
スマホを売る前にすることは、初期化の前に「移す・止める・外す」の3つを済ませることです。初期化で消えるのは端末の中身だけで、電子マネーの残高や認証アプリのコード、スマホに入れたマイナンバーカードの機能は、それぞれの手続き […]

スマホを売るならどこがいいかは、現金で受け取りたいか、次の機種をどこで買うかの2つでほぼ決まります。現金が必要なら買取専門店、同じキャリアやメーカーで機種を替えるならその会社の下取りが候補です。ただし下取りは新しい機種の購入が前提で、受け取りはポイントや代金からの割引になります。
この記事では、スマホの行き先6つの違い、下取りを選ぶ前に確かめたい各社の条件、Androidで売り先を決める前に外せない確認、店頭・宅配・出張の使い分けまでを、ドコモ・au・ソフトバンク・Googleの公式の記載にそって整理しました。どの店が高いかを見比べる前に、自分に合う売り先の種類を絞るための材料です。
目次

スマホの行き先は、お金になる売り先が5つ、お金にならない回収が1つです。店の名前を並べる前に、受け取れるものと利用の条件で種類を分けると、自分に関係のない選択肢がすぐに消えます。
| 行き先 | 受け取れるもの | 利用の条件 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 買取専門店(店頭・宅配) | 現金または振込 | 本人確認。機種の購入は求められない | 現金が要る。割れた端末や複数台もまとめて出したい |
| 家電量販店・リサイクルショップ | 現金、または店のポイント | 本人確認。スマホを受け付けていない店舗もある | ほかの不用品や買い物とあわせて済ませたい |
| フリマアプリ | 売上金(手数料と送料を差し引いた額) | 出品・発送・購入者とのやり取りを自分で行う | 手間と責任を負ってでも自分で価格を決めたい |
| キャリアの下取り | ポイント、または機種代金の割引 | そのキャリアでの機種変更・乗り換えにひもづく申込み(auは機種変更なら翌月末まで後日下取り可) | 同じキャリアで新しい機種を買う |
| メーカーの下取り | 購入代金への払い戻し・割引、ギフトカード | そのメーカーでの製品の購入が基本 | Google PixelやiPhoneをメーカーの直販で買う |
| 自治体・キャリアショップの回収 | なし(無料の引き取り) | 回収の実施場所に持ち込む | 査定で値がつかないと分かった端末を手放す |
この表でいちばん大きな線は、下取りは「売る」というより「次の機種の支払いに充てる」仕組みだという点です。ドコモは他社で発売された機種の下取りを新規契約(MNP含む)と同時の申込みに限り〔ドコモ公式〕、ソフトバンクは新しい指定機種の購入と、下取り機種の回収・査定の完了を特典の条件にしています〔ソフトバンク公式〕。
裏を返せば、機種変更の予定がない人や、次の機種を中古や別の会社で買う人にとって、下取りははじめから選択肢に入りません。その場合の行き先は、買取専門店か量販店・リサイクルショップか、フリマアプリに絞られます。買取店どうしを見比べるときの軸はiPhone・スマホ買取ランキングの見方|高額査定の店を選ぶ5軸にまとめました。

「どこがいいか」を調べ始めると、金額の話ばかりが目に入ります。けれど実際に後悔が出やすいのは、受け取り方や台数の条件を知らずに選んだ場面です。売り先を決める前に、よくある4つの思い違いを外しておきます。
4つに共通するのは、金額より前に「その売り先に出せるか」「何で受け取るか」が決まっていることです。同じ端末でも、この条件を満たさない売り先では比べる土俵にすら上がりません。先に候補を絞ってから金額を見るほうが、遠回りに見えて早く終わります。

ここからは、手元の状況に当てはめて売り先を絞ります。答えにかかる時間は数分です。上から順に答えていくと、残る売り先は多くても2つになります。
2番で迷う人は少なくありません。ポイントでもいいと思っていても、ポイントは使える場所が決まっています。次の機種代や毎月の支払いに充てる予定がはっきりしていれば下取りでも損はありませんが、使い道が浮かばないなら現金で受け取るほうが融通がききます。
1番で下取りが候補に残った場合は、申し込む前に条件を確かめてください。受付の窓口や期限は会社ごとに違い、あとから気づいても取り返しがつかない項目があります。
| 下取りの窓口 | 公式に記載されている主な条件 |
|---|---|
| ドコモ | 他社で発売された機種は新規契約(MNP含む)と同時に申し込む。1度の申込みにつき1台まで。下取り機種の状態によっては受付不可〔ドコモ公式〕 |
| au | 機種変更、UQ mobileからauへの番号移行、他社からの乗りかえの際に下取りする。メモリーカードやストラップなどの付属品は自分で外し、受付後は廃棄。分割支払いの残高は引き続き支払う〔au公式〕 |
| ソフトバンク | ソフトバンクで新しい指定機種を購入し、下取り機種の回収・査定を完了することが特典の条件。ケータイも対象。PayPayポイントは譲渡・出金ができない〔ソフトバンク公式〕 |
| Googleストア | Google Pixelの購入と同時に手続きする。下取りできるのは購入1台につき1台。新しいデバイスの受け取り後30日以内に到着するよう送り、出荷時の設定へのリセットとロックの解除が必要〔Googleストア〕 |
| Apple | 下取り額分をApple Gift Cardで受け取る方法も案内している。ギフトカードはAppleの製品やサービスの購入に使う〔Apple公式〕 |
見落としやすいのが、下取りは申し込んでから還元を受け取るまでに時間がかかる点です。Googleストアは通常、デバイスを送ってから3~4週間ほどかかるとの案内です。機種変更の当日にすべてが終わるわけではないと考えておくと、途中で慌てずに済みます。各キャリアの細かな条件は、ドコモ下取りプログラムの条件|対象機種と受付不可になる例、au下取りプログラムの条件|8日の期限と破損品価格の線引き、ソフトバンク下取りの条件|店頭回収終了とPayPay一本化で個別に解説しました。

売り先をどこに決めても、ここが済んでいないと受付で止まります。とくにAndroidは、iPhoneの感覚で初期化すると次の人が使えない端末になるため注意が必要です。確認しておきたいのは次の3つです。
iPhoneの場合は外すアカウントが違い、手順はiPhoneを売る前にやること7つ|初期化と査定額を上げる準備にまとめています。Androidのリセットまでの具体的な順番はスマホを売る手順|外すアカウントの違いと売却後に残るもので扱っていますので、ここでは「アカウントが先、リセットが後」だけ押さえておけば十分です。Android特有の注意点はAndroidスマホ売る前に確認注意点!アンドロイド円滑に買取売却方法も参考になります。

同じスマホでも、出す先によって提示される額は変わります。理由は単純で、下取りと買取では値段の決め方の出発点が違うからです。下取りの特典額は、各社が機種ごとに定めて告知しています。ソフトバンクは特典金額に適用が始まる日付を添えて案内しており、時期によって見直されることが分かります〔ソフトバンク公式〕。
一方の買取店は、買い取った端末を中古として売る先や、部品としての需要をもとに査定します。Androidはメーカーも機種も多く、査定の対象や価格を掲載している機種の範囲は店ごとに異なります。手元の機種が載っていない店があっても、それだけで値がつかないとは限りません。そのうえで、どの売り先に出すにしても効く準備が4つあります。
査定で見られる項目の全体像はスマホ高く売るためのポイント、Androidで減額になりやすい点はAndroid減額査定に関する注意点にまとめてあります。相場は新しい機種の発売などで動くため、使わないと決めたら早めに動くほうが結果につながります。

買取専門店や量販店を選んだら、次は受け渡しの方法です。金額を見てその場で決めたいか、家から出ずに済ませたいかで向き不向きが分かれます。
| 方法 | 進み方 | 向いているケース | 気をつけたい点 |
|---|---|---|---|
| 店頭買取 | 持ち込んでその場で査定。承諾すれば手続きが終わる | 金額を見てから決めたい。すぐに受け取りたい | 店舗まで足を運ぶ必要がある。混雑時は待ち時間が出る |
| 宅配買取 | 申込み、梱包・発送、査定、金額の承諾、振込の順に進む | 近くに店がない。複数台をまとめて出したい | 発送から入金まで日数がかかる。発送前にSDカードとSIMカードを抜く |
| 出張買取 | 自宅に来てもらい、その場で査定を受ける | パソコンや家電など、ほかの品物とまとめて手放したい | 対応エリアや受け付ける品目は事業者ごとに異なる |
どの方法でも、買取では本人確認が求められます。これは店側の都合ではなく、古物営業法にもとづく手続きです。下取りでも同じで、Googleストアは店頭の下取りで「法律に基づく必要情報(氏名、年齢、ご職業、住所など)」を入力するとし、運転免許証やマイナンバーカードなど政府機関発行の身分証明書を持参するよう案内しています〔Googleストア〕。
当日に持っていくのは、端末本体と本人確認書類の2つが基本です。住所が変わったばかりで書類の記載が古い場合は、補う書類が必要になることがあります。備え方は住民票の取り方|コンビニ・窓口・郵送の手順と買取での使い方にまとめました。申込みから入金までの流れを工程ごとに知りたい場合はスマホ買取の流れ|申込みから入金までの5工程と必要なものが詳しく、ガラケーや古い携帯が一緒に出てきたときはガラケーは売れる?買取で値がつく4つの需要と売り先の選び方もあわせて確認してください。

現金で受け取りたい、次の機種はまだ決めていない、引き出しに何台もある。こうした状況なら、リンクサス買取で査定できます。iPhoneとAndroidに加えて、タブレットや折りたたみの携帯電話、画面が割れた端末、電源が入らない端末も査定の対象です。査定は無料で、店頭買取と宅配買取のどちらにも対応しています。
よくいただくご質問が「どこに売るのがいちばんいいですか」です。お答えは、お客さまが何で受け取りたいかによります、になります。次の機種を同じ会社で買われるなら、下取りも十分に選択肢です。ただ、ポイントでいいと思って出したあとに「やっぱり現金がよかった」とおっしゃる方もいます。もうひとつ多いのが、Androidのアカウントを残したまま初期化してお持ちになるケースです。こうなるとこちらでは外せませんので、ログイン情報を思い出していただくしかありません。売り先を決める前に、アカウントの削除だけは済ませておいてください。台数が多い方は、1台ずつ比べるより、まとめて一度お持ちいただいたほうが早く片づきます。
査定額は、機種・容量・本体の状態・付属品の有無・ネットワーク利用制限の判定の5つで決まる仕組みです。下取りの還元額と比べたい場合も、先に買取の金額を知っておくと判断の材料が揃います。受付の範囲はどんなスマホでも買取の範囲|止まるのは状態でなく手続きで確認できます。
▶ スマホ買取価格一覧 — iPhone・Androidの機種別買取価格
▶ ジャンク品とは?なぜ売れる?iPhone等買取・購入もお得なお宝一覧 — 動かない端末の考え方
スマホを売るならどこがいいかは、現金で受け取りたいか、次の機種をどこで買うかの2つで決まります。現金が必要なら買取専門店、同じキャリアやメーカーで新しい機種を買うならその会社の下取りも候補です。下取りは新しい機種の購入や契約にひもづく手続きで、受け取りはポイントや割引。台数にも上限があります。ただし申込みの時期は各社で違い、auは機種変更なら翌月末まで後日下取りができ、Apple Trade Inは製品の購入を前提とせず単独でも申し込めます。自分で価格を決めたいならフリマアプリもありますが、個人同士の取引として発送後の責任を自分で負います。
どこに出すにしても、AndroidはGoogleアカウントを削除してからリセットし、SDカードとSIMカードを抜いておくことが前提です。割れた端末や電源が入らない端末、バッテリーが膨らんだ端末は下取りの対象外になりやすいため、買取店に相談してください。相場は時間とともに動きますので、使わないと決めたら早めに候補を絞り、見積もりの期限内に決めるのが得策です。
▶ 機種別の買取価格:スマホ買取価格一覧
▶ 高く売るコツ:スマホ高く売るためのポイント
現金で受け取りたいか、次の機種をどこで買うかの2つで決まります。現金が必要なら買取専門店、同じキャリアやメーカーで新しい機種を買うならその会社の下取りが候補です。下取りは新しい機種の購入や契約にひもづく手続きで、受け取りはポイントや購入代金からの割引・払い戻しになります。申込みの時期は各社で異なり、auは機種変更なら翌月末までの後日下取りができます。自分で価格を決めたい場合はフリマアプリもありますが、発送後のやり取りと責任は自分に残る点に注意が必要です。
受け取れるものと利用の条件が違います。買取は端末を売って現金や振込で代金を受け取る取引で、機種の購入は求められません。下取りは新しい機種を買うときに古い機種を引き渡し、ポイントや機種代金の割引として還元を受ける仕組みです。ソフトバンクはPayPayポイントについて譲渡・出金ができないと明記しています。
キャリアとGoogleの下取りは、新しい機種の購入や契約にひもづく形が基本です。ドコモは他社で発売された機種の下取りを新規契約(MNP含む)と同時の申込みに限り、ソフトバンクは新しい指定機種の購入を条件にしています。ただしauは機種変更の場合に限り、翌月末まで店頭で受け付ける後日下取りがあります。Apple Trade Inは製品の購入を前提とせず単独でも申し込め、下取り額をApple Gift Cardで受け取れますが、使い道はAppleの製品やサービスです。現金が必要なら買取を選びます。
買取専門店がまとめて出しやすい売り先です。下取りは台数に上限があり、ドコモは1度の申込みにつき1台まで、Googleストアは Google Pixel の購入1台につき1台のみとしています。引き出しに残った旧機種や家族の端末は、1回の申込みでまとめて査定に出すほうが手間が少なく済みます。
端末からGoogleアカウントを削除してから出荷時の設定にリセットすることです。Googleはデバイスの保護を無効にするにはデバイスからGoogleアカウントを削除すると案内しており、リセット後のセットアップでアカウント情報を入力できないとデバイスをまったく使用できなくなるとしています。リセットは最長で1時間ほどかかることがあり、70%以上の充電とネットワーク接続が必要です。SDカードとSIMカードも抜いておきます。
買取専門店に相談するのが近道です。下取りは状態によって受付の対象外になることがあり、Googleストアは電源がオンまたはオフにならないスマートフォンやバッテリーが膨張したデバイスを対象外としています。買取店では部品としての需要から査定の対象になる場合があります。バッテリーが膨らんだ端末は発送せず、店頭で相談してください。
個人同士の取引になる点です。国民生活センターは、フリマサービスは個人同士の取引でありトラブル解決は当事者間で図ることが求められている点を理解して利用するよう呼びかけています。自分で価格を決められる代わりに、手数料と送料が差し引かれ、発送後の問い合わせや返品の求めにも自分で対応するのが前提です。ネットワーク利用制限や残債がある端末は、売ったあとに相手の手元で使えなくなるおそれもあります。
iPhoneとAndroidに加えて、タブレットや折りたたみの携帯電話、画面が割れた端末、電源が入らない端末も査定の対象です。査定は無料で、店頭買取と宅配買取のどちらにも対応しており、複数台をまとめて出すこともできます。買取時には古物営業法にもとづく本人確認が必要ですので、運転免許証やマイナンバーカードなど住所・氏名・生年月日が確認できる書類をご用意ください。
最終更新:(リンクサスモバイル事業部長 浜野哲也 監修・2026年9月時点)。各社の下取り条件や手続きは変更される場合があります。引用した記載は本記事の公開時点で公式サイトに掲載されていた内容です。

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