャンペーンの上乗せは、仕組みで分けると3つの型に収まります。型が違えば、期間の書き方も、受け取れる時期も変わります。各社の公式ページの記載から整理すると次のとおりです。
もうひとつ押さえておきたいのが、上乗せ後の額がどの時点の内容で決まるかです。端末を送った日や、査定が終わった日ではありません。ただし基準となる時点は、キャリアごとに、また契約の方法によっても違います。ドコモの新規契約とのりかえは注文した日ではなく、ドコモ側の本登録が完了した日です。注文から本登録までの間にキャンペーンが終われば、上乗せは適用されません。
| 事業者 | 適用される時点 |
|---|---|
| au | 下取りを申し込んだ時点の内容。au Online Shopでは注文が完了し、審査後に登録が完了した時点の条件 |
| ソフトバンク | 下取りプログラムに申し込んだ時点。先に送付キットを依頼した場合は、その依頼の時点の特典金額 |
| ドコモ(オンライン受付) | 機種変更は注文完了日時点の価格。新規契約・のりかえはドコモ側の本登録が完了した日の価格 |
| 楽天モバイル | 購入期間内の購入と、期限内の下取り成約の両方がそろった時点で条件達成 |
※2026年9月時点の各社公式ページの記載です。最新の条件は各社の公式ページで確認してください。
つまり、基準の時点が改定の前であれば、端末の発送が改定のあとになっても改定前の内容が適用されます。ただし、それは申告どおりの状態で端末が届いた場合の話です。査定で申告と違う状態と判断されれば、基準の時点が早くても額は下がります。ドコモのオンライン受付で新規契約やのりかえをするなら、注文した日ではなく本登録が完了した日が基準になるため、キャンペーンの終了間際は手続きを早めに進めるのが得策です。

キャンペーンの対象から外れる理由は、端末の状態だけではありません。契約の種類、使っている期間、加入中の購入プログラムでも上乗せは外れます。店頭で申し込んでから気づくと引き返しにくい4つを挙げます。
見落としやすいのが補償サービスです。ドコモは、補償対象の機種を下取りに出した時点で補償サービスの提供が終わると案内しています。新しい機種へ補償の登録を切り替えないまま下取りを進めると、新しい端末が無補償の状態になりかねません。機種変更の手続きと下取りの申込みは、同じ日に同じ窓口で済ませるのが安全です。

条件の内側にいると分かったら、あとは査定で額を落とさないことに尽きます。上乗せは状態が条件なので、受付不可や減額を避ける準備がそのまま特典を守る準備になります。手放す前の作業は、次の順番で進めてください。
4番目は途中で止めないことが肝心です。Appleは、消去を完了すれば「探す」とアクティベーションロックも解除されると案内しています〔Apple公式〕。止まるのは、消去が終わっていない端末や、認証の途中で止まった端末です。手放したあとにロックが残っていると気づいた場合は、アクティベーションロックの解除方法から対応できます。
付属品は、額を上げる材料になりません。Apple Trade Inは、箱や充電器を送る必要はなく、送った付属品はリサイクルされ、キャンセル時も返却されないとしています。楽天モバイルも、付属品の有無は下取り価格に影響しないと明記しています。箱は下取りでは戻らない一方、買取では評価の材料になる場合があります。扱いの違いはiPhoneの箱は売る?残す?買取は加点、下取りは返却なしで確認できます。準備の全体はiPhone下取り前にすること7つ|順番と出せない端末の条件にもまとめました。

上乗せ特典は、手続きの期限を過ぎると受け取れなくなります。期限の起点は「申し込んだ日」とは限らず、端末やキットが届いた日から数える場合もあります。郵送や引取りで下取りする場合の主な期限は次のとおりです。
| 事業者 | 期限の起点 | 守る期限 |
|---|---|---|
| Apple Trade In(オンライン) | 新しいデバイスを受け取った日 | 14日以内に下取りのデバイスがパートナー会社へ到着 |
| au(郵送) | 回収キットの到着 | 8日以内に返送 |
| ソフトバンク | 店頭での申込み/ポイントの付与日 | 14日以内に端末の受け取りが確認できないとキャンセル扱いの場合がある。付与日から180日目までにPayPayアカウントを登録 |
| 楽天モバイル | iPhoneの購入申込み/下取りの申込み | 下取りの申込みは翌々月末日まで、成約は3カ月後の末日まで。引取りは下取り申込み日から14日以内 |
※2026年9月時点の各社公式ページの記載です。期限は変更される場合があるため、申込み時の案内で最新の内容を確認してください。
新しいiPhoneが届いた日から期限が走り出す仕組みでは、データ移行に手間取るほど余裕が減ります。移行と消去の時間を、期限の内側に確保しておくことが満額への近道です。手続きの流れそのものはiPhone下取りのやり方|店頭・郵送3経路と引き返せる範囲で経路ごとに解説しています。
上乗せがあると下取りに気持ちが傾きますが、手放し方はほかにもあります。次の3つに順に答えると、どちらに回すべきかが見えてきます。
当日の持ち物も確かめておきましょう。Appleは下取りに有効な身分証明書の提示を求め、ソフトバンクは回収時に古物営業法にもとづく本人確認を実施するとしています。買取でも同じ法律にもとづいて本人確認が行われるため、どちらを選んでも運転免許証やマイナンバーカードなどの書類は必要です。買取の工程はスマホ買取の流れ|申込みから入金までの5工程と必要なもので確認できます。

リンクサス買取は、新しい機種の購入を条件にせず、iPhoneを現金で買い取る査定を行っています。キャリアや購入元を問わず、画面割れや電源が入らない端末も査定の対象です。査定は無料で、店頭買取と宅配買取のどちらにも対応しています。下取りキャンペーンの上乗せ後の額と並べて、納得できる方を選んでください。
キャンペーンの時期になると「今のうちに下取りに出したほうがいいですか」というご相談が増えます。お答えは、機種変更の予定があるかどうかで変わります。キャリアの上乗せは、その会社で新しい機種を買う方のための特典です。予定がないのに額だけを見て急ぐ必要はありません。もうひとつ気をつけていただきたいのが、画面に割れがある端末です。増額の条件から外れて破損品の扱いになり、告知の額とはまったく別の数字になります。そういう端末こそ、買取の査定額と一度比べてみてください。どちらに決めるにしても、消去を最後まで終わらせてからお持ちいただくのがいちばん確実です。
査定額は、機種・容量・本体の状態・動作・ネットワーク利用制限の判定などで決まります。キャンペーンのように基準の時点で額が固定される仕組みではないため、手放すと決めたら早めに査定を受けるほうが結果につながります。
iPhoneの下取りキャンペーンは、通常の下取り価格にポイントや増額分を上乗せする特典です。キャリア各社の上乗せは、その会社で新しい機種を購入することが条件で、還元は割引・ポイント・残高で届きます。Appleの公式ページが案内しているのは、下取り額を割引かApple Gift Cardで受け取る仕組みです。額は端末を送った日ではなく、キャリアと契約方法ごとに決められた時点の内容で決まり、期間中でも改定されます。ドコモの新規契約とのりかえは、本登録が完了した日が基準です。
上乗せが外れるのは、契約の種類や利用期間が合わない場合、端末に破損や故障がある場合、併用できない購入プログラムに加入している場合です。満額で受け取るには、消去を認証まで完了させ、Appleの14日やauの8日といった期限の内側で端末を届けることが欠かせません。機種を買わない、あるいは端末に割れがあるなら、上乗せのない額と買取の査定額を比べて決めるのが確実です。
▶ 機種別の買取価格:iPhone買取価格一覧
▶ 高く売るコツ:スマホ高く売るためのポイント
通常の下取り価格に、ポイントや増額分を上乗せする期間限定の特典です。auの「iPhone下取り増額特典」のように下取り価格そのものを増額する型、楽天モバイルのように下取りとは別枠でポイントを進呈する型、ソフトバンクのように下取りプログラム自体を期間の定めつきで運用する型があります。キャリアの上乗せは、いずれも新しい機種の購入が条件です。
キャリアの上乗せ特典は、いずれも新しい機種の購入が条件のため、機種を買わない場合は対象外です。機種を買わずに手放すなら、現金で受け取れる買取が選択肢になります。ドコモは下取りとは別に、提携会社が運営する買取プログラムを案内しています。
基準となる時点はキャリアと契約方法で違います。auは下取りを申し込んだ時点の内容を、ソフトバンクは申し込んだ時点の特典金額を適用するとしています。ドコモのオンライン受付は、機種変更なら注文完了日、新規契約やのりかえなら本登録が完了した日の価格で、注文から本登録までの間にキャンペーンが終われば上乗せは適用されません。ただし、端末の状態が申告と違えば査定で額は下がります。
auの増額特典は、破損(画面割れなど)・故障、水濡れなどがなく正常に動作することを条件にしています。UQ mobileもDランクや下取り不可の端末は特典の対象外です。割れがある端末は破損品の価格が適用されるため、上乗せのない下取り額と買取の査定額を比べて判断してください。
Apple Trade Inの公式ページが案内しているのは、下取り額分を新しいデバイスの購入代金から割引するか、Apple Gift Cardで受け取る仕組みです。キャリアのような期間限定の増額特典は、同ページには載っていません。オンラインで下取りする場合は、新しいデバイスを受け取ってから14日以内に下取りのデバイスがパートナー会社へ届く必要があります。
キャリアの還元は、機種代金の割引、Pontaポイントやdポイント、PayPayポイント、楽天ペイ残高などで、現金ではありません。ソフトバンクのPayPayポイントは出金や譲渡ができません。現金で受け取りたい場合は、下取りではなく買取を選ぶことになります。
期限の内側で手続きが終わらないと、上乗せを受けられない場合があります。Apple Trade Inは新しいデバイスの受け取りから14日以内の到着、auの郵送は回収キット到着後8日以内の返送、楽天モバイルのキャンペーンは購入申込みから翌々月末日までの下取り申込みと3カ月後の末日までの成約が条件です。ソフトバンクは店頭申込みから14日以内に端末の受け取りが確認できないとキャンセル扱いになる場合があります。
その会社で新しい機種を買い、端末に破損がなく、ポイントや割引を使い切れるなら、上乗せのある下取りが候補になります。機種を買わない場合や画面割れがある場合は、買取の査定額と比べて決めるのが確実です。リンクサス買取では購入を条件にせず、iPhoneを現金で買い取る査定を無料で行っており、店頭買取と宅配買取のどちらにも対応しています。
最終更新:(リンクサスモバイル事業部長 浜野哲也 監修・2026年9月時点)。各社のキャンペーン内容・期間・条件は予告なく変更される場合があります。

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